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離乳食の偏食の原因はなに?

離乳食の偏食の原因は?

離乳食中の赤ちゃんが偏食で困っているママもいるのではないでしょうか。

多少の好き嫌いはあっても、野菜はまったく食べてくれないなどのあまりにも偏っていると心配ですよね。

 

偏食だと離乳食作りが大変だったり、栄養は足りているのかなど不安になることもあるでしょう。

偏食にも色々な理由がありますが、原因や対処法を知ると食べてくれるものが増えるかもしれません。

 

今回は、離乳食の偏食の原因や対処法を紹介していきます。

 

離乳食の偏食の原因

離乳食の偏食の原因にはどんなものがあるでしょうか。

考えられる原因と、それに対する対処法について紹介していきます。

 

【大きさや硬さの問題】

離乳食の大きさや硬さが赤ちゃんに合っておらず、食べにくいためというのが考えられます。

離乳食の時期ごとの食材の大きさや硬さを守っていても、赤ちゃんの頃の成長には大きく個人差があるので、月齢だけで判断するのは危険です。

 

≪対処法≫

大きさや形状、硬さを変えてみると食べてくれるかもしれないので、まずいつもより食材を小さめに、柔らかめにしてみましょう。

反対に月齢に合った食材の硬さの目安よりも、少し硬めのものを好む子もいます。

食べる様子をしっかり観察しながら、その子にあった大きさ、硬さに調節してあげましょう。

 

【食べたことがないから怖い】

大人も食べたことのない食材を食べるときは、どんな味かドキドキしますし、食わず嫌いをしているものありますよね。

離乳食中の赤ちゃんにとっては、どんな食材も最初は初めて目にしますし、食べ慣れていない食材ばかり。

 

初めて見る食材は、どんな味や食感なのかわからないので怖くて食べないのかもしれません。

 

≪対処法≫

他の食材と合わせてこまめに出し続けると食べてくれることもあります。

少しずつ量を増やして混ぜてみるのもいいかもしれませんね。

また、大人が食べている様子を見せると安心して食べてくれるかもしれませんよ。

 

【不快な経験がある】

以前その食材を食べさせた際に、気持ち悪くなって吐いた、食後にお腹が痛くなったなどの不快な経験をすると食べなくなることもあります。

食材が熱くてやけどした、冷たくてビックリしたなどの経験も偏食に繋がるかもしれません。

また、豆やトマトなど、食べた時に皮が口の中に残って不快だったなども食べなくなる原因の1つと考えられます。

 

≪対処法≫

見た目では分からないように他の食材に一口分だけ混ぜ込んでみて、与えてみるのもいいでしょう。

熱さ冷たさに関しては、食べさせる前にパパやママが適温なのか確認するのがおすすめです。

トマトや豆などの口に残る可能性があるものは、先に取り除いておいたりペースト状にしてあげるといいですね。

 

【生活習慣が不規則】

朝起きる時間や朝ごはん、お昼ご飯、おやつ、夕食、寝る時間などが不規則なことが原因かもしれません。

 

大人でも、朝ごはんが遅くてお昼ご飯までにお腹が空かないことや、おやつを食べ過ぎてご飯が食べられないことってありますよね。

子どもも同じで、あまりお腹が空いていないから、好きな物だけ食べているのかもしれません。

 

≪対処法≫

間食が多いことも原因の1つかもしれないので、おやつの時間は決める、量を調節するなどの工夫が必要です。

また、できるだけ生活のリズムも整えてみると、変化があるかもしれません。

 

【無理に食べさせたことがある】

偏食が心配だからと、過去についつい怖い顔をして食べさせたり、無理矢理食べさせてしまったことはありませんか。

もしかしたら、それが嫌な思い出として残っているのかもしれません。

心配から食べてくれないと悲しくなったりイライラしてしまうのは仕方のない感情ですが、無理に食べさせるのは、偏食対策としては逆効果だと覚えておきましょう。

 

≪対処法≫

まずはママの気持ちが落ち着いてから、離乳食の時間をスタートさせましょう。

そして、嫌な思い出を楽しい思い出に変えると、食べてくれるようになるかもしれません。

庭や外などいつもと違う場所で食べる、家の中にレジャーシートを敷いてお家でピクニックなどは、ママの気持ちも切り替えられることもあるのでおすすめです。

 

離乳食の偏食を減らすための工夫

その他、偏食が気になるのであれば次のような工夫もおすすめですよ。

 

【調理を工夫してみる】

食べない食べ物も、細かく刻んでオムレツやハンバーグなどに入れてみると、気付かない間に完食してくれることもあります。

また、食べない野菜を型抜きして見た目を変えてみるや蒸しパンやパウンドケーキに苦手な野菜のペーストを入れてみるなどもおすすめです。

 

苦手なものを与える際は、いつもより少し濃い味付けにしてみるのもいいかもしれませんね。

 

【たくさん褒める】

嫌いなものを食べたら大袈裟に褒めてあげるのも大切です。

一口でも食べられたら褒めるようにすると頑張って食べてくれるかもしれませんよ。

 

まとめ

偏食だと、栄養が足りているのか、これからも食べてくれないのかなど不安になりますよね。

 

しかし、基本的には離乳食期中の偏食は気にしすぎないことも大切です。

偏食の時は、心配なこともたくさんありますが嫌いなものを大袈裟に褒めてみたり、継続して続けると改善する可能性もあります。

それでもどうしても偏食が気になる方は、かかりつけの医師などに相談してみるのもいいでしょう。

今回紹介した偏食の対処法を試しながら、離乳食を進めてみてくださいね。

この記事を書いたライター

村上あやみ
村上あやみ

5歳、3歳、0歳の三兄弟を育児中のママライター。関西在住で元気いっぱいの息子たちと、笑顔の絶えない家庭を目指し子育て奮闘中!!!幼児・0歳児の子育て経験を活かし、新米ママやプレママさんが安心して育児ができるような記事をお届けします。

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