トイレトレーニング中の畳対策は?
子どもがトイレトレーニング中、万が一トイレ以外でお漏らししてしまった時の対策は予めしておくことが大切です。
中でも多くのママが大変だと感じるのが、畳対策。
子どもが畳の上でお漏らししてしまった場合、ちょっと困りますよね。
トイレトレーニング中、畳にはどのような対策をしておけばいいでしょうか。
今回は畳対策と共に、もし畳の上でお漏らししてしまった時の対処法について紹介します。
トイレトレーニング中の畳対策
トイレトレーニング中の畳の対策には、どのような対策をすればいいでしょうか。
【対策①防水性のあるカーペットを敷く】
まずは畳をカバーするように、防水性のあるカーペットを敷くのがいいかもしれません。
防水性のあるものだと、そこで漏らしても畳まで浸透せず、畳を守ることができます。
カーペットも洗えるものであれば、定期的に洗うと、衛生的です。
ただし、畳の部屋の場所や環境によっては、カーペットを敷くと、畳にカビやダニが繁殖してしまうことがあります。
カビやダニは高温多湿な環境が好きなので、定期的にカーペットをとって、畳だけの状態にしておくなどが必要かもしれません。
また、カーペットが畳とこすれることで、畳の表面を傷つけてしまうこともあります。
特にズレ防止タイプのカーペットは畳とも摩擦が強いので、注意してください。
【対策②レジャーシートや新聞紙を敷いておく】
子どもが畳の部屋で遊ぶ時だけ、寝る時だけ、レジャーシートや新聞紙を敷いておくのも対策となります。
カーペットと比べて薄く、軽いため、必要な時だけ、必要な場所に敷いておくことができます。
また、カビやダニも発生しにくく、畳との摩擦も、カーペットと比べて少ないです。
ただし、防水ではないので、漏らしたら早めに対処しないと、畳に染み込んでしまうことがあります。
【対策③トレーニングパンツの上におむつを履かせる】
家で普段過ごす場所が畳であったり、和室の方が多い家の場合は、畳の方の対策ではなく、子ども側の対策もいいかもしれません。
トレーニングパンツの上から、おむつを履かせるという対策です。
トレーニングパンツを履いているので、「パンツが濡れた」という感覚は分かるものの、おむつのおかげで外には漏れません。
ただし、重ねて履くので、ごわごわして子どもが嫌がることがあるかもしれません。
畳の上にお漏らしをされてしまったら
対策をしていても、畳の上にお漏らしが漏れてしまうこともあります。
そのような時はどう対処するといいのでしょうか。
おしっこだけでなく、飲み物等がこぼれた時の対処法についてご紹介します。
【ステップ①新聞などのペーパーで水分を吸い取る】
まずはこぼれた水分を吸い取ってしまいましょう。
新聞やキッチンペーパーなどで、ポンポンと叩くように吸い取ります。
ティッシュペーパーはボロボロに破れやすく、細かなゴミになってしまうのでやめましょう。
【ステップ②塩・パウダー・小麦粉のいずれかを振りかける】
ある程度水分を吸い取れたら、塩・パウダー・小麦粉のいずれかを振りかけます。
振りかけることで、それらに水分が吸い取られます。
【ステップ③歯ブラシやスポンジで畳の目に入り込んだ汚れを掻き出す】
ステップ②まで終わったら、歯ブラシやスポンジを使って、畳の目に沿い、先ほど振りかけたものを掻き出します。
掻き出したものは掃除機で吸い取りましょう。
【ステップ④固く絞った雑巾で拭く】
仕上げに、固く絞った雑巾で拭きます。
その後はきちんと畳を乾燥させます。
扇風機やサーキュレーターなどを使って乾かしてもいいですね。
固く絞った雑巾はOKですが、水拭きは絶対NGです。
湿気がこもってカビの原因になります。
【臭いが残った時の対策】
もしアンモニア臭が畳に残ってしまい、気になる場合には次のような対策を行いましょう。
・熱湯
水分を拭き取った後、塩・パウダー・小麦粉のいずれかを振りかけ、その上から少しずつ熱湯をかけます。
ヤケドをしないように気を付けながら、熱湯をすぐに乾いた雑巾で拭き取ります。
これを数回繰り返すと、臭いが残りにくいです。
・消毒用エタノール
消毒用エタノールには消臭効果が期待されます。
臭いが残ってしまった箇所にエタノールをスプレー等で拭きかけ、歯ブラシやスポンジで畳の目に沿ってこすります。
その後良く乾かしてください。
・クエン酸
クエン酸は酸性なので、アルカリ性のアンモニアを中和させることができます。
クエン酸スプレーを臭いの残る箇所に吹きかけ、良く乾かしましょう。
クエン酸はお酢に含まれる成分なので、お酢でも代用は可能ですが、お酢の臭いが残ってしまう可能性があるので注意しましょう。
まとめ
畳の上でお漏らしされてしまったら、どのように対処するといいのか分からず、また手間もかかって面倒だと感じる人も多いかもしれません。
できる限りの対策をしておき、万が一の時に備えましょう。
また、お漏らしされてしまった時には、シミや臭いの原因になってしまわないよう、できるだけ早めに対処しましょう。