おまるの置き場所はどこにする?
トイレトレーニングに、おまるを利用する人も多いと思いますが、そのおまるの置き場所、困ることありませんか。
便座に装着するタイプの補助便座なら、トイレでトイレトレーニングをするので、トイレに置いておけばいいのですが、おまるはどこに置いたらいいのでしょうか。
トイレ?
リビング?
洗面所や脱衣所?
など、どこにでも置けるからこそ、色々な場所にメリットもあり、デメリットもあるので迷うと思います。
今回はそんなおまるの置き場所について考えてみましょう。
赤ちゃんのおまるの置き場所
おまるの置き場所として、どこがいいのでしょうか。
それぞれの場所のメリットデメリットを見てみましょう。
【リビング】
赤ちゃんと普段過ごすリビング。
そこにおまるを置くと、生活の中でトイレトレーニングがしやすいでしょう。
トイレを意識できるので、トイレリズムの管理などもしやすいです。
<メリット>
・ズボンの脱ぎ着がしやすく、トイレに誘いやすい
・トイレを怖がる子も気軽にできる
・遊びの一環としてトイレトレーニングしやすい
生活の場であるリビングに置いておくことで、トイレに誘いやすいというメリットがあります。
遊んでいる途中も、「ちょっと座ってみよう」などと声がかけやすいでしょう。
ママやパパも気軽に誘いやすいのがいいですね。
<デメリット>
・おまるが常にあるので衛生的に心配
・排泄後の処理が少し大変
・来客時などに気になる
・おまるがおもちゃになってしまい、トレーニング以外の目的で遊ばれてしまうことがある
排泄後は排泄物をトイレに持っていき、おまるを洗うためにお風呂や洗面所へ持っていかなければいけないのはデメリットかもしれません。
おまるをおもちゃにして遊ばないよう、気を付ける必要もありそうです。
【トイレ】
本来の”用を足す場所”であるトイレにおまるを置くという人も多いです。
補助便座をトイレの便器に置くタイプだと、高さがあって怖がるという子どもも、おまるだと安心して用を足せるというケースもあります。
<メリット>
・赤ちゃんがトイレを用を足す場所として認識しやすい
・排泄物の処理が楽
長い目で見ると、トイレにおまるを置いておいた方が、用を足す場所として赤ちゃんが認識しやすいのがメリットの1つです。
また、排泄物はそのままトイレに流すだけなので、処理が簡単ですね。
<デメリット>
・トイレに誘う手間がかかる
・おまるを置くので、トイレが狭くなる
普段過ごしているリビングから、トイレまでが少し遠い場合、誘って連れていくまでが大変という方もいます。
誘い方を工夫してみる必要がありそうですね。
また、おまるを置くとトイレが狭くなってしまうという点もデメリットの1つになるかもしれません。
【洗面所・脱衣所などお風呂の近く】
洗面所や脱衣所など、お風呂の近くに置くという方もいます。
トイレより広いことが多いですし、排泄後、おまるを洗面所やお風呂で洗うという方には、洗面所などに置いておくと処理が楽ですよね。
<メリット>
・排泄後の処理が簡単
・汚した時も掃除がしやすい
洗面所などに置いておくと、洗う際にすぐに洗えて衛生的に保てます。
もし排泄に失敗してしまったとしても、リビングだと他のものを汚してしまったり、トイレだと狭くて掃除が大変だったりしますが、洗面所の場合はそのような心配が少ない場所かもしれません。
<デメリット>
・誘わないといけない
・お風呂を嫌がる子は行くのを嫌がることも
トイレと同じように、生活しているリビングから離れていると、誘わなければいけないというデメリットが考えられます。
遊びに夢中になっている中、なかなか誘っても行ってくれないという悩みが出てくるかもしれません。
ちょうどいい置き場所を探ってみるのもOK
トイレの置き場所について、それぞれのメリットでメリットを考えてきました。
どの場所にもそれぞれメリットデメリットがあり、迷う人も多いでしょう。
そんな時は、おまるのメリットの1つである、「好きな場所に置いておける」という点を活かし、まずは色んな場所に置いてみるのはどうでしょうか。
リビングでおもちゃにされることが多ければ、トイレや洗面所に移動させたり、寝る前にトイレに行かせる習慣をつけたいときは寝室に置いてみるなど。
臨機応変に置き場所を変えて、しっくりくる場所を探ってみたり、生活に合わせて1日のうちに色々移動させてみたりするのもいいですね。
まとめ
おまるの置き場所については、悩む人も多いですね。
しかし、「○○へ置くべき」という決まった場所はありません。
どこにでも置けるのがおまるのメリットです。
そのメリットを活かして、色んなところに置いてみて、ママやパパ、赤ちゃんがトイレトレーニングしやすい場所を探ってみましょう。
トイレに誘うのを嫌がるようであれば、赤ちゃんのタイミングや様子を見ながら、おまるを赤ちゃんの元へ運ぶのもいいですね。
色々と置き場所を変えながら、試してみてください。