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暑い時期の授乳対策

夏場の授乳は暑くなりがち

夏場は赤ちゃんと肌が触れているだけでも暑さを感じてしまいますが、授乳中はさらに暑さを感じてしまいますよね。

気が付いたら、ママも赤ちゃんも汗だくになっていたということもあります。

 

これは、もともと体温が高い赤ちゃんに授乳をしていると、さらに体温が上昇してしまうために暑くなってしまうのです。

母乳育児をしているママは、おっぱいを飲ませることで 血流が良くなり暑さを感じるということもあります。

 

暑さで汗をかくと不快なだけでなく、汗疹の原因になったり、汗で塗れた肌着が原因になって、夏風邪を引いてしまったりすることも。

授乳中の暑さ対策はしっかり行い、快適に過ごせるようにしていきましょう。

 

夏場の授乳中の暑さ対策

授乳の暑さ対策としては、

 

・便利なアイテムを取り入れる

・冷却アイテムを上手に使う

・授乳方法を工夫する

・服装に気を付ける

 

といった方法があります。

すぐに試せることもありますので、詳しく見ていきましょう。

 

【①タオルを使う】

ママと赤ちゃんの肌が触れるところや、赤ちゃんが汗をかきやすいこめかみや背中、母乳を与えているママはおっぱいと授乳ブラの間などは、特に汗をかく部分です。

タオルでこまめに汗を拭くだけでも不快さが大分和らぎます。

吸水性の良いふわふわのタオルや、肌触りの良いガーゼタオルを用意し、拭いてあげましょう。

 

【②汗取りガーゼを使う】

赤ちゃんの背中には、汗取りガーゼを付けてあげましょう。

汗をかいてもしっかり吸水してくれ、肌着が濡れてしまったり、汗疹ができてしまったりするのを予防できます。

就寝中の背中の汗対策にもおすすめです。

ガーゼはこまめに取り換えてあげてくださいね。

 

【③アームカバーを使う】

ママは、授乳用のアームカバーを装着するのもおすすめです。

赤ちゃんとママの肌が直接触れる部分に一枚カバーがあるだけでも、暑さは大分違いますよ。

冷感素材でできていて涼しいものや、タオル地で赤ちゃんの汗をしっかり吸水してくれるものなどがあります。

ポケットがついていて保冷剤を入れられるタイプもあります。

ママが使いやすそうなものを探してみましょう。

 

【④冷感タオルや冷却シートを使う】

水でぬらすと冷たくなるタオルを、ママの首に巻くと暑さ対策になります。

赤ちゃんが暑そうなら、肌に触れさせてあげてもいいですね。

また、体を程よく冷やしてくれる冷却シートを使うのもおすすめです。

赤ちゃんが生後6ヶ月頃から使用できるため、授乳の際に活用してみてください。

※冷却シートは赤ちゃんの誤飲の可能性もあるため、使用する際は目を離さないようにしてください。

 

【⑤授乳の姿勢に気を付けよう】

本来なら授乳中に抱っこで密着できる体制は、赤ちゃんにとっては安心できるものです。

しかし、肌が密着する部分が多い分、夏場は暑さの原因になり、不快に感じてしまうことも。

 

授乳クッションを取り入れることで、肌が密着する部分を少なくすることができるため、暑さ対策に効果的です。

 

【⑥赤ちゃんの服装に気を付けよう】

夏場の赤ちゃんの服装は、通気性の良い素材の服にしましょう。

授乳中暑いようでしたら、家の中であれば肌着一枚だけ着せてあげてもいいいかと思います。

 

【⑦ママの服装に気を付けよう】

夏場に母乳を与える場合は、ママが赤ちゃんの顔を覆ってしまうような服を着ると、かなり熱がこもってしまうので、赤ちゃんが暑くなってしまいます。

ママは授乳服を着るか、前空きのブラウスを着て授乳を行うのが望ましいですね。

夏場の母乳パットも、暑さで汗をかきやすくなります。

汗疹の原因になるだけでなく、雑菌も繁殖してしまうため、こまめに取り換えるようにしましょう。

 

【⑧授乳ケープの使い方に気を付ける】

赤ちゃんのお顔を覆い隠す授乳ケープは、中に熱がこもりやすいものです。

できれば、暑い時期は避けるのが望ましいですね。

お出かけ先などで授乳を行う場合は、なるべく個室の授乳室を探したり、通気性の良い素材の授乳ケープを使ったりするようにしましょう。

 

授乳の暑さ対策をする際の注意点

快適に過ごすための暑さ対策ですが、いくつか気を付けたい注意点があります。

 

【冷やしすぎに注意】

ママや赤ちゃんの体を適度に冷やすことは必要ですが、冷やしすぎにも注意です。

部屋の設定温度は26℃~28℃に設定し、それでも暑い場合は、冷却アイテムをうまく取り入れて授乳を行いましょう。

冷房や扇風機は、直接体に当たらないように気を付けてください。

 

【ママの体調に注意】

授乳には、かなり体力を使います。

また、母乳を与えることで体内の水分がかなり減ってしまいますし、汗からも水分が奪われていきます。

夏場は意識的に水分補給を行わないと、ママが脱水症状になってしまうということも。

他にも、夏バテや膀胱炎など、思わぬ体調不良に見舞われることもあります。

 

母乳も前後には、意識して水分補給を行うようにしましょう。

しっかりと休息を取って、体調管理を行うようにすることも重要です。

 

まとめ

夏場は、暑さが不快な上に、汗を多くかきます。

熱中症や肌トラブルを避けるためにも、対策はしっかりおこなっていきたいですね。

すぐに取り入れられる方法もあるため、工夫しながら暑い時期の授乳を乗り越えていきましょう。

この記事を書いたライター

斉藤亜依
斉藤亜依

4歳と2歳のやんちゃ娘を育児中の元保育士。現在は旦那の自営業を支えながらも、保育や子育ての経験を活かせる仕事がしたい!と強く思い、上の子の出産を期にライターの仕事をしています。 ワ―ママ×ワンオペ育児でキツイと感じることもありますが、同じように仕事や育児に奮闘するママに寄り添えるような記事をお届けしたいと思っています。

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