時間を有効活用?働くママこそ朝家事を
子育て中の働くママの場合、帰宅後は毎日目の回るような忙しさですよね。
洗濯や夕飯の準備もあるけれど、子どもと触れ合う時間も欲しい…と時間管理の悩みは尽きません。
そこでおすすめなのが「朝家事」です。
朝家事とは、家事を朝まとめてやってしまうことで時間を効率よく使おうというものです。
家族の寝ている朝の時間帯に家事を済ますことで、帰宅後に余裕を生むことが狙いです。
働くママの家事を効率化して、子育てへの時間に変えることができると理想的ですね。朝家事について詳しく見ていきましょう。
朝家事を効率良く進めるポイント
子育て中の働くママが効率よく朝家事を行うにはどんなポイントに気を付ければ良いでしょうか。
【洗濯】
浴室もしくは洗面室に突っ張り棒や物干しを設置する室内干しがおすすめ。
洗濯機から出してすぐ干せるので、洗濯かごへの移し替え、ベランダまで移動する時間が短縮できます。
帰宅が遅くなるママや留守中の天気が心配なママにおすすめです。
室内干しのにおいが気になる場合は除湿器をかけておきましょう。
【朝食】
納豆、つくだ煮、梅干し、海苔、ふりかけ、ジャム、はちみつなどを朝食セットとしてひとまとめにしておくと、サッと用意できて便利です。
炊飯器はタイマー予約しておきます。
食パンは縦に4分割ほどに切って出せば、子どもが自分でジャムやはちみつを塗りやすいようです。
みそ汁やスープなど熱いものは子どもが食べるのに時間がかかるので、朝食ではなく夕食時に出すようにしてはどうでしょう。
【夕食】
朝家事に慣れてきたら、夕食準備も済ませてから出勤しましょう。
カレー、シチュー、肉じゃがなどの煮込み料理なら、朝仕込みを済ませておけば帰宅後に温めなおすだけでOK。
煮込み料理は冷めていく時に味が染み込んでおいしくなるともいいますので、一石二鳥ですね。
【便利家電】
便利家電は働くママの頼りになる相棒ですね。
食洗機、ロボット掃除機、乾燥機付き洗濯機などの購入を検討してみましょう。
初期費用はかかりますが、子育て期間は10年は続きます。
日々の家事時間削減、睡眠時間や自由時間の増加が見込めると考えると、そんなに不相応なものでもないかもしれません。
朝家事で気を付けたいポイント
慣れてしまえば、早寝早起きの朝家事生活も難しいことではないかもしれません。
でも、以下のポイントは気を付けてくださいね。
【パパへのフォロー】
働き方改革で残業が減ってきているとはいえ、まだまだ深夜まで頑張って働いてくれているパパも多いはず。
夜遅いパパまで早起きに付き合わせるのはちょっとかわいそうかもしれません。
パパの夕食は、レンジなどで簡単に温めるだけで食べられるようにしてあげて。
夕食は別々だったぶん、朝食は家族そろって食卓を囲んだり、朝家事で空いた時間を利用してお弁当を作ってあげるなど、パパへのフォローも忘れずに。
【いざという時の対策】
疲れがたまった時や体調がよくない時など、ついつい寝過ごしてしまうこともあるでしょう。
炊飯器のスイッチを入れるの忘れてた!パンの買い置きがない!ということもあるかもしれません。
そんなときのために、保存がきいて朝食として活躍するものを用意しておきましょう。
たとえば、おもち。個包装タイプならば保存期間も長いので、焼いておしょうゆ+海苔でOK。
コーンフレークやグラノ-ラも保存期間が長くて朝食に便利です。
早起きに自信のないママは、洗濯機のスイッチは起きてから入れる方が良いかもしれませんね。
タイマーで洗濯は仕上がってしまっているのに干す時間がない!というのは避けたいものです。
朝家事は三文の得?
朝家事をするためには、早起きしなければなりません。1分でも長く寝ていたい…気持ち、分かります。
でも、早起きにはこんなメリットがありますよ。
【睡眠のゴールデンタイム】
夜の10時から2時の間に成長促進や老化防止に効果のあるホルモンが分泌されるので、その時間帯に睡眠をとることが理想的だそうです。
早起きすると必然的に早寝の習慣ができますから、この「睡眠のゴールデンタイム」を有効に使えそうですね。
【子どもの寝かしつけ】
子どもと一緒に自分が寝落ちしてしまわないようにするのも、けっこう大変ですよね。
寝てしまったらママが離れるのが分かっているのか、子どもも落ち着いてくれなかったり。
早寝早起きが基本の朝家事なら、子どもと一緒に寝てしまうこともできます。
【家事効率アップ】
世界的な成功者と呼ばれる人の中には、早起きを習慣にしている人が多いのだそうです。
たとえば、アップル社の元CEOスティーブ・ジョブスやスターバックスCEOハワード・ショルツ。
人間は睡眠によって脳の疲れを取ることができるため、1日の中で目覚めた直後が1番パフォーマンスを発揮できるからだそうです。
家事も効率よく片づけられそうですね。
まとめ
パパやママの帰宅時間や家族構成によって、朝できることは違ってくると思います。
でも、家事効率がアップする朝の時間帯を有効に使わない手はありませんよね。
まずは簡単に取り入れられるところから実践してみてはいかがでしょうか。