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授乳ケープは選び方が重要!
母乳育児を進めていくうえで、あると便利なものが「授乳ケープ」。
授乳ケープとは、外出先で授乳室がないときにも、ママのお肌をしっかりカバーしてくれるアイテムです。
ブランケットやバスタオルなどでも代用することは可能ですが、専用アイテムならではの使いやすさがあるので、母乳育児をメインとしているママは、持っていると助かると思いますよ。
そこで今回は、授乳ケープの選び方のポイントについてご紹介します。
授乳ケープは、ママと赤ちゃん双方にやさしく、使いやすいものを選んでくださいね。
授乳ケープの選び方①種類
授乳ケープには大きく分けて以下の3種類が存在します。
・エプロンタイプ…前面部分をしっかりカバーしてくれるケープ
・ポンチョタイプ…360度すべてカバーしてくれるケープ
・ストールタイプ…ママのストールとしても授乳ケープとしても使えるタイプ
エプロンタイプだと、ママの前面しかカバーできないため、授乳服を着ていない場合、脇や背中が見えてしまいますが、その一方で、布面積が少ない分、かさばらず持ち運びがしやすいという利点も。
ポンチョタイプは、ママが頭からすっぽりかぶることで、360度どの角度からも肌が見えてしまう心配がなく、前後左右関係ないので、装着が簡単というメリットがありますが、その分、ポンチョの内側の様子が見えにくいので、慣れるまでは授乳しづらいと感じるママもいるようです。
ストールタイプは、多目的で使えるメリットがあり、ファッション性も高いのでおしゃれなママに人気ではありますが、ポンチョタイプやエプロンタイプに比べて布面積が狭いため、背中や脇から肌が見えてしまうことも多いです。
授乳の際に、上手にママと赤ちゃんを覆えるように巻き方を練習しておく必要があるかもしれません。
このように、タイプによって授乳ケープも使い勝手が大きく変わってきます。
どのようなシーンで使うことが多いか、どれが自分にとって一番使いやすいかなど、よく考えて選ぶといいかもしれませんね。
授乳ケープの選び方②肌に優しい素材
授乳ケープは、ママと赤ちゃんを覆うカバーのようなものですから、直接肌に触れても大丈夫なやさしい素材の物を選ぶと良いでしょう。
おすすめはコットン100%の柔らかい素材。
速乾性があるので、汚れてしまっても洗いやすいというメリットがあります。
また、夏生まれの赤ちゃんであれば、授乳中に熱がこもりにくいガーゼ素材のケープを選ぶのもおすすめです。
通気性が良いので、暑い夏の授乳も、赤ちゃんが汗だくになってしまう心配がありません。
授乳ケープの選び方③コンパクトなもの
抱っこ紐やベビーカーで移動の多いママは、授乳ケープもコンパクトに持ち運べるものが便利です。
・薄手で小さく折り畳めるもの
・収納袋付きのもの
などであれば、ママバッグに入れて持ち運びがしやすいでしょう。
授乳ケープの選び方④機能性
授乳ケープも様々な種類がありますが、その中でも「機能性」を重視して選ぶというのも1つです。
たとえば
・ワイヤー入りの授乳ケープを選ぶ
・マルチWayで使える授乳ケープを選ぶ
などです。
首元にワイヤーが入っている授乳ケープであれば、授乳中に赤ちゃんの様子を覗きやすいので安心。正しい姿勢で赤ちゃんが母乳を飲めているかも確認できますよ。
また、マルチWayで使える授乳ケープは、授乳ケープとしてだけでなく、UVカット入りの素材で日除けとして使えたり、風除けにしたり、おむつ替えのシートとして使ったりと様々なシーンで役立つので、コストパフォーマンスが良いのが魅力です。
卒乳後も、授乳以外の用途で使えれば、買っておいて損はなさそうですよね。
授乳ケープの選び方⑤デザイン性
育児中でもおしゃれを楽しみたいというママも増えていますから、授乳ケープも様々な色柄が豊富。
好みの服を選ぶように、授乳ケープもお気に入りのデザインのものを選んで、外出を楽しめたらいいですよね。
”いかにも授乳ケープ”というようなデザインではなく、ボーダーやチェック柄、花柄などデザイン性に富んだものから、まるで洋服のような感覚で使えるフード付きタイプなどもあります。
授乳ケープはいつ準備する?
授乳ケープは、出産前に必ずしも準備しなければならないものではありません。
実際に出産してからでないと、母乳育児ができるかどうか分からないもの。
あらかじめ用意しておいても、結局ミルク育児になってしまい、使わなかった…ということでは勿体ないですよね。
授乳ケープを使うようになるのは、外出できるようになる生後1ヶ月以降です。
健診時などで外出する際に授乳ケープがあると便利ですから、それまでに用意しておけば問題ないでしょう。
育児グッズは様々なものを用意しなければならないため、なるべく効率よく買い物をするのがおすすめですよ。
まとめ
授乳ケープは、ママと赤ちゃんの授乳タイムをより快適にするための便利アイテムです。
ママが使いたくなるようなケープを選び、毎日の育児ライフを楽しめるようにしましょう。