赤ちゃんの事故を防ぐチェックリスト

赤ちゃんの事故を防ぐチェックリスト

赤ちゃんは自宅でも事故を起こす

赤ちゃんの事故と言えば、家の外での事故を想像しがちですが、家の中でもたくさんの危険が潜んでいます。

 

大人にとっては何でもないものも、赤ちゃんにとっては興味津々というものもあります。
「まさかこんなところで?」というところでケガをすることもありますので、大人がしっかり気を付けてあげなければなりません。

 

そこで、家の中での事故を防止するためのチェックポイントについて、ご紹介します。

 

家の中での事故防止チェックポイント

多くの時間を過ごす「自宅」であっても、赤ちゃんには危険となるものが潜んでいます。
大人にとっては何気ないものでも、赤ちゃんにとっては命にかかわる場合がありますので、しっかりチェックしましょう。

 

そこで、自宅で気を付けたい赤ちゃんの事故についてご紹介します。

 

【誤飲や窒息】
赤ちゃんは何でも口に入れてしまいます。
口に入れることで体に害になるものや、窒息事故につながるものを口にしないよう気を付けてあげなくてはなりません。

 

目安としては直径が39mm以下のもの(トイレットペーパーの芯を通るもの)は、赤ちゃんの手の届くところには置かないように注意しましょう。

 

また、薬やハサミなどの刃物も使ったらすぐに片づけることが大切です。
タバコの吸い殻、電池などは特に命に係わりますので、厳重に管理しましょう。

 

他にもロールスクリーンやブラインドなどの紐を首にかけてしまうこともありますので、長い紐に関しては短く結んで赤ちゃんの手の届かないようにしましょう。

 

【感電】
赤ちゃんは何でも興味を示しますので、コンセントに指を突っ込んだり、鉛筆などを刺したりする可能性があります。
感電事故は命にかかわりますので、コンセントにカバーを付けるなどの事故防止対策をしましょう。

 

【ヤケド】
家の中には「ヤケド」の危険はたくさん潜んでいます。
冬場のファンヒーターやタバコ、お鍋をひっくり返してしまうなどでヤケドをしてしまう可能性があります。

 

お鍋やヤカン、タバコなどは手の届かないところに置くことはもちろんですが、ファンヒーターなどはガードを付けるなどして予防対策をすると良いでしょう。
ママやパパが飲んでいる熱いコーヒーや紅茶などにも注意が必要です。テーブルの上に置いてあるものもそうですが、抱っこしたままで熱い飲み物を飲む時にも気をつけましょう。

 

また、ホットカーペットの上に長時間寝かせることで低温やけどをしてしまうこともありますので、注意が必要です。

 

【転落・転倒】
頭の大きい赤ちゃんは、ただ歩くだけでも転んでしまいます。
家の中のあらゆる「段差」は赤ちゃんにとって転落事故につながってしまいます。

 

ベビーベッドからの転落や、階段などから転落する可能性がありますので、高いところに赤ちゃんを置いて、1人にさせないことが大切です。
また、テーブルクロスなど、赤ちゃんが捕まった時に事故につながるものは、撤去するか赤ちゃんの手の届かないようにしましょう。

 

【溺水】
赤ちゃんはほんの少しの水深でも溺れてしまいます。
お風呂の水をためたままにしておくと、目を離した隙に赤ちゃんが1人で入って溺れてしまう危険があります。
溺れてしまう可能性のある場所には入れないようにカギをかけたり、水を溜めたままにしないなどの配慮が必要です。

 

事故防止で大切なのは「目を離さない」

家の中で事故が起こらないよう、できる限りの範囲で予防策をとることが大切です。
しかし、いくら対策を行ったからといって事故が100%防げるわけではありません。

 

家での事故を防ぐ上で1番大切なことは、ママやパパが「赤ちゃんから目を離さない」ということです。
ママが家事をしている場合はパパが赤ちゃんから目を離さない、パパが仕事で家にいない場合はママが赤ちゃんから目を離さないなど、夫婦で協力しましょう。

 

料理を作る時など、どうしても赤ちゃんから離れなければいけない場合は、ベビーサークルやベビーラックなどを活用するのがおすすめです。
ただし、ベビーサークルやベビーラックなどを使った場合でも100%安全というわけではないので、目は離さないようにしましょう。

 

万が一事故が起こったら…?

どんなに気を付けていたとしても、一瞬の隙に事故が起こってしまうことがあります。
万が一事故が起こった場合は、冷静に様子を確認する必要があります。

 

例えば誤飲の場合は、何をどれぐらい飲んだか、意識ははっきりしているかなどチェックすることが大切です。

 

意識がないようであればすぐに救急車を呼ぶ必要がありますが、一見元気で判断が付かない場合もあります。
心配な時には、かかりつけ医に電話で相談すると良いでしょう。

 

もしかかりつけ医が閉まっている時間であれば、「救急相談センター(#7119)」「子ども医療電話相談事業(#8000)」に相談する方法もあります。

 

まとめ

家の中には、大人が考えるよりも事故に繋がる危険がたくさん潜んでいます。
好奇心旺盛な赤ちゃんが安全に過ごせるよう、定期的に「家の中の危険」についてママとパパで考えてみましょう。
しっかりと対策をすることで危険は少なくなりますが、一番大切なのは「目を離さないこと」ということを念頭に置きましょう。

この記事を書いたライター

きくちまい
きくちまい

2歳と6歳の子どもを育てているライター歴3年の在宅ママライターです。 幅広いジャンルで執筆中。日本中のママへ、わかりやすくて「なるほど!」な情報をお届けします!

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