【生後5ヶ月】赤ちゃんの夜泣き

生後5ヶ月の赤ちゃんの夜泣き

赤ちゃんが生後5ヶ月になると、離乳食が始まる時期。
ただでさえ忙しい赤ちゃんのお世話ですが、離乳食が始まることによってますます1日があっという間に過ぎ去っていくように感じるママも多いと思います。

 

特に離乳食初期は、食材を柔らかくゆでたり裏ごししたりと、下ごしらえに非常に手間がかかりますよね。
赤ちゃんが眠っている間にまとめてストック作りをするママもいるのではないでしょうか。

 

そんな中、赤ちゃんが夜泣きをしてしまうと、自分の時間はおろか家事や離乳食作りもうまくいかずにストレスがたまってしまいますよね。
そこで今回は、生後5ヶ月の赤ちゃんの夜泣きについて、以下で詳しくまとめました。

 

【生後5ヶ月】赤ちゃんの夜泣きの原因

【お腹が空いている】
生後5ヶ月の赤ちゃんは、寝返りをするようになる子も増えてきて、寝てばかりの今までに比べて運動量がぐっと増えます。
そのため、今までよりも空腹を早く感じやすい子もいます。

 

【赤ちゃんが不快な思いをしている】

・おむつが濡れている
・暑い、寒い
・(肌着の縫い目やタグなどが)かゆい
・周りの音が気になる

 

これらは、赤ちゃんが不快に感じやすいサインでもあります。

 

【昼寝時間が長い】
赤ちゃんが眠いだけ寝かせていたり、1日3回の昼寝をさせている場合、赤ちゃんにとって寝すぎであることも考えられます。
赤ちゃんが成長するにしたがって、だんだんと活動的になり、起きていられる時間も長くなりますよ。

 

【生後5ヶ月】赤ちゃんの夜泣きの対処法

【基本的なお世話をする】
まずは抱っこをしてあやす・そしておむつを交換・授乳など基本的なお世話をしてみましょう。
おむつ替えの際には、おむつ漏れなどのチェックも忘れずに。

 

寝返りをしだした赤ちゃんが急に夜泣きをするようになったら、夜の授乳量や時間を今までよりも増やしてあげると良いかもしれません。

 

【赤ちゃんの服装を確認する】
赤ちゃんが暑い・寒い思いをしている可能性があるので、まずは室温の確認をしましょう。
その後、赤ちゃんの服装が適切かどうかを確認してみてください。

 

赤ちゃんが寝返りをしだしたら、注意したいのがブランケットや羽毛布団などです。
寝返りをして間もない頃は、もとに戻る「寝返りがえり」がまだできません。
ふかふかで厚みのあるブランケットや羽毛布団は温かそうですが、赤ちゃんの顔が埋もれてしまうと窒息の危険性があります。

 

赤ちゃんが寒そうであったら、分厚い掛け物ではなくて、重ね着やスリーパーで対応するようにしましょう。

 

【昼寝の時間を工夫する】
今までは赤ちゃんに、好きな時間に好きなだけ寝かせていたというママもいるかもしれません。
しかし日中に寝かせすぎると夜泣きにつながることもあります。
以下で、詳しく解説しているので参考にしてみてください。

 

赤ちゃんのねんねトレーニングの進め方

 

【生後5ヶ月】1日の睡眠スケジュール

生後5ヶ月になると、離乳食をスタートさせたりと1日の中でもスケジュールがはっきりとしてきます。
生後5ヶ月頃からは、赤ちゃんの生活リズムを今まで以上に整えてあげると良いでしょう。

 

先述したように、昼寝や日中の過ごし方によって、赤ちゃんの夜泣きにつながることもあります。
今までは、赤ちゃんが昼寝をする際は寝かせたいだけ寝かせていたママも、ある程度の時間になったら起こすようにするなど工夫してみても良いかもしれません。

 

以下で、生後5ヶ月の赤ちゃんの1日の睡眠スケジュールの一例をご紹介します。

 

【生後5ヶ月の睡眠スケジュール】
生後5ヶ月の赤ちゃんの睡眠時間は、1日で12~16時間ほどです。
そのうち、3~4時間ほどは昼寝をします。

 

生後5ヶ月となると、今までは朝・昼・夕の3回の昼寝をしていた赤ちゃんも朝と昼の2回に以降する子が増えてきます。
夕寝をすることで夜眠るのが遅くなり、寝ぐずりや夜泣きにつながってしまうこともあります。

夜泣きに悩んでいるママは、昼寝の回数を減らしてみても良いかもしれません。

 

生後5ヶ月の赤ちゃんの1日のスケジュール例は以下の通りです。

 

7:00 起床・授乳
7:45 ゴロゴロタイム(ご機嫌)
9:00~10:00 午前の昼寝
10:30 遊び・散歩・外出など
11:30 離乳食・授乳
12:30~14:30 午後の昼寝
14:30 遊びの時間
15:30 授乳
16:00~17:00 グズグズタイム
17:00 お風呂
17:30 授乳
18:00 遊びの時間
19:00 授乳・就寝
0:00 授乳

 

上記はほんの一例でありますが、夕方の昼寝をなくすことで、就寝時間が早まり、ママ自身の時間も確保できるようになりますよ。

 

まとめ

生後5ヶ月になると、離乳食や寝返りが始まり、ママは忙しさが増える半面赤ちゃんからもなかなか目が離せませんよね。
窒息の危険もあることから、ママは赤ちゃんの様子が気になって熟睡できず、夜泣きと合わせて慢性的な睡眠不足に陥っていることもあるでしょう。

 

睡眠不足になると、判断力や集中力が低下したり、イライラしやすくなったりします。
赤ちゃんとの生活は、ただでさえママにとって我慢をすることが多いです。
少しでもストレスをため込まないように、パパと協力し合いながら乗り切りましょうね。

この記事を書いたライター

小橋 まな
小橋 まな

2歳の娘を育児中のママライター。出産前は子供がとても苦手だったのに、今では娘を溺愛しすぎてたまに我に返ることもあるほどです。育児休暇後職場復帰の予定が、実父の体調不良をきっかけに退職し在宅ライターの道へ。心配性で神経質になってしまった0歳児育児の過去の自分を振り返り、ママたちが安心して育児ができるような記事をお届けしたいと思います。

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