赤ちゃんの授乳に必要な哺乳瓶はいくつ?
出産の準備では、赤ちゃんの哺乳瓶の用意が必要です。
最初から完全ミルクの育児を考えているママでしたら哺乳瓶も少し多めに用意するかもしれませんが、混合ミルクの場合は何本くらい用意が必要なのかなど、なかなかイメージが沸きにくいですよね。
また、完全母乳で育てたいと思っているママは、哺乳瓶を用意しても無駄になるのではないかと考えているかもしれませんね。
授乳の方法によって、哺乳瓶がいくつ必要になってくるかは変わってきます。
ケースに応じた必要本数を確認しておきましょう。
出産準備では哺乳瓶はいくつ必要?
出産準備の段階では、どんな授乳方法をとるとしても哺乳瓶を2~3本は用意しておきたいです。
新生児期の赤ちゃんは、1日に約3時間ごとに8回の授乳を行います。
洗って消毒をするのに時間がかかるので、余裕を持って用意しておくといいでしょう。
完全母乳を目指すママや、母乳で足りない分のミルクを与える用途で哺乳瓶が必要なママでしたら、とりあえず2本用意をしておきましょう。
母乳で育てたいのに哺乳瓶が必要なのか疑問に思うかもしれませんが、後の章で詳しく解説しますね。
ミルク育児を考えているママは哺乳瓶を多く使うことになりますが、とりあえず3本だけ用意をしておきましょう。
哺乳瓶のメーカーはたくさんあるので、実際に使ってみてから他のメーカーを使いたくなるケースもあるためです。
実際に使ってみて、赤ちゃんやママが問題なく使えるようでしたら、買い足してみてください。
サイズは160mlを2本、240mlを1本用意するといいでしょう。
新生児期は、小さいサイズの哺乳瓶の方が使い勝手がいいためです。
大きいサイズは、消毒が間に合わない時の予備として揃えておきましょう。
新生児期に使わなくても、ミルクが必要な子は成長してから使うことになるため、無駄にはならないでしょう。
ミルク育児では哺乳瓶はいくつ必要?
ママの仕事復帰が早いケースなどなんらかの事情があり、最初から完全にミルクで育児をしようと考えている場合の本数です。
お家用では、飲む量に合ったサイズ、最低3本は必要になるかと思います。
お出かけ用と考えて、プラス1本あると余裕ができますね。
祖父母の家で預かってもらう、保育園に預けるなどといった場合には、もう少し哺乳瓶の本数があるといいでしょう。
最初に用意した3本に、必要になった時点で買い足してくのが良いかと思います。
混合育児では哺乳瓶はいくら必要?
ミルクと母乳の混合育児の場合ですが、ミルクの与え方によって必要な本数は変わってきます。
【母乳を与えて足りない分をミルクで補う場合】
授乳の都度哺乳瓶も使うので、3本あると余裕ができて安心です。
母乳の量が安定すると使わなくなるため、一時的に使うものと捉えて2本だけ用意し、哺乳瓶の消毒をこまめにするといった方法でも構わないかと思います。
【普段母乳で必要に応じてミルクを使う場合】
例えば、普段は母乳育児だけど、誰かに預ける時はミルクを飲むケースです。
また、赤ちゃんの寝つきが悪い夜やお出かけする時だけミルクを飲むケースも挙げられます。
こちらは授乳の度に哺乳瓶が必要ではないため、2本あれば間に合うかと思います。
完全母乳でも哺乳瓶が必要な理由
完全母乳で育てたいと考えているママもいるかと思います。
哺乳瓶はいらないように思うかもしれませんが、2本は用意をしておきましょう。
【母乳は必ず出るとは限らない】
ママの体が母乳が出やすい体質かどうかは、実は出産を終えてみないとわかりません。
完全母乳で育児をしたいと思っていても、母乳の出が悪いということもあるのです。
母乳が足りない場合は、ミルクを足しながら様子を見る必要があります。
こればかりは実際の育児が始まらないと分からないため、哺乳瓶をあらかじめ用意しておく人も多いです。
【搾乳に使うかもしれない】
出産を終えると、母乳がしっかり出るというママもいます。
一見心配のないように見えますが、新生児期は赤ちゃんが1回に飲める母乳の量が少なく、搾乳が必要になるケースもあるのです。
また、ママの乳首の形によっては、赤ちゃんが直接母乳を飲みにくいということも。
母乳育児に慣れるまでは、一度搾乳してから哺乳瓶を使って母乳を与えることもあります。
ただし、搾乳の際に搾乳機を使用する場合は、哺乳瓶とのセットが販売されていることもあるため、哺乳瓶を別に購入する必要があるか確認しておきましょう。
【後の水分補給に活躍する】
母乳以外にも水分を摂取させたい場合、哺乳瓶が活躍します。
夏の暑い時期はもちろん、体調不良やお風呂上がりの水分補給にも使えるので、哺乳瓶は用意しておくのがいいでしょう。
【ママの急な体調不良】
母乳育児を行っているママが体調不良になると、薬を飲まなければなりません。
薬の成分によってはママの母乳に影響を与える可能性があるものもあるため、授乳をお休みしなければなりません。
一時的にミルクに切り替える必要がある時、念のために用意しておいた哺乳瓶が役立ちます。
まとめ
哺乳瓶はいくつ必要かは、授乳の仕方によって異なります。
しかし、完全母乳の場合でも哺乳瓶は用意しておきたいものです。
出産準備の段階では2~3本用意をしておきましょう。
必要以上に用意しなくても構いません。
参考にしながら出産準備を進めてみてくださいね。