6月生まれの赤ちゃんの名前
6月は春と夏の間、梅雨の季節。
植物を育てる恵みの雨が降り、静かな雨音が心地良く思考を深める6月は、優しく賢く思慮深いイメージをもつママも多いでしょう。
そんな6月は、日本らしい四季を感じる名付けにぴったり。昨今の赤ちゃんの名付けのブームである、レトロネームとも相性抜群ですよ!
今回は6月生まれの赤ちゃんにおすすめの名前をご紹介します。
6月生まれの赤ちゃんの名前に人気の漢字
6月は水無月や葵月とも呼ばれます。梅雨でもあり、桜が終わり新緑を深める季節でもありますよね。
6月のイメージカラーは青や緑、紫や白の上品で淑やか、大人っぽく優しげで、赤ちゃんの名付けのイメージも膨らみますよね。
6月をイメージした漢字や音の響きから名前を贈られた赤ちゃんは、きっと爽やかで賢く、優しく情緒的に育ってくれることでしょう。
それでは6月の名前に相応しい漢字からご紹介していきます。
【雫、澪】
梅雨のイメージから、雨かんむりを含む漢字が6月は人気です。特に「雫」と「澪」は響きも綺麗で由来も素敵なので人気の高い漢字です。
「雫」は雨の粒が葉から落ちる様子を連想させます。雨粒が葉の上をゆっくりと流れポツンっと落ちていく時に真珠のように光り、その一瞬に人は釘付けになり、心打たれ洗われます。そんな「人の心を打つ美しさを持つ」という意味合いの「雫」は、女の子の名付けにぴったりです。
「澪」は読み方が多く、ミオでもレイでもリョウでもOK。瑞々しい印象をもち、若々しく美しいイメージがつきやすい上に、涼やかで凜としたかっこよさもあります。センスのいい子になりそうな漢字ですね!
【葵】
近年の名付けで必ず上位にランクインする漢字である「葵」は、実は6月の連想漢字です。6月は、真っ直ぐスッと伸びて花をつける立ち葵が見頃の季節なので、葵月とも呼ばれます。「葵」は6月にピッタリの漢字なのです。
爽やかなカラーをイメージさせる「葵」は、女の子でも男の子でも使いやすく響きも可愛いですよね。素直で誠実で爽やかなイメージもありながら、草花のたくましさや実直さも感じられる「葵」。元気で愛らしく芯のある子に育ってくれることでしょう。
【紬、結】
6月は衣替えの季節です。日本らしい節目を大切にする感覚を表す衣替えから、紬、結、などの漢字も6月の連想漢字です。
「紬」や「結」は、糸をより合わせてつないでいき一つの布となることや、人や気持ちをつないで結んでいくことから、実直で堅実、優しく穏やかなイメージを作ります。日本の感覚を表現しているので老若男女どの世代からも愛され、古風でありながら今時さも出せる名前です。
【男の子】6月生まれの赤ちゃんの名前
具体的にどんな名前がおすすめか、6月生まれの男の子に合う、赤ちゃんの名前をご紹介しましょう。
【かっこいい6月生まれの男の子の名前】
澪(れい)
澪駕(りょうが)
紫陽(しよう)
など。
涼やかでありながら凛としたイメージの澪は、6月生まれの男の子にも合う聡明な名前です。年中人気な陽と、紫陽花の色を合わせた名前も6月を連想させる名前ですね。
【6月の植物である葵を使った男の子の名前】
葵(あおい)
陽葵(はるき)
葵斗(あおと)
など。
○○斗という名前は男の子の名前で良く使われます。前にくるのが葵だと、爽やかながら実直で、素直な愛らしい男の子に育ちそうですね。葵はローマ字にした時に母音のみの並びになるのも可愛らしい印象です。
【優しいイメージの6月生まれの男の子の名前】
紬希(ゆうき)
結翔(ゆいと)
紬(つむぎ)
など。
ジェンダーレスな優しい印象を与える字面の名前をつけると、穏やかで温厚な男の子に育ってくれそうですね。音の響きで男の子らしさを出すのもおすすめです。
【女の子】6月生まれの赤ちゃんの名前
次は6月生まれの女の子に合う、名前の例をご紹介します。
【美しい意味を持つ6月生まれの女の子の名前】
雫(しずく)
澪生(みお)
澪凛(みり)
など。
身も心も美しく育って欲しい女の子につけたい名前ですね。6月生まれにふさわしく、思慮深く賢く美しい女性に育ってくれそうです。
【優しいイメージの6月生まれの女の子の名前】
結衣(ゆい)
紬(つむぎ)
紬乃、結乃(ゆの)
など。
周りを優しさで包む、未来へと紡いでいく。そんなイメージのある名前の女の子はどの世代からも愛されるでしょう。ユノは6月を守っている女神様の名前でもあります。美しい響きを引き継ぐのも素敵ですね。
【可愛らしいイメージの6月生まれの女の子の名前】
葵(あおい)
陽葵(ひまり)
葵子(きこ)
など。
葵の花はピンクや白、淡い色から濃い色まで様々ありますが、どの花も美しく咲き誇ります。それぞれの良さや可愛さを伸ばして育てていけたら素晴らしいですよね。
まとめ
男の子にも女の子にも使いやすく、グローバルでありながらも日本味のあるお名前をご紹介しました。
6月は特に古風なレトロネームと相性がいいので、ぜひ大切なお子様への初めての名付けプレゼントに、日本らしい美しい季節感を取り入れてみてください。