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哺乳瓶の乳首のサイズアップはいつ?

哺乳瓶の乳首のサイズ上げは必要?

出産準備品の1つである「哺乳瓶」。

実は哺乳瓶の乳首にはサイズがあり、初めに購入した新生児用から成長に合わせて変えていく必要があるんです。

 

では、どのようなタイミングで哺乳瓶の乳首のサイズを変えていけばいいのでしょうか。

今回は、哺乳瓶の乳首のサイズアップの目安についてご紹介します。

 

哺乳瓶の乳首のサイズの種類

まず始めに、哺乳瓶の乳首のサイズにはどのようなものがあるのかをご紹介します。

哺乳瓶の乳首のサイズはメーカーによってさまざまですが、一般的には以下の通りです。

 

SSサイズ:生後0ヶ月~生後1ヶ月

Sサイズ:生後1ヶ月~3ヶ月

Mサイズ:生後3ヶ月~6ヶ月

Lサイズ:生後6ヶ月~9ヶ月

LLサイズ:生後9ヶ月以降

 

上記のように、哺乳瓶の乳首のサイズには目安の月齢があります。

 

哺乳瓶の乳首のサイズは、赤ちゃんのミルクの飲みやすさに大きく関わってきますので、大きすぎても小さすぎてもいけません。

大きすぎると、赤ちゃんがくわえにくかったり、ミルクが一度に出てきてむせてしまうことがあります。

逆に小さすぎると、一度に飲む量が少なくて授乳に時間がかかり、赤ちゃんが疲れてしまうことがあります。

成長に合わせて適切なものを選ぶようにしましょう。

 

哺乳瓶の乳首のサイズアップの時期

哺乳瓶の乳首のサイズアップの時期はいつを目安としたら良いでしょうか。

サイズアップを考えるべきタイミングを3つご紹介します。

 

【目安の月齢の時期になったとき】

前述したように、哺乳瓶の乳首のサイズはいくつか種類がありますので、目安の対象月齢に赤ちゃんが達したときにサイズアップを一度検討してみましょう。

ただし、必ずしも対象月齢になったらサイズアップしなければならないわけではありません。

赤ちゃんのミルクを飲んでいる様子を見ながら考えることが重要です。

 

もし、哺乳瓶の乳首のサイズを大きくしたら、一度少し様子を見ましょう。

サイズアップしてむせたり、ミルクをこぼすようになってしまったら、ミルクが出すぎているのかもしれません。一度、元の乳首のサイズに戻して再度様子を見ましょう。

 

【ミルクを飲むのに時間がかかるようになったとき】

赤ちゃんがミルクを飲む時間の目安は約10~15分程度です。

飲む時間は赤ちゃんによって個人差はありますが、あまりに長く時間がかかるようなら、もしかしたら哺乳瓶の乳首のサイズが合っていないのかもしれません。

 

実は、赤ちゃんは成長するにつれて吸う力が強くなり、1回に飲めるミルクの量も多くなっていくんです。

そのため、哺乳瓶の乳首のサイズが小さいままでは赤ちゃんが飲みたい量を飲むことができず、授乳時間が長くなってしまいます。

 

長時間の授乳は、赤ちゃんにとってストレスとなってしまいます。

授乳の時間が20分以上かかるようなら、哺乳瓶の乳首のサイズを大きくするタイミングかもしれませんよ。

 

【ミルクを嫌がるようになったとき】

赤ちゃんはさまざまな理由で突然ミルクを嫌がるようになります。

その際は、哺乳瓶の乳首のサイズを疑ってみましょう。

 

もしかしたら、赤ちゃんがその哺乳瓶の乳首では、飲みにくいと感じているのかもしれません。

例え目安の月齢に達していなくても、飲みづらそうにしているなと感じたときはサイズアップを検討しましょう。

 

哺乳瓶の乳首のサイズを変える際の注意点

このように哺乳瓶の乳首のサイズは、赤ちゃんにとって非常に重要なことです。

哺乳瓶の乳首のサイズを変える際は、下記のことに注意するようにしましょう。

 

【注意点①赤ちゃんの様子を見て決める】

これまで述べてきたように、哺乳瓶の乳首のサイズを上げる時期はさまざまな目安があります。

対象月齢が書かれているからと言って、安易にサイズを変えてしまうと、赤ちゃんが飲みにくくなってしまうことも。

 

月齢の目安だけでなく、赤ちゃんのミルクの飲み具合や成長を見ながら飲みやすいサイズを使用しましょう。

そのためにも、日ごろから授乳の時間を大切にし、赤ちゃんとしっかり向き合うようにしてくださいね。

 

【注意点②すべての哺乳瓶の乳首のサイズを一度に変えないようにする】

赤ちゃんはとてもデリケート。

突然すべての哺乳瓶の乳首のサイズを上げてしまうと、違和感を感じて赤ちゃんがミルクを嫌がったり吐き出してしまったりすることもあります。

使い慣れていない乳首に慣れるまでは少し時間がかかることもあるので、様子を見ながら1つずつ変えていくようにしましょう。

 

まとめ

出産するまでは、哺乳瓶の乳首にサイズがあるなんて知らなかったというママもいるかもしれませんね。

しかし、赤ちゃんにとって、哺乳瓶の乳首のサイズはとても重要なこと。

今回ご紹介したようなサイズアップの目安を参考に、赤ちゃんのミルクを飲む様子をよく観察しながら、適切なサイズを選ぶようにしましょう。

 

また、哺乳瓶の乳首は使っていくうちに徐々に劣化していくので、2ヶ月を目安に新しいものに交換することも必要です。そのため、2ヶ月に1度は哺乳瓶の乳首の交換や、サイズアップを検討しておくと良いでしょう。

 

この記事を書いたライター

森山 あやね
森山 あやね

2歳の子を持つママライター。フルタイムワーママを経験して、ライターになりました。 趣味は読書、ゲームとインドア派。家族みんなが楽しく過ごせる生活を、日々模索しています。

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