お宮参り中に赤ちゃんがぐずったら?
生後1ヶ月頃に迎える「お宮参り」。
神社などでご祈祷をしてもらい、赤ちゃんの健やかな成長を神様にお願いする意味で行われます。
しかし、生後1ヶ月くらいの赤ちゃんは、まだ生活リズムや授乳リズムが安定しておらず、ご祈祷中にぐずって泣き出してしまうこともありますよね。
厳かな雰囲気で行われている場で、赤ちゃんの泣き声が響き渡ってしまったらどうしよう…と不安になるママもいるでしょう。
実際に出向いてみると分かりますが、お宮参りご祈祷中にぐずってしまう赤ちゃんはたくさんいます。
ですから、必要以上にママが神経質になる必要は全くありません。
とはいえ、あまりにも泣き止まないとママも焦ってしまいますね。
そこで今回は、赤ちゃんがお宮参りのご祈禱中にぐずってしまったときの対処法や注意点、予防策についてたっぷりご紹介します。
お宮参りのご祈禱中にぐずった時の対処法
お宮参りのご祈祷は、神社の本殿=神様に近い場所で行うことがほとんどですから、雰囲気も格式高い感じがしますよね。
ママやパパも慣れない雰囲気に緊張してしまうかもしれません。
そんな様子を察して泣いてしまう赤ちゃんもいますし、ご祈祷開始の太鼓の音にびっくりして泣いてしまう赤ちゃんもいますから、ご祈禱中にぐずってしまうのは決して珍しいことではないのです。
そのため、「泣いちゃった!どうしよう」「うるさくて迷惑になるかな?」など焦らなくても大丈夫。
少し揺らしたり、優しく声をかけたりしながら赤ちゃんをあやしてあげましょう。
ご祈祷自体は10~15分程度で終了しますから、その時間だけなんとか乗り切れば問題ありません。
「大きな声で泣けるほど、元気に育っていますよ~」と神様に報告するくらいの気持ちでいるといいかもしれませんね。
お宮参りのご祈祷中にぐずった時の注意点
万が一、お宮参りのご祈禱中に赤ちゃんがぐずってしまったら、ママは焦ってしまうかもしれませんね。
あやしても全然泣き止んでくれない場合は、中座して外に出たくなるかもしれません。
しかし、ご祈禱中に本殿を離れることは神様に失礼にあたります。
また、周りの方にも迷惑になってしまうため注意しましょう。
たとえ赤ちゃんがぐずってしまっても、元気にお宮参りの参拝に来られたことを喜び、後々「そんなこともあったね」と笑い話にするくらいの気持ちでいてくださいね。
お宮参りで赤ちゃんがぐずらない為の対策
落ち着いてご祈祷を受け、無事にお宮参りの参拝を終えたいママは、事前の準備を万端にして行くのがおすすめです。
ここでは、赤ちゃんがお宮参りでぐずって泣いてしまわない為の予防策をご紹介します。
【対策①おむつ替えを済ませておく】
赤ちゃんが泣いてしまう原因の1つは、おむつ。
おむつが濡れているから不快で泣いてしまうこともありますよね。
ですから、お宮参りのご祈禱中にぐずってしまわない為には、事前におむつ交換を済ませておきましょう。
【対策②授乳を済ませておく】
お腹が空いてお宮参りのご祈禱中に泣きだしてしまわないように、授乳もあらかじめ済ませておくと安心です。
授乳室が完備されている神社もあるようなので、参拝に訪れる際は事前に確認しておくといいかもしれませんね。
【対策③服装に気を付ける】
お宮参りに参拝する際の赤ちゃんの服装は、ベビードレスや着物ですが、季節によっては暑すぎたり寒すぎたりすることもあるでしょう。
赤ちゃんは気温の変化に非常に敏感なので、「暑い」「寒い」という不快さを泣いて訴えようとします。
真夏にお宮参りに行く際は、特に注意が必要です。
暑い場合は、無理に上から祝い着を羽織る必要はありません。
赤ちゃんの様子を見ながら、ママが服装で体温調節をしてあげてくださいね。
【対策④お気に入りのおもちゃを持って行く】
お宮参りのご祈祷中にぐずってしまいそうだなと心配なときは、赤ちゃんのお気に入りのおもちゃを持って行くのも良いでしょう。
ただし、ご祈祷中ですから音の鳴るおもちゃはNG。
小さめのぬいぐるみや、あまり大きな音が鳴らないラトルなどが良いでしょう。
普段からタオルを持つと安心する赤ちゃんは、お気に入りのタオルやハンカチでもいいかもしれませんね。
揺らしたりママがあやしたりしてもなかなか泣き止まないときは、おもちゃを出して気を逸らしてみてください。
【対策⑤お昼寝のタイミングを見計らう】
お宮参りに行くタイミングを、赤ちゃんが寝る時間帯にするのも良いでしょう。
授乳~おむつ替えを終えたら満足して眠ってくれるかもしれませんね。
ご祈禱の受付時間にもよりますが、もし可能ならお昼寝のタイミングを見計らってもいいかもしれませんよ。
まとめ
お宮参りは、赤ちゃんの健やかな成長を願って行うものですから、「ぐずってしまったらどうしよう?」などママがあまり神経質になり過ぎないことが大切です。
せっかくのお祝いごとですから、ママも赤ちゃんも楽しく過ごせるよう、事前に準備を整えて臨みましょう。