パパにも育児ストレスがある!
近年、育児に積極的に関わりたいと考えるパパも増えています。
しかし、育児を率先して行う中で、パパならではの育児ストレスをかかえるパパも増えていると言われています。
今回は、パパが育児で感じるストレスの原因や解決策について考えてみましょう。
パパが感じる育児ストレスの原因
パパが感じる育児ストレスの原因になるものはどんなものがあるでしょうか。
【育児と仕事の両立】
パパがよく悩むことが「育児と仕事の両立」方法のことかもしれません。
特にフルタイムで働いている場合、日中は仕事に追われ、帰宅後は家事や育児に時間を割かなければなりません。
「もっと育児に関わりたいのに、仕事が忙しくて思うようにいかない」と感じるパパも多いでしょう。
それが原因でストレスを抱えることがあります。
【周囲の理解不足】
育児を積極的に行うパパが増えているとはいえ、まだまだ周囲の理解が不足しているところがあります。
そのため、職場で育休を取りにくかったり、早退・時短勤務を希望しづらかったりするかもしれません。
また、実家や義理の両親などの親世代からも「パパがそんなに育児をしなくても」と言われ、気を遣うケースもあります。
その結果、ストレスがたまることもあるでしょう。
【育児に関する経験不足】
ママも同じですが、初めての子育てでは、何をどうすればいいのかわからず戸惑うことも多いものです。
特に新生児期は、オムツ替えや授乳(ミルク作り)、寝かしつけなど、慣れないことが多く、プレッシャーを感じるパパも少なくありません。
また、子どもが成長するにつれて、しつけや教育に関する悩みも増えてきます。
周りに相談できる人がいればいいですが、自分一人で抱えてしまい、ストレスにつながることも。
【妻との役割分担の問題】
「自分なりに育児を頑張っているつもりでも、妻からダメ出しされる」「家事や育児の分担が不公平に感じる」といったストレスを抱えるパパも多いです。
特に、ママが完璧主義だったり、パパのやり方を受け入れなかったりすると、パパは「どうせ自分がやっても文句を言われる」と感じ、やる気を失ってしまうこともあります。
【自由な時間の減少】
これもママにも言えることですが、育児をすることで、自分の時間が極端に減るのも大きなストレス要因です。
趣味の時間や友人と過ごす時間が減ることで、「息抜きができない」「自分の時間がない」と感じ、ストレスが溜まりやすくなります。
育児ストレスを軽減するための対策
パパが抱えやすい育児ストレスを軽減するためには、どのようにするといいでしょうか。
【夫婦でしっかり話し合う】
まず、夫婦間のすれ違いを防ぐために、こまめなコミュニケーションをとるようにしましょう。
お互いにストレスを抱え込まないように、定期的に育児や家事の分担について話し合うことが大切です。
その話し合いの中で大切なのは、お互いに完璧を求めるのではなく、「無理なくできる範囲で協力する」という意識を持つこと。
夫婦でお互い理解し合い、協力し合いましょう。
【周囲の理解を得る】
周囲の理解がないと感じる場合は、周囲とのコミュニケーションをしっかり取ることが大切です。
例えば職場なら、「育児をしながらも仕事の成果を出す」ことを伝え、それを目標にしてコツコツ実践していくことで、周囲の理解を得られやすくなるでしょう。
【仕事と育児のバランスを見直す】
仕事と育児の両立に悩むパパは、まずは自分の働き方を見直してみるのも一つの方法です。
テレワークが可能な場合は積極的に活用し、通勤時間を削減するのも良いでしょう。
また、育児休業制度を活用したり、残業を減らしたりすることも検討しましょう。
【知識を増やし、自信をつける】
育児に関する知識を増やすことで、不安を軽減できます。
育児本を読んだり、子育てに関する動画を見たり、育児イベントに参加したりするのも良いでしょう。
また、パパ向けの育児コミュニティに参加すると、他のパパと悩みを共有し、助け合うことができます。
【自分の時間を確保する】
たとえ短い時間でも、自分の趣味やリフレッシュの時間を確保することが大切です。
例えば、週に一度は一人でカフェに行く、運動する、ゲームをするなど。
自分がリラックスできる時間を意識的に作りましょう。
また、夫婦で交互に自由時間を設けるなど、夫婦で協力すると、お互いに息抜きができるようになります。
まとめ
パパが感じる育児ストレスには、仕事との両立、周囲の理解不足、育児経験の少なさ、夫婦間の役割分担、自由時間の減少など、さまざまな要因があります。
しかし、それらのストレスは工夫次第で軽減できます。
仕事と育児のバランスを見直し、周囲の理解を得ながら、夫婦で協力し合うことが大切です。
また、自分の時間を確保しつつ、子どもと過ごす時間を楽しむことで、育児のストレスを減らすことができます。
育児は大変ですが、子どもの成長を間近で見守ることができるのは、何にも代えがたい喜びです。
夫婦でよく話し合い、自分たちならではの家族の在り方、子育て方針を見つけていけるといいですね。