子育ては何歳頃に落ち着く?
初めての子育ては、毎日がとても大変ですよね。
病気やケガをしないか、離乳食はちゃんと食べてくれるか、卒乳やトイレトレーニングの心配など…。
毎日些細なことに一喜一憂し、なんだかとても忙しいと感じるママも多いのではないでしょうか。
手がかかる子どもとの日々は、ママがゆっくりする時間も取れませんからイライラしたり疲れたりすることもあります。
「一体こんな生活、いつまで続くの?」と逃げ出したくなることもあるでしょう。
子育ては、子どもが何歳になったら落ち着くか?という明確な答えはありません。
その子によっても、各家庭によっても異なりますよね。
ただ、ある程度の目安はあります。
何歳頃になれば、今より少し楽になるのか?詳しく見ていきましょう。
子育てが落ち着くと感じる年齢
では早速、一般的に何歳くらいになると子育てが落ち着くと感じるものなのか、その目安についていくつかご紹介します。
【1~2歳頃】
離乳食が完了し、卒乳や断乳を終えると、一区切りついたと感じるママもいます。
大変だった離乳食作りや授乳から解放されると、ママも少し外出をしやすくなるでしょう。
ただし、この頃になると今度はトイレトレーニングと向き合わなければならなかったり、イヤイヤ期を迎える子もいたりするので、また新たなステージに上がったと感じることもあります。
とはいえ、初めての子育て。
なんとか1歳の誕生日を無事に迎えられたことに、ママは喜びを感じられるはずですよ!
【3~4歳頃】
幼稚園や保育園に入園する3~4歳頃が、ようやくママから少し手が離れて「子育てが落ち着いた」と感じることもありますよね。
幼稚園に行っている間は、ママも少し自分の時間を過ごせます。
ゆっくりリフレッシュしたり仕事を始めたりするママが多いのもこの時期。
無事トイレトレーニングも終えて、食事のお世話もほとんど必要がなくなり、意思疎通もこれまでよりずっとスムーズになりますから、今までのような大変さはなくなると思いますよ。
ただし、3~4歳は自我が芽生える時期でもあるので、自己主張が強くなり、言い聞かせるのが大変になったと感じることもあります。
悪魔の3歳児なんて言われるのもこの時期ですね。
【7~8歳頃】
小学校へ上がる7~8歳頃になると、もう立派に自分の身の回りのことができるようになります。
幼稚園よりも帰宅時間が遅いので、ママはゆっくりと自分の時間を過ごしたり、家事や仕事に専念できるでしょう。
ただし、小学校低学年はある意味1つの壁でもあります。
これまでいつもそばで見守っていたママも、子どもの自立と共に離れていきますよね。
手が離れる分、帰宅途中に子どもが事故に遭わないかケガをしないか不安になることも。
また、学習面や友達関係での悩みも増えるため、これまでとは違った悩み・ストレスが生じるかもしれませんね。
子育てがつらいときは休んでOK
やがて終わりが来る子育て。
わかっていてもつらい時期は何を考えても「つらい」ですよね。
そんなときは無理せずママは休んでOK。
ママだって人間です。以下を参考に、自分に合ったリフレッシュ法を探して休んでくださいね。
【子どもと一緒に寝る】
子育てに疲れたときは何も考えず、子どもと一緒に寝てしまいましょう。
疲れてやる気が起きないときは、何をやっても上手くいきません。
ここは潔く子どもと一緒に寝て、ゆっくり休んで、また一から頑張りましょう。
【笑って泣いて感情に素直になる】
子育てがつらく、モヤモヤしているときは好きな映画や本を読んで、笑ったり泣いたり思い切り自分の感情を出しましょう。
ママになると、なかなか喜怒哀楽の感情を表に出すことがなくなります。
そのせいか、上手く感情がコントロールできなかったり、負の感情が蓄積されてしまったりしますよね。
ときにはママも、感情を思い切り出して自分に素直になりましょう。意外とスッキリとしてストレス解消になるかもしれませんよ。
【愚痴を聞いてもらう】
友達、家族誰でもOKですから、ママのイライラした気持ちを聞いてもらいましょう。
愚痴を吐き出すだけでスッキリしますし、話しているうちに客観的に自分を見られるはずです。
そうすれば、子育ての何に行き詰っているのか?本当の問題が見えてくるかもしれません。
ただ「子育てがつらい」だけでは解決になりませんから、自分を知るためにも愚痴を吐き出すようにしましょうね。
まとめ
当たり前ですが、子育ては必ずいつか終わりが来ます。
まだ子どもに手がかかる時期は、早く落ち着いて欲しいと思うでしょうが、そんな時期も意外とアッと言う間。
中高生になれば、ほとんど親の出番がなくなり、寂しく感じるママもいるかもしれません。
今は寝る時間も食事の時間もないほど大変で、「子育てがつらい」と感じることが多いでしょう。
しかし、日々子どもはママの愛情をたっぷり受けて成長していきます。
いつか子どもが巣立つときに、「もっと○○すればよかったな」と後悔しないよう、今は精一杯子どもと向き合いましょう。
そして「ママ~!」と駆け寄ってくるわが子をいっぱい抱きしめてあげてくださいね。