ママが泣ける絵本ってある?
子育ては、楽しいことや嬉しいこともたくさんありますが、楽しいことだけでなく大変なこともありますよね。
育児などが思い通りにいかなかないことで、辛くなったことがある方もいるのではないでしょうか。
そんな時は、赤ちゃんがお昼寝中やパパに赤ちゃんを任せて、涙が流れるほど泣ける絵本を読んでみるのもおすすめです。
泣くのは恥ずかしいという方もいるかもしれません。
しかし、涙が流れることで、脳全体がリラックスして脳のストレスを解消してくれる効果もあります。
また、ストレス解消をすることで免疫力の向上や血圧の安定など、体にもいい効果を得ることができます。
育児のことは少し忘れて、泣ける絵本を読むことでストレス解消やリフレッシュできるかもしれませんよ。
また、子どもに泣ける絵本を読み聞かせすることで思いやりの心や優しさを育てられる可能性もあります。
今回は、ママが泣ける絵本を紹介していくので参考にしてみてくださいね。
ママが泣ける絵本5選
【ちいさなあなたへ】
作者:アリスン・マギー
2007年にアメリカで発売され、アメリカ中の母親が号泣したといわれている絵本です。
出産をして小さかった赤ちゃんも、成長して大きくなると守るべきものができ、親の元から離れていきます。
そしてまた新たな命を授かるという繰り返される命のリレーについて描かれています。
子どもを産んで育児や家事に日々を追われていると、自分の母親のすごさやありがたみを知ったり感じたりしたことはありませんか。
この本は命の受け渡しの感動を描いた作品のため、読めば自分の母親に感謝の気持ちを伝えたくなり、これからも育児を頑張ろうという気持ちにもなるかもしれません。
また、大変な育児が終わり、子どもが親から離れてから読んでも、また違う視点で見ることができるでしょう。
もちろん子どもへ読み聞かせてあげてもいいですし、ママもリフレッシュしたい時にも読むことができる長く愛用できる本なのではないでしょうか。
【やさしいライオン】
作者:やなせたかし
1982年に発売された絵本です。
みなしごのライオンのブルブル。心優しい犬のムクムクが、ブルブルのお母さんがわりとなって大切に育てていくお話。
立派なライオンになったブルブルとお母さんがわりの犬のムクムクは、人間によって引き離されてしまいます。
本物の親子ではない2匹ですが、本物の親子のような2匹の絆を感じることができます。
我が子同然にたくさんの愛情たっぷりに育ったブルブルと、無償の愛で育てた犬のムクムクの様子を見ていると、なんだか心が温まってくるかも。
【おかあさんがおかあさんになった日】
作者:長野ヒデ子
1993年に発売された、出産前からのママの様子が描かれている絵本です。
エコーで心音を聞いたり、早く生まれるようにと散歩をしてみたりなどが描かれています。
赤ちゃんが生まれた日が、ママの誕生日でもあります。
妊娠中や大変だった出産の思い出が蘇ってきそうですね。
「生まれてきてくれてありがとう」と赤ちゃんの誕生の瞬間の喜びなどを、思い出すことができる絵本なのではないでしょうか。
日々の育児に追われて大変なママも、この一冊を読むと原点を思い出してまた頑張れるかもしれません。
また、ママだけでなく子どもにも読み聞かせをして、「こんな風に生まれてきたんだよ」などとお話をしてみるのもおすすめです。
【だいじょうぶだいじょうぶ】
作者:いとうひろし
1995年に発売された絵本です。
ぼくとおじいちゃんが毎日家の近くをのんびり散歩するお話です。
おじいちゃんには見慣れた光景でも、小さな子どもにとっては新たな発見も多く大冒険です。
ぼくが不安になったり、怖くなった時におじいちゃんがゆってくれる、魔法のおまじない「だいじょうぶ だいじょうぶ」。
これからの育児中、子どもが不安になったときなどに「だいじょうぶ だいじょうぶ」といってあげるのもいいかもしれませんね。
また、育児などで辛い時に自分自身に「だいじょうぶ だいじょうぶ」といいながら頑張るのもいいでしょう。
読み聞かせにも、ママが不安になった時にもおすすめの一冊です。
【あなたのことがだいすき】
作者:えがしらみちこ
いつも笑顔でいたいのに思うようにいかない毎日。
悩んだり、落ち込んだり子育て奮闘中のママに贈るメッセージ絵本です。
緊張で体に力が入りすぎていた抱っこなど、ママなら共感できることがたくさん書かれています。
子どもはあっという間に大きく成長していきます。
この絵本を読んだ後は、思わず子どもを「ギュっ」と抱きしめたくなるかもしれませんよ。
まとめ
育児をしていると、思い通りにいかないこともたくさんあり、辛くなってしまうこともありますよね。
そんな時には、泣ける絵本を読んで涙を流すことでストレス解消につながるかもしれませんよ。
今回紹介した泣ける本を読んだり、気分転換に好きなことをしてリフレッシュをしながら日々の育児を楽しみましょう。