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離乳食で摂取したい栄養

離乳食に必要な栄養とは

人間は食べるものから栄養を摂取し活動します。

赤ちゃんも同じで、離乳食が進むにつれ、これまで授乳から補っていた栄養も、徐々に離乳食の食事から摂取していくことになります。

 

赤ちゃんの健やかな成長のためにも、離乳食は栄養面にも気を付けながら進めていきたいですね。

離乳食の時期に必要な栄養素とは、どんなものがあるのでしょうか。

また、栄養を意識した離乳食を用意するポイントなども一緒に押さえていきましょう。

 

離乳食で栄養を意識していきたい時期

離乳食は、母乳やミルクを飲んでいた赤ちゃんが、食事に慣れていくために食べる食事です。

離乳食の初期~中期にかけては、栄養は授乳から主に補う時期ですので、離乳食の栄養面までは必要以上に気にする必要はありません。

まんべんなく様々な食材に触れることは大切です。

ただし、必要以上に栄養面を意識するよりも、食べやすさや食べることを楽しむことを目的とした離乳食を用意してあげるといいでしょう。

 

離乳食が進み、離乳食後期と呼ばれる時期になると、大人と同じように1日に3回の食事をするようになります。

授乳の回数も減ったり、中にはこの時期に卒乳してしまったりする赤ちゃんもいたりします。

 

これまで授乳から補ってきた栄養は、今度は食事から主に補うようになっていく時期です。

離乳食も後期に入ったら栄養面を意識しつつ、様々な食材をバランス良く食べるようにしていきたいですね。

 

離乳食の時期に必要な栄養とは

栄養と聞くと、専門的な知識が必要に感じるかもしれませんね。

離乳食の時期はあまり難しく考えすぎなくても大丈夫。

大きく分けた3つの栄養素を考慮しつつ、様々な食材に触れ色んな味を楽しめるよう意識して用意してあげましょう。

 

【①炭水化物】

赤ちゃんが元気に活動をしたり、遊んだりするために必要なエネルギー源になる栄養素です。

体を動かすことはもちろん、脳にも元気を送るために必要になるものです。

 

ごはん・パン・麺類・イモ類などに多く含まれます。

メニューの中でも主食になるものと考えましょう。

 

【②ビタミン・ミネラル】

体の調子を整えてくれる栄養素です。

他にも、体に必要な代謝を促し、摂取した栄養分の吸収をサポートしてくれる働きがあります。

 

野菜・果物・海藻などに多く含まれます。

メニューの中でも副食(おかず)になるものと考えましょう。

サラダや汁物、デザート、食事の味付けや彩りのトッピングにすると摂取しやすくなります。

 

【③たんぱく質】

筋肉や骨など、体を作るためには不可欠な栄養素です。

 

動物性たんぱく質は魚や肉から、植物性たんぱく質は大豆や乳製品から摂ることができます。

たんぱく質も、メニューの中では副食(おかず)になるものと考えましょう。

 

離乳食で必要な栄養を意識して取り入れるために

これらの栄養素を意識的に離乳食に取り入れるために、以下のポイントを押さえておきましょう。

 

【1日の中で栄養を摂れるようにしよう】

離乳食は1日3食あります。

例えば、朝にたんぱく質が摂れくても、昼にたんぱく質を摂れば大丈夫。

1食の中だけで考えてしまうと献立を考えることも難しくなるので、1日の中でまんべんなく食べられるように意識してみましょう。

 

【1食は少なくても大丈夫】

栄養分を意識して献立を考えると、品数や量が多くなってしまいがち。

しかし、赤ちゃんの胃はさほど大きくはないため、量も多くは食べられないこともあります。

栄養バランスを意識しすぎて無理して食べさせ過ぎると赤ちゃんが苦しくなる場合もあるため、1食当たりの量・品数は少なくても大丈夫です。

離乳食の時期は無理をせず、赤ちゃんが食べられる範囲で用意するようにしていきましょう。

 

【数日かけて色んな栄養を摂取していこう】

炭水化物、ミネラルやビタミン、たんぱく質については先述しましたが、栄養素はその3つにとどまらず、色んなものがあります。

同じものばかり食べずに、1週間くらいの日数で様々な食材を取り入れるように意識してみましょう。

 

離乳食が進むにつれて、初めての食材、少しずつ固さや大きさを変えたものにも挑戦していきたいですね。

赤ちゃんにも好き嫌いがあるため、用意してみても赤ちゃんが食べてくれないということもあるかもしれません。

しかし、様々な食事に触れることで味覚が育ち、成長と共に食べられるようになることもあります。

 

まとめ

赤ちゃんによって、離乳食を食べる量にも差があります。

色んなものをよく食べてくれる赤ちゃんもいれば、好き嫌いが激しかったり、量があまり食べられなかったりという赤ちゃんもいることでしょう。

食が進まないと、栄養面を心配するママもいるかもしれません。

しかし、まだ授乳がメインの時期は、あまり難しく考えすぎなくても大丈夫です。

 

少しずつ食べてくれるようになってきたら、少し献立の栄養バランスを意識しみましょう。

炭水化物・ミネラルビタミン・たんぱく質の3つを意識しつつ、様々な食材に触れて、味覚を育てながら栄養を摂取していきましょう。

ただし、1食で栄養バランスが整ったものを用意するのは、量としても、ママの準備としても大変なことが多いです。

1日全体で見てバランスを整える、1週間かけていろんなものを食べてもらう、など、大まかに栄養バランスについて見ていきましょう。

この記事を書いたライター

斉藤亜依
斉藤亜依

4歳と2歳のやんちゃ娘を育児中の元保育士。現在は旦那の自営業を支えながらも、保育や子育ての経験を活かせる仕事がしたい!と強く思い、上の子の出産を期にライターの仕事をしています。 ワ―ママ×ワンオペ育児でキツイと感じることもありますが、同じように仕事や育児に奮闘するママに寄り添えるような記事をお届けしたいと思っています。

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