赤ちゃんとの初めての外食は不安?
赤ちゃんと気軽に外食に出かけることは難しいと考えているママも多いと思います。
お店の中でぐずったり、大声で泣きだしたらどうしよう…そんな心配をしながらでは、ママもゆっくり食事を楽しめないですよね。
赤ちゃんとの外食は、お店選びが大きなポイントとなります。どんな点に注意してお店を選べばよいのか、今回は赤ちゃんと外食を楽しむためのお店選びについてご紹介します。
ねんね期のお店選びのポイント
ねんね期の赤ちゃんとの外食は、お座敷のある店がおすすめ。
ママの横に寝かせておけるので、赤ちゃんが寝ている間はママも落ち着いて食事をすることができそうです。
座敷ではなく、ソファ席でも赤ちゃんを寝かせることはできますが、落下の危険もあるので注意しましょう。
【ポイント①】
座敷などで赤ちゃんを寝かせたまま哺乳びんでミルクを飲ませると誤嚥(ごえん)の恐れがあり危険です。
ミルクは必ず抱っこの状態であげるようにしましょう。
【ポイント②】
ねんね期の赤ちゃんは自分で動くことができません。
周りに積み重なって置いてあった座布団が赤ちゃんの上に倒れてくるという恐れもありますので、ママは食事やおしゃべりを楽しみながらも、常に赤ちゃんに注意を向けておくことが大切です。
はいはい期のお店選びのポイント
自分で動けるようになると、お座敷でも動き回ってしまうのでママもゆっくりできません。
この時期は、ベビーカーに乗せたまま食事のできる店がいいですね。
シートベルトで固定しておけますし、パンなど手づかみ食べができる子であれば自分で食べてもらうこともできます。
テーブルから椅子を一脚外してそこにベビーカーごとインすれば通路の邪魔にもなりにくいです。
もしそのまま眠ってしまっても、ベビーカーの中ですから問題ありません。
【ポイント①】
入店時に必ず「ベビーカーのまま席に着きたい」旨を店に伝えましょう。
お店によっては、通路が狭かったり、広めの席を用意できなかったりすると、断られてしまうこともあります。
【ポイント②】
ベビーカーのままなので赤ちゃんはみんなより低い位置に座ることになります。途中で飽きたり注意を引こうとわざとぐずったりすることがあるので注意しましょう。
おしゃべりの途中で赤ちゃんの顔をのぞいたり、顔や手にタッチしてあげたり、放置しすぎないように気を付けてくださいね。
あんよ期のお店選びのポイント
1歳くらいの赤ちゃんとの外食なら、ベビーチェアの用意がある店を選びましょう。
簡易テーブルがついているタイプなら、食器やコップ、マグなどを乗せてあげられますね。
【ポイント①】
この時期になると声も大きくなり、ぐずったり泣きわめくと、周囲の目が気になってしまうでしょう。
人見知りも始まっているので、ママ以外の人があやしたり外に連れて出ようとすればいっそう大声で泣きだしてしまうこともあります。
お気に入りや新しいおもちゃ(音の出ないもの)を用意するなど、対策を練っておきましょう。
【ポイント②】
食べ物への好奇心が旺盛な時期なので、ベビーチェアがないと大人の食事に手を伸ばそうとして危険です。
ママやパパのお膝に座らせる場合は、やけどなどに注意してください。
赤ちゃんとの外食時の注意点
赤ちゃんの成長時期に関わらず、注意したいポイントをまとめました。公共の場での食事となりますので、以下の点には気を付けましょう。
【①お座敷での注意点】
お座敷には、お鍋や焼き肉用のガスや電気のコードが引いてある場合があります。
赤ちゃんが触ったり引っ張ったりしないように常に気を付けましょう。
また、掘りごたつや上がり框は落下の可能性がありますから注意が必要です。
【②離乳食の持ち込み】
外食時、持参した離乳食を食べさせるママも多いと思います。
持ち込みが可能かどうか、入店時にお店に確認すると良いでしょう。
赤ちゃんの離乳食が持ち込みできないお店の場合、以下のように対応するといいと思います。
・赤ちゃんが取り分けて食べやすいメニューを頼む(パンとスープやうどんなど)
・入店前に離乳食を食べさせおく
【④ピーク時間を外す】
赤ちゃんと外食する場合は、混む時間帯を避けなるべく早めの時間帯に切り上げるようにしましょう。
混雑した店内だと、赤ちゃんも慣れない環境に不安がって食事をしてくれない場合があります。また、赤ちゃん連れの食事は時間もかかるため、お店に配慮してピーク時間1時間前を目安に入店するといいかもしれませんね。
【⑤音の出るおもちゃは避ける】
赤ちゃんのぐずり対策におもちゃや絵本を持ち込むことがありますが、公共の場なので音の出るおもちゃは避けるようにしましょう。
まとめ
最初は何かと不安な赤ちゃんとの外食。慣れるまでは、ショッピングセンターなどのフードコートで経験を積むのもおすすめです。
このような子連れ客の多い場所なら、周りもワイワイしているので赤ちゃんが多少ぐずってもあまり気になりません。
ただし、最低限のマナーは大切です。
泣いたりぐずったら引き上げる、赤ちゃんだから汚すのは当たり前と思わないで汚したら後片付けする、お店の人に声を掛けるなどマナーを守って外食を楽しみましょう。