赤ちゃんが風邪の時の外出は?
赤ちゃんが風邪で鼻水や咳が少し出ているけれど、熱はないし機嫌もよく元気そう…
そんなとき、ちょっとしたお買い物やお散歩など、外出してもいいのか、それともお家でゆっくり静養させた方がいいのか悩むことはありませんか。
赤ちゃんは元気でも、外出先で誰かに風邪をうつしてしまったら…?などの心配を持つ方もいるでしょう。
また、ただの軽い風邪でも、悪化させてしまうのも避けたいところ。
そこで今回は、赤ちゃんが風邪をひいているときの外出は問題ないのかという点とともに、どうしても用事があり外出するとしたら注意したいポイントなどを紹介していきます。
赤ちゃんが風邪をひいた!外出は大丈夫?
赤ちゃんが風邪をひいて、鼻水や咳の症状がある場合でも、赤ちゃんが元気で機嫌も悪くない場合はよくあります。
その時の外出は避けるべきでしょうか、それとも大丈夫なのでしょうか。
【熱があるときの外出はNG】
風邪をひいて発熱している場合は、病院の受診のための外出や、災害などの緊急時以外の外出はやめましょう。
赤ちゃんは熱があっても比較的元気だったり、遊びたがったりするかもしれませんが、熱があるときは体力の消耗も激しく、症状が急変する可能性もあります。
また、他人への感染の可能性がある病気の場合は、外出先で誰かにうつしてしまうかもしれません。
受診以外での外出は避け、食事の買い物などもパパや他の家族にお願いしたり、ネットスーパーなどを利用できるといいですね。
また、日頃からこのような外出できないときに備え、食材のストックを用意しておくのもいいでしょう。
ママやパパも赤ちゃんから風邪をうつされないよう、換気や小まめな手洗いうがいなど、家の中での予防を心がけましょう。
【お散歩や遊びは症状が落ち着いてから】
熱や下痢・嘔吐などの症状がなく、機嫌もよく、元気そうであれば、必要最低限のお買い物などの外出は問題ありません。
しかし、お散歩に出かけたり、子育て支援センターなどへ遊びに出かけるのは、鼻水や咳など風邪の症状が比較的落ち着いてからにしましょう。
マナーとして他の子への感染を避けるためであるのはもちろん、風邪をひいているときは普段よりも体力や抵抗力が落ちている場合もあります。
症状が悪化するのを防ぐためにも、病院でもらった薬等を飲んだり、ゆっくりとお家の中で休ませてあげながら、症状が落ち着いてから遊びに出かけるようにしましょう。
インフルエンザなどの感染力の高い感染症にかかっていた場合は、受診の際に外出を控える時期や外出を再開してもよい症状の目安を医師に尋ねておくのもいいですね。
【症状が残っているうちは遊び方に気を付けよう】
たまに咳や鼻水が出るくらい…と症状が治まってきたときでも、お散歩や公園などの外遊びの際は、寒い時期に長時間外気に当たりすぎると、風邪がぶり返してしまう可能性もあります。
症状がまだ残っている場合は、気温も暖かく、風がないなど気候の良い時間帯を選んで遊び、短時間で遊びを切り上げるなど、工夫をして遊ぶといいですね。
また、症状が落ち着いてきたとしても、鼻水や咳の症状が見られる場合は利用ができないなどのルールが設けられている遊び場、施設もあるでしょう。
特に赤ちゃんなどの小さい子どもが遊ぶ施設は、そのようなルールが設けられている場合がよく見られます。
ルールを確認し、気持ちよく遊べる場所で遊びましょう。
赤ちゃんが風邪の時の外出時の注意点
赤ちゃんが風邪をひいて、熱はないものの鼻水や咳などの症状がある場合、極力外出は避けたいところですが、どうしても外出をしなければいけないこともありますよね。
そんな時は次の点に注意しながら外出しましょう。
【人ごみを避ける】
風邪の症状があるときは、抵抗力も弱まり、風邪以外の他の病気をもらいやすかったり、また他人へ風邪をうつしてしまう可能性があります。
人ごみを避け、スーパーなどへのお買い物も、比較的人が少ない時間を狙って行くなどを心がけてください。
【無理をさせない】
また、風邪をひいているときは体力も落ちていることが多いです。
特に熱が下がった後などは体力が戻っておらず、普段は問題ない行動をとっただけでも疲れてしまうことも。
風邪の症状が悪化したり、熱がぶり返しては大変です。
無理をさせない範囲での外出を心がけましょう。
【短時間で済ませる】
無理をさせないためにも、用事は短時間で済ませるようにしましょう。
何ヶ所にも寄るお出かけは避けるのはもちろん、車での移動であっても、長時間のドライブになってしまうことは風邪をひいているときは控えてください。
買い物も効率的に済ませられるよう、メモなどを持ってさっと済ませるように工夫しましょう。
まとめ
赤ちゃんが風邪をひいているとき、外出してもいいのか、またどのくらいの症状であれば外出してもいいのか迷うこともありますよね。
ただの風邪でも、長引くのはしんどいですし、悪化させてしまうのは避けたいところ。
そのためには、症状が見られているうちは無理をさせないことが大切です。
できるだけ早く回復できるよう、遊び方も工夫してみてください。