赤ちゃんとベビーヨガを始めたい
ベビーヨガは、赤ちゃんと一緒に行うことができる親子ヨガのことです。
親子のスキンシップを取ることが主な目的として行われます。
赤ちゃんとママのスキンシップには、赤ちゃんの成長にプラスの効果が多く得られるといわれています。
そのため、赤ちゃんとの生活に慣れてきたら、ベビーヨガを始めてみたいと考えているママもいることでしょう。
今回は、ベビーヨガはいつから始められるのか、またいつまで行っていいのか、ベビーヨガによって得られるメリットや注意点なども含めて紹介していきたいと思います。
これからベビーヨガを始めたいとお考えのママは、参考にしてみてくださいね。
ベビーヨガはいつからできるの?
ベビーヨガは、スクールによって対象月齢が異なります。
なかには、1ヶ月健診で問題なかった母子を対象とした「1ヶ月からOK」というスクールもあるようです。
しかし、まだ生後1ヶ月というと、首もすわっておらず、予防接種が1度も済んでいないため、スクールのような公共の場に連れ出すことはあまりおすすめできません。
ママも出産を終えたばかりで、体もまだ万全とはいえないでしょう。
従って、ベビーヨガを始める場合は、赤ちゃんの首がすわり、予防接種も2~3回済んでいる生後4ヶ月頃から通い始めるのがおすすめです。
最近はオンラインスクールもあるようなので、感染症のリスクを考えた場合はこちらを利用するといいかもしれません。
ベビーヨガは何も急いで始めなければいけないわけではありません。
赤ちゃんの成長やママの体調に合わせて、無理なく始めていけるといいですね。
ベビーヨガはいつまでできるの?
ベビーヨガは、赤ちゃんが1歳半くらいになるまで行うことができます。
その時期になると、赤ちゃんも歩けるようになっていますし、動きや遊びもどんどん活発になってきています。
それ以降は、赤ちゃんの成長に合わせて親子ヨガのスクールへとステップアップしていきましょう。
また、3歳くらいになると、今度はキッズヨガのスクールへとステップアップしていくことができます。
ベビーヨガのメリット
ベビーヨガを通じて親子のスキンシップを取っていくことで、赤ちゃんは心地よい刺激を受けながらママからの愛情を感じ、信頼関係を深めていきます。
親子のスキンシップを深めていくと「オキシトシン」という脳内物質が分泌されるのですが、これには赤ちゃんの記憶力アップ、ストレス耐性を強める効果があるとも言われています。
もちろん、ベビーヨガによる効果は赤ちゃんだけでなく、ママにもあります。
軽い運動になることで産後の運動不足解消になり、体重増加の予防効果が期待できますよ。
また、オキシトシンはママにも分泌されているので、ストレス解消効果も期待できるのです。
赤ちゃんは生後1年になるまでにオキシトシンの効果を多く得られると、その後も分泌されやすくなると言われています。
ベビーヨガを通し、たっぷりとスキンシップを取るようにしてあげたいですね。
ベビーヨガを行う際の注意点
メリットがたくさんあるベビーヨガですが、気を付けたい注意点もいくつかあります。
【ママと赤ちゃんの健康状態に合わせて行う】
前述の通り、ベビーヨガを始める時期は、赤ちゃんとママの様子を見ながら決めましょう。
たとえ生後3ヶ月になっても、ママの体調が優れなかったり、赤ちゃんの首がしっかりすわっていなかったりすると、ベビーヨガをしても体に負担をかけてしまうことになります。
メリットも多いベビーヨガですが、親子のスキンシップの取り方はベビーヨガだけではありません。
無理に始めようと焦らなくて良いでしょう。
ベビーヨガは赤ちゃんとママの健康状態が整ってから楽しんでくださいね。
また、レッスンを始める際も、
・赤ちゃんの体調が悪い時(熱がある、嘔吐や下痢をしている)
・お腹が空いている時や授乳直後
・予防接種後など、いつもと体調が異なる
などといった時は無理をせず、ベビーヨガはお休みしましょう。
【赤ちゃんが嫌がる時は無理をしない】
赤ちゃんにも、遊びの好みがあります。
ベビーヨガでのスキンシップを楽しむ赤ちゃんもいれば、そうでない赤ちゃんもいるでしょう。
特にベビーヨガをスクールで行う場合は、お家の環境とは異なるので、人見知りや場所見知りをして泣いてしまう赤ちゃんもいるかもしれませんね。
ベビーヨガは、赤ちゃんもママも楽しみながら、ゆったりした気持ちで行うことが大切です。
嫌がるようでしたら無理はせず、赤ちゃんの様子を見ながら再チャレンジしてみましょう。
まとめ
親子のコミュニケーションを取ることで、赤ちゃんの成長やママの体、心にもたくさんのメリットを得ることができるベビーヨガ。
愛情や信頼関係を深めるためにも、ぜひ取り入れていきたいですね。
ママや赤ちゃんの健康状態にも考慮しつつ、無理なく楽しく参加してみましょう。