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離乳食にたらを使う時のポイント

たらを離乳食で使えるのはいつから?

スーパーなどで手に入りやすいお手頃価格の白身魚、たら。赤ちゃんに与えても良い時期は、離乳食初期からです。

 

たらは離乳食初期から使える食材ですが、ほかの白身魚よりもアレルギーが出やすい魚でもあるため、初めて与える際には注意が必要です。

 

アレルギーが心配な方は、初めての白身魚には、たらを避けて、しらすや鯛など別のものから始めてみても良いかもしれません。

 

それでは、離乳食にたらを取り入れる際のポイントについて、以下で詳しく見ていきましょう。

 

離乳食にたらを使う時のポイント

離乳食にたらを使う時のポイントは3つあります。では、詳しくお話していきます。

 

【ポイント①】アレルギーに注意

まずは、先ほどお伝えした通り、たらはアレルギーに注意が必要です。

たらの筋肉には「パルブアルブミン」というアレルギーの原因となるタンパク質が含まれています。そのため、初めて与える際はスプーン1杯から始め、体調の変化に注意しましょう。

 

また、初めて与える場合にはすぐ病院に受診できるように、平日の午前中に与えてみてください。たらのアレルギー症状は、口にしてすぐに出る場合と、遅れて出てくる場合があります。

 

たらで引き起こされるアレルギー症状は、じんましんやまぶたの腫れ、目や顔が赤くなるなどです。

たらを与えてその時に何もなくても、あとから症状が出ることがあるので、1日は体調を気にしておく必要があります。

 

 

【ポイント②】フリーズドライのたらは離乳食初期からOK

お湯で戻すだけ簡単に準備ができる、フリーズドライになったベビーフードが販売されていますよね。その中には、「離乳食初期から食べられる」と表示された、たらが含まれたものもあります。

 

フリーズドライのたらは、加工する際に水にさらす工程があり、その工程で「パルブアルブミン」が水で洗い流されるとされているからです。

 

しかし、やはり心配だという場合には、初期に与えるのを避けたほうが無難でしょう。

 

 

【ポイント③】しっかり茹でる

たらを離乳食に取り入れる際には、必ずしっかりと茹でましょう。

たらは鮮度が落ちるスピードが早く、通常生のままでは食べられない魚です。調理の際は、たらの内側までしっかりと火を通しましょう。

 

【離乳食期初期】たらがゆ

離乳食初期のたらを使ったレシピは、おかゆに混ぜるだけの簡単レシピです。たらを混ぜるだけで、いつもと違ったおかゆが楽しめます。

 

~作り方~

1. たらをしっかりと茹でて、すりつぶします。すりつぶすときにだしやお湯を入れながら、滑らかになるまでのばします。

2. 10倍がゆ、たら、だし汁を混ぜ合わせて完成。

 

【離乳食中期】たらと野菜の煮込み鍋

こちらは冬にぴったりな、鍋のレシピです。野菜を変えれば食事のレパートリーが増えるため、離乳食のメニューに困った時は、中に入れる具材をアレンジして作ってみてくださいね。

 

温かいお鍋は、心も体もポカポカに温めてくれるはず。

ただし、赤ちゃんに与える時は、ヤケドをしないように、十分に冷ましてからにしましょう。

 

~作り方~

1. にんじんを2mm角に切り、柔らかくなるまで茹でます。白菜は柔らかい葉の部分だけを2mm四方に切りましょう。

2. 鍋にだし汁を入れ、たらを茹でます。しっかりと茹でたら、骨や皮を取りのぞき、身をほぐしましょう。

3. 鍋にほぐしたたら、茹でたにんじん、白菜を入れて、ひと煮立ちさせます。水溶き片栗粉を加え、とろみがついたら完成。

 

【離乳食後期】たらとほうれん草のバターライス

続いては、たらと野菜、ご飯が一緒に食べられるバターライスです。事前にたらやほうれん草を下ごしらえして冷凍しておけば、全て電子レンジで調理ができて、とてもお手軽なご飯ですよ。

 

~作り方~

1. たらを茹でます。中までしっかり火を通したら、身をほぐします。

2. ほうれん草を茹でて、粗みじん切りにします。

3. 5倍がゆにたらとほうれん草、バターを加えて混ぜ、1分電子レンジで加熱して完成。

 

【離乳食完了期】たらの味噌マヨ焼き

離乳食完了期におすすめのたらのおかずです。オーブントースターで焼くだけなので、とても簡単ですよ。

 

~作り方~

1. たらの切り身の水気をキッチンぺーパーなどで拭いて、アルミホイルの上に乗せます。

2. マヨネーズと味噌を混ぜて、タラに塗りましょう。

3. アルミホイルごとたらをオーブントースターに入れて、3~4分焼いて完成。

 

まとめ

今回はたらを離乳食に取り入れる時のポイントについて詳しくご紹介しました。

たらは魚の中でも実はアレルギーが出やすい種類。そのため、始める際には体調の変化に充分に注意する必要があります。

 

たらはアレルギーが気になる魚ですが、取り入れれば離乳食のレパートリーがぐっと増やせますよ。

立派な主菜としても使えますし、ご飯や麺類に混ぜてお手軽な1品にもできます。

 

また、たらは、秋から冬にかけてが旬なので、家族で囲むお鍋の具材としてもぴったりですね。

比較的、お安く手に入るたらを、この機会に離乳食に取り入れてみませんか?

 

この記事を書いたライター

森山 あやね
森山 あやね

2歳の子を持つママライター。フルタイムワーママを経験して、ライターになりました。 趣味は読書、ゲームとインドア派。家族みんなが楽しく過ごせる生活を、日々模索しています。

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