赤ちゃんのヘアカットはいつから?
赤ちゃんが成長するにつれ、短かった髪の毛も段々と伸びてきますよね。髪の毛が伸びるスピードには個人差があるだけでなく、赤ちゃんによっては生まれつきフサフサの子もいれば、なかなか髪の毛が生えてこない子もいるので、赤ちゃんのヘアカットのタイミングというのは一概に決まるものではありません。
前髪が目にかかりそうだったり、後ろ髪が長くなり、蒸れて頭を痒がるようなしぐさがみられたら、ヘアカットをする目安と考えていいでしょう。
初めてのヘアカットは、ほとんどのママやパパが自宅で行うことが多いようですが、ママやパパにとっても赤ちゃんの髪の毛をカットするのは初めてのこと。どのようにしてカットすれば、安全に失敗なく切ることができるのでしょうか?
今回は、赤ちゃんのヘアカットを上手にするコツについてご紹介します。
赤ちゃんのヘアカットのタイミングは?
大人の女性であれば、短い髪の人で2ヶ月に1度、長い髪の人で3~4ヶ月に1度のペースでヘアカットをするという方も多いでしょうが、赤ちゃんの場合はどのようなタイミングでカットをすれば良いのでしょうか?
赤ちゃんの場合も特に決まりはありませんが、先述したとおり、前髪が目にかかりそうだったり、男の子であればサイドの髪の毛が耳にかかってきたタイミングでカットするのが良いでしょう。
自宅でヘアカットを行う場合は、なるべく赤ちゃんの機嫌のよい時間帯を狙います。ヘアカットの途中でぐずって泣き出してしまうと危ないので、なるべく眠くなる時間やお腹が空いてくる時間は避けるようにしましょう。
どうしても時間がとれない場合は、赤ちゃんが寝ている間に少しだけカットするというママもいるようです。
また自宅でヘアカットをする際は、準備から後片付けも大変なので、なるべく時間に余裕があるときに行うのがおすすめですよ。
赤ちゃんのヘアカットを成功させるコツ
赤ちゃんのヘアカットは、大人と違ってじっと同じ姿勢でいられないことが難しいところ。焦ってザックリ切ってしまったり、赤ちゃんが動いてしまい、思いのほかハサミが深く入ってしまったりすることもありますよね。
では一体どのようにすれば、赤ちゃんのヘアカットを成功させることができるでしょうか?
【①無理をしない】
赤ちゃんのヘアカットは無理をしないことが大切。ぐずったら、途中でもすぐに止めて、また機嫌のよい時にカットしましょう。
後ろ髪だけカットをして、前髪は後日カットするなど、日を置いてカットしてもいいですね。
【②ハサミは縦に使う】
よくある「ぱっつん」カットは、ハサミを横に使っているから起こる失敗です。
赤ちゃんはよく動くため、ハサミを横にして切り揃えようとしても、なかなかうまくいきません。ハサミを縦に使ったり、すきバサミを使用したりして、動きの出るニュアンスカットを目指しましょう。
ハサミはなるべく、ベビー用のものを使うのがおすすめです。
赤ちゃんの髪の毛は大人と違ってやわらかいため、一般的なカット用ハサミだと、横滑りして切れない場合もあります。刃がギザギザとしているベビー用のハサミを使った方がうまくカットできるでしょう。
【③可能であれば2人で協力して行う】
ママ1人でカットするのは大変なので、パパのお休みの日に手伝ってもらうのがおすすめです。ママが切っている間にパパに赤ちゃんをあやしてもらったり、椅子に座れない赤ちゃんであれば、抱っこしてもらったり、カットした後の片付けをお願いしたりして、協力しながら行ってくださいね。
【④髪の毛を濡らしてからカットする】
乾いた状態でカットすると、髪の毛が散らばってしまい、赤ちゃんの目や口に入ってしまうことがありますので、なるべく霧吹きなどを使って濡らした状態でカットしましょう。
ただし、髪の毛は濡れた状態と乾いた状態では、髪の長さが異なります。ある程度カットし終えたら、タオルドライをし、乾いた状態もチェックします。気になるようなら、後日でも構わないのでバランスを整えてあげましょう。
【⑤お気に入りのテレビを見せながらカットする】
敏感な赤ちゃんの場合、顔周りの髪の毛を触られたり、ハサミの音が気になってしまうことがあります。なるべく頭が動かないように、お気に入りのテレビを見せながら、手早くカットをするようにしましょう。
赤ちゃんのヘアカットは、大人と違って部分的にカットすることが多いため、さほど時間がかかることはありませんが、慎重になりすぎて時間をかけすぎないように注意してくださいね。
まとめ
赤ちゃんのうちは、美容院でカットするよりも自宅でカットした方が経済的で、赤ちゃん自身も慣れた環境に安心できるかもしれません。
初めてのカットは、うまくできるか心配になることも多いと思いますが、今回ご紹介した「赤ちゃんのヘアカットを成功させるコツ」を参考にしながら、時間に余裕のあるときにチャレンジしてみてくださいね。
もし、何をやってもぐずってしまうという場合は、無理をせず日を改めて試してみるようにしましょう。