断乳後は寝かしつけ方法に苦労する!
添い乳で寝かしつけていたママは、断乳後、寝かしつけの方法がわからず苦労することが多いようですね。
・急に寝てくれなくなった
・寝ぐずりがひどくなった
なんてこともよくあるでしょう。
赤ちゃんにとって母乳は、空腹を満たすだけでなくママがそばにいる「安心感」を得るようなものでもあるため、断乳後、急に不安になったり、眠り方がわからずぐずったりする子も多いんです。
では具体的にどのようにして断乳後の寝かしつけをすれば良いのでしょうか。
今回は、断乳後に試して欲しいおすすめの寝かしつけ方法についてご紹介します。
色々と試してみて、ママと赤ちゃんがすんなり眠れる方法を取り入れてくださいね。
断乳後におすすめの寝かしつけ方法5選
では早速、断乳後になかなか寝つけない赤ちゃんに試して欲しいおすすめの寝かしつけ方法をご紹介します。
【①入眠儀式を取り入れる】
断乳後は、これまで使えていた添い乳ができませんから、入眠儀式を取り入れて「ねんねの時間だよ」と赤ちゃんに認識させる方法がおすすめです。
たとえば…
・寝る前に絵本を読む
・寝る前に子守唄を歌う
・「おやすみ」とお気に入りのぬいぐるみや他の家族に挨拶してから布団に入る
など。
入眠儀式を取り入れるのは比較的よくあるケースですが、定着するまでに時間がかかるのが難点。
断乳した後すぐに始めても上手くいくとは限りません。
徐々に時間をかけて繰り返し行うことで、赤ちゃんが寝る時間だと認識してくれるようになるので、根気よくやってみましょう。
【②やさしくトントンする】
保育園の先生などもよく行っていますが、赤ちゃんの背中や胸のあたりをトントンとやさしくリズミカルに叩いてあげる方法もおすすめです。
赤ちゃんの呼吸に合わせ、やさしくトントンするのがコツ。
これと同じ要領で、赤ちゃんのおでこ(ちょうど眉間のあたり)をやさしく撫でてあげるのもおすすめです。
繰り返し行っていると、赤ちゃんも徐々に心地よくなっていくようで、自然と目を閉じて眠ってくれるようになりますよ。
【③ママが寝たふりをする】
「遊んでよ~」となかなか寝てくれない赤ちゃんの場合は、思い切ってママが寝たふりをするのもいいでしょう。
どんなに髪の毛を引っ張られても、体をゆすられても我慢!
じっとして、目を閉じてそのまま寝たふりをします。
ポイントは「スースー」と大きめの寝息を立てること。
赤ちゃんも、ママの寝息を聞いていて、徐々に眠くなってくれますよ。
【④心地よい音楽をかける】
寝室の環境と言うのも赤ちゃんの寝かしつけに大きく影響してきます。
快適な温度・湿度に整えることはもちろん。明るすぎる部屋というのも好ましくありませんね。
そしてより眠りに入りやすくするために、オルゴール音などの静かで落ち着ける音楽を流してあげるといいでしょう。
余計な外の音をシャットアウトしてくれるので、眠りに集中しやすい環境になります。
赤ちゃんもママも心地よい音楽で、心と体が自然とリラックスするかもしれませんね。
【⑤お昼寝を長引かせない】
断乳後は、赤ちゃんがおっぱいを思い出さないように日中はお散歩したり公園遊びをしたりして、元気いっぱい体を動かすのがおすすめです。
すると自然と疲れて赤ちゃんも眠たくなってくるのですが、ここで気を付けたいのがお昼寝の時間。
夕方遅くまでお昼寝が長引いてしまうと、当然夜の寝かしつけに響きます。
遅くとも15時までにはお昼寝を切り上げて、夕方から夜にかけては、お部屋で絵本遊びなど落ち着いて楽しめる遊びをして徐々に眠気を誘いましょう。
それでも寝かしつけが上手くいかないときは?
断乳後、寝ぐずりがひどいときは、ママも疲れてイライラしてしまいますね。
色々試したけれど、どうしても寝てくれないときはどうしたらいいのでしょうか?
【焦らない】
なかなか寝かしつけが上手くいかないと、焦ってしまいますよね。
しかし、焦れば焦るほど赤ちゃんにママのイライラが伝わって、赤ちゃんの寝ぐずりがひどくなることも…。
赤ちゃんが成長すれば、おっぱいがなくても安心して眠れるようになるものです。
今はつらいですが、根気よく赤ちゃんと接し、落ち着いて対処するようにしましょう。
【パパに協力してもらう】
断乳後、おっぱい欲しさに泣いてしまうようであれば、ママではなくパパに寝かしつけを代わってもらうのもいいですね。
パパと協力しながら大変な時期を乗り越えることで、家族の絆も深まるかもしれません。ママの負担も少しは楽になるでしょう。
まとめ
断乳後は、寝かしつけ方に悩むママはとても多いもの。
これまで添い乳に頼っていたという場合は、なるべく早く入眠儀式を取り入れるなど他の寝かしつけ方法に切り替えておきましょう。
その方がスムーズに断乳後も寝かしつけできるようになりますよ。
また、赤ちゃんにとっての心のよりどころであった母乳がなくなってしまったことで、不安を抱いている場合は、赤ちゃんの気持ちに寄り添い、なるべくスキンシップを多くとって安心させてあげてくださいね。
断乳後は、ママの体のケアだけでなく赤ちゃんの心のケアも大切ですよ。