生後12ヶ月の赤ちゃんの過ごし方
赤ちゃんが生まれて12ヶ月。
赤ちゃんもついに1才になります。1年間で、大きく成長した姿をみせてくれていることでしょう。
生後12ヶ月の赤ちゃんの過ごし方についてみていきましょう。
【生後12ヶ月ってこんな時期】
これまで赤ちゃんの生活リズムを整えるためにママも様々な工夫してきていたかと思いますが、大人の生活と同じような規則正しいリズムが、赤ちゃんの体にも出来上がってくる時期です。
もちろん個人差は大きいですが、これから健康的に成長していくために、規則正しい生活はかかせません。今後もママがしっかり管理してあげたいですね。
柔らかい離乳食を食べていた赤ちゃんですが、少しずつ大人と同じような食事に切り替えていく時期。食べられるものから取り入れていきましょう。
授乳に関しては飲まないようなら卒業してしまっても構いませんが、赤ちゃんが欲しがるようでしたら与えましょう。
フォローアップミルクや牛乳は1日400mlまで、母乳は欲しがる時に与えてください。
伝い歩きやあんよができるようになった赤ちゃんは、靴を履いて外に出かけてみるのもいいでしょう。
【12ヶ月の赤ちゃんの過ごし方のポイント】
生後12ヶ月の時期の赤ちゃんの過ごし方のポイントについて見ていきましょう。
《①規則正しい生活》
赤ちゃんがお腹が空くリズム、眠くなるリズムなど、生活リズムが整ってきています。
健康的に過ごせるよう、基本的な生活習慣(食べる、寝る、遊ぶ、入浴など)は、これまで通り、同じ時間に過ごせるようにしてあげたいですね。
《②安全の確保》
つかまり立ちや歩き始めの時期ですが、赤ちゃんはまだ安定しておらず、転倒もしやすいため、大人がそばで気を付けてあげましょう。
万が一転倒した時のために、家具の角にガードを付けたり、子どもの遊びスペースには柔らかいジョイントマットを敷くなどの対応をし、赤ちゃんの安全確保に努めましょう。
《③赤ちゃんの遊び》
情報の吸収がめまぐるしい赤ちゃん。外の環境は、赤ちゃんが興味を持つものがたくさんあります。
お外遊びをすることで赤ちゃんの丈夫な体作りにつながるし、程よく体を動かすことで夜の寝つきが良くなる効果も。
赤ちゃんの気持ちの面でも良い影響があります。お外遊びは積極的に行いたいですね。
室内で遊ぶときは、パズルや積み木遊びなど、知育おもちゃを取り入れてみましょう。
絵本も楽しめるので、情操や想像力を育んだり、言葉の習得にも繋がるということもあります。たくさん読んであげましょう。
産後12ヶ月のママの過ごし方
赤ちゃんのはどんどんできることが多くなってきています。
自我も芽生え始め、しつけや教育で悩むこともあるかもしれませんね。
【ママが楽になる!産後12ヶ月目の過ごし方のポイント】
産後12ヶ月のママの過ごし方についてポイントをまとめました。
《①ママの休息・ストレス発散》
赤ちゃんとの意思疎通も多少できるようになり、育児がますます楽しくなってくる一方で、自己主張がみられるようになり、ママを悩ませることもあるでしょう。
生活リズムが整ってきたとはいえ、赤ちゃん中心の生活はまだまだ続きます。
ママも知らないうちに疲れやストレスが溜まっていることも。
家事や育児の合間に、ママがホッとできるような時間を設けられるといいですね。
好きなテレビを見ながらお茶を飲んだり、時にはパパに育児を交代してもらって、ママが1人の時間を作ってリフレッシュしてみましょう。
《②幼児食の開始》
離乳食から大人と同じ食事に切り替えていくための練習として、味付けが薄くて柔らかい食事を、赤ちゃんの食事に取り入れてみましょう。
大人のメニューも赤ちゃんが食べやすそうなものを用意すれば、ママは離乳食を作る手間もなくなり、家事の負担を減らせます。
生後12ヶ月の1日のスケジュール例
それでは、生後12ヶ月の実際のスケジュール例を見てみましょう。
【生後12ヶ月 1日のスケジュール例】
7:00 起床・着替え ※ママは朝食準備
7:30 離乳食①・歯磨き
8:00 ※ママは食器洗い・洗濯・掃除など
9:00 おやつ①遊び・散歩・買い物・児童館など
12:00 離乳食②・歯磨き
13:00 授乳①→昼寝(2時間) ※ママの休息・家事
15:00 おやつ②遊び・散歩・買い物・児童館など
17:00 ※ママは夕方の家事
18:00 離乳食③・歯磨き
19:00 入浴
20:00 授乳②→就寝
ミルクの回数が減ると、次の食事までにお腹が空いてしまうことも。
おやつは時間をきちんと決めたうえで、補食のつもりで取り入れていきましょう。
まとめ
伝い歩きやあんよは、日に日に上達していきます。
これからますます赤ちゃんが活動的になるため、ママとの遊びの幅も広がっていくことでしょう。
赤ちゃんに危険がないか、これまで以上に注意は必要になりますが、赤ちゃんの「初めての体験」は、これからもたくさんやってきて、ママを驚かせてくれます。
赤ちゃんの成長を見守りながら、楽しく過ごしていきましょう。