0歳児も楽しめるクリスマスメニュー
赤ちゃんと最初に迎えるクリスマスは、クリスマスらしい飾り付けやプレゼントなども用意し、思い出に残るものにしたいと思っているママもいることかと思います。
もちろん、食事も豪華に用意してあげたいところですが、クリスマスの定番のチキンなどは、0歳の赤ちゃんでは残念ながらまだ食べることができません。
とはいえ、せっかくですから、赤ちゃんにもクリスマスらしいレシピを考えてあげたいですよね。
離乳食を食べている赤ちゃんであれば、ママのアイディア次第でクリスマスらしい食事を用意してあげることが可能です。
そこで今回は、0歳児の赤ちゃんでも食べられるクリスマスメニューをご紹介します。
クリスマスメニュー作りのポイント
まずは、0歳児の赤ちゃんでも食べられるクリスマスメニューを作るポイントからご紹介しましょう。
【彩りの良い食材を使おう】
クリスマスカラーと言えば、赤や緑といった鮮やかな色です。
赤であればトマトやイチゴ、緑であればほうれん草やブロッコリーなどが使いやすいですね。
他にも、にんじんのオレンジやかぼちゃやさつまいもの黄色も使いやすく、よく映える色ですし、ベースにはおかゆや軟飯の白を使ってあげると、より一層彩りのあるクリスマスメニューに仕上がります。
【食べなれた食材を使おう】
クリスマスだからと言って普段食べなれない食材を使ってしまうと、赤ちゃんが嫌がって食べてくれない可能性があります。
せっかく作るのですから、おいしく食べてくれた方がママも嬉しいですよね。
赤ちゃんがこれまでにおいしく食べてくれている食材を使って、彩りよく飾ってあげるように作ると、赤ちゃんもおいしく食べてくれますよ。
0歳児のクリスマスレシピ~離乳食初期~
離乳食を始めたばかりの時期ですから、トロトロ状の離乳食で作ってあげることになります。
トロトロのおかゆをベースにし、すりつぶした野菜でクリスマスらしい模様を描いてあげましょう。
【おかゆで作るクリスマスツリー】
≪材料≫
・10倍がゆ…30g
・ほうれん草ペースト…10g
・にんじんペースト…10g
・かぼちゃペースト…10g
≪作り方≫
①おかゆをお茶碗に入れます。
②ペースト状にしたほうれん草でクリスマスツリーを描きましょう。竹串などを使うとやりやすいです。
③にんじんペーストで、ツリーのてっぺんに星を描きます。
④かぼちゃペーストで、ツリーの周りにオーナメントをイメージした円を描いて出来上がり。
難しいと感じたら、クッキーの型に野菜ペーストを流し込み、一度冷凍してからおかゆに乗せてあげると、形が作りやすいです。
0歳児のクリスマスレシピ~離乳食中期~
舌でつぶせる固さの離乳食を食べている時期。離乳食も形を保ちやすいくらいの固さです。
ほうれん草やかぼちゃなどをベースにし、ツリーや雪だるま、サンタクロースの形を作ってあげるのはいかがでしょうか。
【華やかクリスマスプレート】
≪材料≫
・ほうれん草ペースト…15g
・かぼちゃペースト…15g
・7倍がゆ…15g
・にんじん…薄く切って星形にしたものを2~3枚
≪作り方≫
①プレート皿に、ペースト状にしたほうれん草でクリスマスツリーを描きましょう。
②おかゆで雪だるまを作り、海苔で顔を描いてあげると見た目も可愛く仕上がります。
③かぼちゃペーストで、ツリーの周りにオーナメントをイメージした円を描きます。
③星形のにんじんを柔らかくなるまで煮込み、冷ましてからツリーやプレート皿に飾り付けましょう。
離乳食の進みに合った状態のペーストを用意しますが、扱いにくいようでしたらクリスマスメニュー用に少し柔らかくすると扱いやすいです。
赤ちゃんが食べやすいよう、にんじんは食べる時に細かくしてから与えてください。
0歳児のクリスマスレシピ~離乳食後期~
柔らかい食材をもぐもぐと噛みながら食べる時期です。
形のある食材が使えるので、立体的な離乳食にするなど、ママもアレンジしやすいでしょう。
【サンタと雪だるまのおにぎりプレート】
《材料》
・軟飯…適量
・のり…1枚
・にんじん…薄く切ったものを数枚
・ブロッコリー…適量
・イチゴ…1個
・バナナ…1本
《作り方》
①にんじん、ブロッコリーは柔らかくなるまで茹でておきます。
①軟飯で小さなおにぎりを2つ作り、重ねます。円錐型のおにぎりも作っておきましょう。
②海苔でおにぎりに雪だるまの顔を作り、②の重ねたおにぎりに付けていきます。
③①のにんじんをキッチンばさみで少量切り取って、雪だるまの鼻を作りましょう。
④②で余ったにんじんは、星形に切ってプレート皿に飾りつけます。
⑤ブロッコリーの可食部分をハサミで切り取り、円錐にカットしてクリスマスツリーにしましょう。
⑥イチゴを横に半分に切り、1cmほどの輪切りにしたバナナを挟み、サンタクロースの顔を作ります。
イチゴからはみ出たバナナは、少しカットして形を整えてあげましょう。
この他、グラタンやハンバーグなどの洋食メニューを用意してあげても、クリスマスらしさが出ていいですね。
このとき使うハサミは熱湯消毒したものを使い、食材を手で触れる回数が増えるため、しっかりと手を洗い、創作途中で鼻や目や口を触らないように注意しましょう。
まとめ
食べられるものが限られている0歳児の赤ちゃんですが、ママの工夫次第では華やかでおいしそうな離乳食を用意してあげることができます。
せっかく用意するのですから、赤ちゃんがおいしく食べてくれるように、好きな食材を使って用意してあげることを心がけましょう。
初めてのクリスマスは、赤ちゃんにとってもママや家族にとっても楽しく思い出に残るようなパーティーになるよう、参考にして作ってみてくださいね。