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授乳期のバストケア方法

授乳期にバストケアは必要?

授乳は赤ちゃんとの大切な時間ですよね。

しかし、授乳をしていると、バストにはさまざまな負担がかかっていることがあります。

例えばクーパー靱帯(じんたい)への負担です。

どうしても授乳中は前かがみの姿勢になりがちで、胸を支えるクーパー靱帯が伸びたり断裂したりするため、胸が垂れる原因となります。

また、乳腺の発達による胸の重みも胸を支えるクーパー靱帯に負担をかけます。

結果として、授乳を終えると、年齢も関係していることもありますが、形や張りは妊娠前のようには戻らないことが多いようです。

 

その他、授乳中に適切にバストケアを行わないと、おっぱいトラブルの原因にもなることがあります。

今回は、そんな授乳期に役立つバストケア方法についてまとめました。

 

授乳期のバストケア方法

授乳期のバストヘアはどのようにするといいのでしょうか。

 

【バストの清潔を保つ】

まず、バストは赤ちゃんの口に直接触れる部分でもあるため、清潔を保つようにしましょう。

授乳後は母乳が残ることがあるので、軽く拭き取るか、ぬるま湯で洗うなどして清潔に保ちましょう。

このとき、過度に石鹸を使用したり、バストをゴシゴシと洗いすぎると、皮膚が乾燥し、かえってトラブルの原因になることがあります。

敏感なバストの皮膚を守るためにも、優しく丁寧なケアを心がけましょう。

 

【保湿をする】

授乳期は肌が乾燥しやすく、乳首が切れたり、かさついたりすることがあります。

赤ちゃんの口に入っても安全な成分でできている、専用の保湿クリームや天然のオイル(例えば、ホホバオイルやシアバター)を使って、適度に保湿を行いましょう。

特に授乳後や入浴後に保湿を行うと、肌が柔らかくなっているため効果が高まります。

 

【正しいサイズの授乳ブラを選ぶ】

授乳期はバストのサイズが変化しやすい時期です。

通常よりも大きくなることが多いため、しっかりとフィットする授乳ブラジャーを選ぶことが大切です。

 

バストの締め付けが気になる方は、ノンワイヤーのものや、伸縮性のあるブラを選ぶといいでしょう。

外出することが多くなってきたら、ワイヤーありの授乳ブラを選ぶのもいいでしょう。

バストの形をきれいに保ってくれながらも、授乳がしやすいものもあります。

 

【授乳の姿勢に気をつける】

授乳中は前かがみになりやすいですが、前かがみの姿勢はバストや肩に無駄な負担がかかり、痛みを引き起こす原因となります。

赤ちゃんが無理なく母乳を吸えるように、かつ、できるだけリラックスした姿勢で授乳するには、授乳クッションを使うといいでしょう。

正しい姿勢を維持することで、赤ちゃんも母乳が飲みやすくなり、乳口炎や白斑などのバストトラブルのリスクも減らせます。

また、腰痛や肩こりなどの問題も予防できます。

 

授乳クッションの基本的な使い方

 

【血行を促進させる】

定期的にバストの血行を促進するケアを行うのもいいでしょう。

授乳中は乳房が張ることや、しこりができたように感じることもあります。

温めたタオルを使ってバストを温めることで、乳腺が刺激され、血行が良くなります。

マッサージをするときには、無理に押さずに優しくマッサージすることが大切です。

 

血行をよくすることは、乳腺炎などのトラブルの予防にもつながります。

 

産後の母乳マッサージのやり方と注意点

 

【気になることがあったら母乳外来を受診しても◎】

授乳中やバストについて気になることがあれば、母乳外来や婦人科などを受診し、助産師や専門医師に相談するといいでしょう。

母乳の量や乳首の痛み、乳腺炎などのトラブルはもちろん、バストケアの方法、垂れないためのブラの選び方まで、自己判断できない悩みに対するアドバイスを得られます。

初めての出産・授乳の場合は、分からないことが多く、不安に感じることも多いでしょう。

そんなときは、無理をせずに母乳外来などを受診するのがおすすめです。

 

授乳期のバストケアを怠るとどうなる?

授乳期のバストケアを怠ると、痛みやトラブルが増え、母乳育児がストレスになってしまう可能性があります。

例えば、乳腺炎になったり、乳首が切れたりなどすると、授乳がつらく感じることがあります。

 

さらに、バストの形状が変わりやすいこの時期にケアを怠ると、バストが将来的にたるんだり、形が崩れたりするリスクが高まります。

もちろんバストの形状の変化は加齢による原因もあるので、授乳だけが原因となるわけではありませんが、授乳による負担も大きいものです。

そのため、授乳期の適切なバストケアが、長期的に見て、バストの美しさと健康に繋がるかもしれません。

 

まとめ

授乳期は、バストに大きな負担がかかる重要な時期です。

しかし、バストを清潔に保つこと、保湿ケアを忘れず行うこと、正しいサイズの授乳ブラを選ぶことなど、適切なケアがトラブルを防いだり、バストの形状を美しく保てたりすることに繋がります。

また、トラブルが起きた際には早めに対処し、必要であれば母乳外来や専門家に相談することが大切です。

しっかりとしたバストケアを通じて、健やかで快適な授乳期を過ごしながら、バストの健康と美しさを守りましょう。

この記事を書いたライター

おかだ うみ
おかだ うみ

2人の男の子を育児中のママライター。うどん県出身、お蕎麦の美味しい北陸在住。趣味はカフェ巡り、キャンプ、音楽鑑賞。子どもたちとの些細なできごとを100%楽しめるような毎日にしたい!と日々模索中。その中で学んださまざまな情報をお届けできたらと思っています。

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