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離乳食の卵白の進め方

離乳食の卵白の食べさせ方が知りたい

赤ちゃんの離乳食を進めていくと、卵を食べる時期がやってきます。

卵は赤ちゃんも食べることができますが、アレルギー反応が出やすい食材です。

特に、卵白の部分は卵黄に比べ、アレルギー反応が出やすい部分。

赤ちゃんの体調も心配ですし、どのように進めて行けば良いのか、悩んでいるというママもいることでしょう。

卵の卵白はいつから、どのように食べ進めていけばいいのでしょうか。

卵白を食べる際の注意点も合わせてに確認していきましょう。

 

離乳食で卵白はいつから食べられる?

離乳食の卵白ですが、離乳食中期の生後7ヶ月~8ヶ月頃になると食べることができます。

しかし、この時期になったからと言って突然食べられるようになるわけではなく、卵を食べ進めるための段階を踏みながら、まずは卵黄から食べ進めていく必要があります。

 

卵黄は、離乳食初期の生後6ヶ月頃から食べ始めることができます。

タンパク質の中でもアレルギー反応が出にくい、豆腐を食べてみて慣れてきたら、耳かき1杯ほどの卵黄を食べてみましょう。

卵黄を食べてみて、アレルギー反応が出ていなければ、離乳食中期に入った頃に卵白も食べ進めていきましょう。

 

 

【卵は避けて生活してもいい?】

アレルギーが心配だからと言って、アレルギーの有無が判明していない赤ちゃんが卵を避けながら生活することは、好ましいとは言えません。

またアレルギーがあるかどうかは、実際に食べすすめてみないとわからない、というのが実情です。卵はとても良いタンパク源であり、栄養素もバランスよく含まれていますので、「なんとなく不安だからあげない」というのはとても勿体無いことです。

 

離乳食が順調に進んでいるようであれば、卵も時期が来たら食べ進めていきましょう。

 

離乳食の卵白の与え方

離乳食の卵黄を食べることに慣れてきたら、卵白を食べ進めていきましょう。

 

卵白は、最初は卵黄部分までしっかり固茹でしたゆで卵を与えていきます。

冷たい水の中に卵を入れて火にかけ、沸騰してから20分茹でたものを使用してください。

しっかり固ゆですることで、赤ちゃんのアレルギー反応が出にくくなるためです。

 

ゆで卵を卵黄と卵白部分に分けて、卵白部分を細かくみじん切りにするか、網でこして与えましょう。

最初はアレルギー反応が出ないか注意しながら、耳かき一杯分の卵白を与えて様子を見ます。

2日ほど経過しても大丈夫そうであれば、徐々に量を増やしていきます。

 

卵白は、お湯で伸ばしたり、とろみをつけてあげたりすると食べやすくなります。

もしくは、離乳食の副菜のトッピングとしてふりかけてあげたり、混ぜて使ってあげたりすると食べやすくなりますよ。

 

なお、離乳食後期の生後9~11ヶ月頃になると、全卵の半量ほどを使った離乳食も食べられるようになります。

お焼きや卵とじなど、離乳食のレシピの幅も広がることでしょう。

 

離乳食の卵白は冷凍保存ができる?

離乳食に使う卵白ですが、残念ながら冷凍保存をすることはできません。

茹でた卵は一度冷凍すると食感が変わってしまい、固くなってしまうためです。

食べやすいよう細かくした卵白も、パサパサとした食感になってしまい、赤ちゃんもおいしく食べることはできないでしょう。

 

茹で卵は時間がかかり、用意をするのも手間になってしまいますが、離乳食初期~中期は、その都度茹でるか大人の食事から上手く取り分けながら用意していけるといいですね。

 

離乳食で卵白を使用する際の注意点

離乳食で卵白を食べ進めていくには、いくつか気を付けたい注意点があります。

 

【かかりつけ医が受付している時間に食べる】

繰り返しになりますが、乳児つまり赤ちゃんの食物アレルギーの中で一番多いのが卵です。

しかし初めて食べる際、赤ちゃんに卵白のアレルギーがあるかどうかは誰にもわかりません。

 

万が一に備え、初めて卵白を食べる時には、平日のかかりつけ医が受付をしている時間帯を選ぶといいですね。

午前中ならより安心かと思います。

 

 

【万が一アレルギー反応が出たら?】

卵白を食べた後に、体に赤い発疹が出る、嘔吐や下痢の症状が現れる、唇や瞼が貼れる、呼吸に異常が現れるなどといったことがあれば、アレルギーの症状が出ている可能性があります。

放置していると悪化していしまう可能性があるため、すぐにかかりつけ医を受診しましょう。

 

 

【少量から与えよう】

卵黄をしっかり食べられるからと言って、卵白ではアレルギーが出ないとは限りません。

初めて食べる時は必ず耳かき1杯ほどの少量から食べ進めていき、体を慣らしていきましょう。

 

 

【離乳食は急激に進めない】

離乳食を食べさせていくにあたり、段階を飛ばして急激に進めていくのは避けましょう。

急に量を増やしたり、全卵を与えたり、半熟状態の卵を与えたりすることで、これまでアレルギー反応がなかった赤ちゃんが、突然アレルギーを引き起こすことがあります。

 

まとめ

離乳食の卵白は、卵黄を食べ進めて慣れてきた離乳食中期の生後7~8ヶ月頃から食べることができます。

最初は必ず少量から始めていき、徐々に量を増やしていきましょう。

赤ちゃんがおいしく卵を食べられるように、工夫しながら卵を与えてあげてくださいね。

この記事を書いたライター

斉藤亜依
斉藤亜依

4歳と2歳のやんちゃ娘を育児中の元保育士。現在は旦那の自営業を支えながらも、保育や子育ての経験を活かせる仕事がしたい!と強く思い、上の子の出産を期にライターの仕事をしています。 ワ―ママ×ワンオペ育児でキツイと感じることもありますが、同じように仕事や育児に奮闘するママに寄り添えるような記事をお届けしたいと思っています。

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