赤ちゃんと自然を楽しむ旅行がしたい!
赤ちゃんと一緒に楽しく旅行に行ける日が楽しみだという方もいるでしょう。
アウトドアが好きな方は、赤ちゃんも一緒に自然を楽しむアウトドアな旅行がしてみたいと思うかもしれません。
しかし、赤ちゃんと一緒に自然を楽しむ旅行というのは、いつ頃からできるものなのでしょうか。
今回は赤ちゃんとアウトドアを楽しむならいつ頃からがいいのか、また楽しむコツをまとめました。
赤ちゃんとの自然を楽しむ旅行はいつから?
赤ちゃんと自然の中で遊ぶことを目的とした旅行は、いつ頃から可能でしょうか。
実はいつから旅行に行っても大丈夫かという点については、明確に「生後〇ヶ月頃~」というのは決まっていません。
アウトドアの旅行も、初めていい時期が厳格に決まっているわけではありません。
赤ちゃんの体調や成長によっても変わってきますし、産後のママの体調なども考慮する必要はありますが、それ以外はパパやママの判断となる場合が多いです。
そのため、あくまで目安となる時期を紹介していきます。
【短時間・近場の自然旅行なら】
短時間の自然旅行、例えば近所の公園の散歩なら、生後1ヶ月健診で問題がなければ楽しめるかもしれません。
ただし、最初から数時間散歩するのではなく、少しの時間のお散歩から、少しずつ時間を延ばすのがおすすめです。
【日帰りの自然旅行なら】
日帰りで自然の中で遊ぶなら、首が据わったくらいの生後4~5ヶ月以降がおすすめです。
自然を楽しむ旅行の場合、山の坂道や海の砂浜など、ベビーカーでは行きづらいところへ出かけることがあるでしょう。
そのため、抱っこをすることが多くなると思います。
赤ちゃんの首が据われば、少し抱っこも楽になります。
縦抱きにしたり、抱っこ紐でも頭の支えをとったりできます。
抱っこをしながら楽しむことを前提に考えるといいかもしれません。
また、生後4~5ヶ月より前は、睡眠のサイクルもバラバラであることもあります。
低月齢の時に旅行に行ってもずっと寝てばかりだった、ぐずってばかりだった、ということもあるかもしれません。
その点を考慮しても、首据わりを目安にしてもいいかもしれません。
【泊まりで自然旅行・キャンプに行くなら】
泊まりで自然旅行に行くのであれば、生後6ヶ月頃を目安に考えるといいでしょう。
赤ちゃんの生活リズムなども考慮し、スケジュールを立ててあげましょう。
キャンプへ行く場合も、生後6ヶ月以降がおすすめです。
授乳時間も空いてきますし、離乳食も始まっている頃だと、スケジュールが立てやすいでしょう。
ただし、ママやパパがキャンプ慣れしていない場合には、準備や後片付けに時間がかかり、赤ちゃんのお世話がしづらい状況になってしまうことがあります。
家族一緒にキャンプデビューするという際には、もう少し大きくなってからがおすすめです。
また、キャンプと言ってもテントで寝るのではなく、コテージなどを借りて泊まるのもいいかもしれません。
赤ちゃんと自然の中で楽しむコツ
赤ちゃんと自然の中の旅行やお出かけを楽しむ際には、次のコツを意識して見てください。
【虫よけ対策をする】
自然の中は、季節によっては虫も多いです。
赤ちゃんの肌は大人よりも弱く、敏感なため、少し刺されただけでひどく膨れたり、強い痒みが出たり、中には感染症を発症してしまうこともあります。
虫よけ対策は入念に行っておきましょう。
虫よけ対策の商品は赤ちゃん用のものを使います。
大人と同じものだと、成分が赤ちゃんの肌に合わないことがあるので、注意して選びましょう。
【紫外線対策をする】
また、自然の中では紫外線対策も行いましょう。
赤ちゃんの皮膚の厚さは大人の1/3程度と言われています。
しっかりと日焼け止めを塗り、赤ちゃんの肌を守ってあげましょう。
虫よけ対策用品と同様、日焼け止めも赤ちゃん用のものを選んで対策をしてあげてください。
【天候は予めチェックする】
自然を楽しむのが目的の旅行では、事前に必ず天候をチェックしましょう。
雨が降りそうかどうか、風が強くないか、暑すぎないか寒すぎないかなどをしっかりと事前に確認をしておくことで、より安全に楽しめます。
もし天候が良くない、途中で変わりそうでしたら、コースの変更、スケジュール変更などをしておきましょう。
持ち物も天候に合わせて必要なものを持っていくように準備するといいですね。
まとめ
自然を楽しむ旅行は、いつからOKという基準はありません。
ただ、赤ちゃんとの旅行は荷物も多かったり、赤ちゃんの生活リズムを考えなくてはいけなかったりと、いろいろと大変なこともあります。
お出かけに慣れていない赤ちゃんは、長時間の旅行は疲れてしまうこともあるでしょう。
まずは旅行ではなく、近場のお散歩から始め、少しずつ慣れてきたら、日帰り旅行や宿泊を伴う旅行に出かけるといいかもしれません。
また、自然の中でしか楽しめないこともある一方、自然の中だからこそ気をつけなければいけないこともあります。
持ち物もしっかり準備し、楽しい旅行にしましょう。