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双子用の抱っこ紐の種類

双子用の抱っこ紐の種類は?

お出かけ時に抱っこ紐があると、両手が使えるようになるので、とても便利ですよね。

特に双子の赤ちゃんを連れてのお出かけは大変なので、なおさら抱っこ紐は重宝することでしょう。

 

双子用の抱っこ紐は、普通の1人用の抱っこ紐とは少し作りが異なります。

種類は大きく分けて3つありますので、それぞれどんなタイプか比較をしながら、どの抱っこ紐を用意するか検討してみましょう。

 

抱っこ紐の種類①前に双子を抱くタイプ

まず紹介するのは、双子の赤ちゃんを、前方に2人一緒に抱っこできるタイプの抱っこ紐です。

前側で2人の赤ちゃんの様子や表情を確認できるため、ママも安心して使用できます。

 

【メリット】

泣いたり眠くなったりしても、同時にあやすことができるのが嬉しいですね。

前に2人とも抱っこするタイプなので、ママ1人でも装着しやすいというのもポイントです。

 

【デメリット】

ただし、体の前の方に重心がかかるので、バランスがとりにくく、赤ちゃんが成長してくると使いづらくなるのが気になるかもしれません。

また、前抱っこでの使用は、生後8ヶ月頃までという使用制限があります。

 

その後は使えなくなるというわけではなく、1人用の抱っこ紐やおんぶ紐に切り替えれば、24ヶ月頃まで使用ができます。

ただし、1人用の抱っこやおんぶ紐として使うと、もう1人の赤ちゃんには抱っこ紐を使ってあげることができません。

つまり、1つの抱っこ紐を2つに分解することができないタイプなのです。

もし、パパも一緒のお出かけで1人ずつ抱っこやおんぶをしてあげたい場合は、もう1つ新たに抱っこ紐を用意してあげなければなりません。

 

抱っこ紐の種類②前後に双子を抱くタイプ

双子の赤ちゃんを、前後に抱っことおんぶで使うタイプの抱っこ紐もあります。

前後に重みが分散されバランスが取りやすく、抱っこする人の姿勢に負担がかかりにくい作りのものです。

 

【メリット】

前に2人抱えているとどうしても手を動かしづらいこともありますが、こちらのタイプは両脇が空くので、比較的ママの両手が使いやすいというのがポイントです。

 

また、最大の特徴は、こちらの抱っこ紐は2つに分けて使用できるという点です。

パパも一緒のお出かけの際には、パパとママが1人ずつ赤ちゃんを抱っこやおんぶするタイプに切り替えられます。

使い勝手が良いという点で、おすすめの抱っこ紐です。

 

【デメリット】

ただし、慣れるまでは装着が大変です。

また、後ろにおんぶをしている赤ちゃんの様子が分かりにくく、泣いてしまった時にすぐに対応しにくいという点があります。

 

抱っこ紐の種類③ベビースリング

ベビースリングと呼ばれる布で、双子の赤ちゃんを抱っこする方法もあります。

1人用としてもスリングは使われますが、双子の場合はスリングを2本用意します。

 

【メリット】

成長に合わせて抱き方を抱えていき、月齢が小さいうちは2人も前抱っこ、成長したら抱っことおんぶへと切り替えることも可能です。

体重制限などはないので、長く使うことができます。

 

【デメリット】

双子をスリングで抱っこする際、巻き方はとても難しいです。

1人をスリングで抱っこするとしても、正しい姿勢で抱っこしていないと、窒息などの危険性もあります。

それが2人分となると、もっと大変ですよね。

正しいスリングの使い方をしっかりと把握していない場合は、一般的な抱っこ紐やおんぶ紐を活用するのが最適でしょう。

 

普通の1人用抱っこ紐を2つ活用するママも

双子用の抱っこ紐は種類が少なく、選択肢が限られてしまいます。

そのため、1人用の抱っこ紐やおんぶ紐を2つ活用して、双子を抱っこ、またはおんぶするというママもいます。

1人をおんぶした後に、もう1人を抱っこするという使い方です。

 

パパとのお出かけの時には、1人ずつ抱っこしたり、おんぶしたりと、切り替えやすいのもいいですね。

 

また、双子用の抱っこ紐は首が据わってからでなければ使用できませんが、1人抱っこ用の抱っこ紐には月齢が低いうちから使える商品もあります。
(ただし、前抱っこのみの使用となるため、双子を同時に抱くことはできません。)

 

そのような選択肢もありますので、ママは候補の1つとして検討してみてくださいね。

 

まとめ

双子の赤ちゃんを同時に抱っこでき、ママの両手も使えるのでとても便利な双子用の抱っこ紐。

双子用のベビーカーでのお出かけするのもいいですが、双子用のベビーカーは大きく、重く、さらに幅もあるなど、移動が大変なシーンも多いでしょう。

お出かけ先にも制限が出てきてしまいます。

そんな時に抱っこ紐があれば、両手が空き、アクティブに動けるのがいいですね。

 

また、ベビーカーに乗っていて泣いてしまったという時も、あやしたり、寝かしつけしたりするのにも抱っこ紐が活躍します。

 

今回、抱っこ紐のタイプや、1人用を2つ用意するという使い方をご紹介しましたが、二人を一緒に抱っこするのかなりの重さになりますので、一人を抱っこ、一人をベビーカーにするなどママの使いやすそうなものを比較しながら、双子用の抱っこ紐を選んでみてくださいね。

この記事を書いたライター

斉藤亜依
斉藤亜依

4歳と2歳のやんちゃ娘を育児中の元保育士。現在は旦那の自営業を支えながらも、保育や子育ての経験を活かせる仕事がしたい!と強く思い、上の子の出産を期にライターの仕事をしています。 ワ―ママ×ワンオペ育児でキツイと感じることもありますが、同じように仕事や育児に奮闘するママに寄り添えるような記事をお届けしたいと思っています。

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