赤ちゃんが鼻づまりでいびきをかいている!
まだ鼻の構造が未熟な赤ちゃんは、風邪や寒暖差などで、鼻づまりになることがよくあります。
鼻がつまっていると無意識に口呼吸になるため、寝ている時にいびきをかく原因になることも。
小さな赤ちゃんがいびきをかいて寝ていると、ママは少しびっくりしてしまいますよね。
「放置しても大丈夫なの?」「少しでも楽にしてあげたい」「受診する目安は?」など、言葉を話せない赤ちゃんの異変に、心配は尽きません。
そこで今回は、赤ちゃんが鼻づまりでいびきをかいている時についてのお話です。
対処法や受診の目安についても触れていますので、参考にしてみてくださいね。
【赤ちゃんが鼻づまりでいびき】放置して良い?
赤ちゃんが鼻づまりでいびきをかいている場合、放置して良いかは、鼻づまりの原因や状態によって変わります。
赤ちゃんは普段あまりいびきをかくことはなく、いびきをかいて寝ている場合、何かしらの原因があるようです。
一時的な風邪による鼻づまりなど原因がはっきりしていれば、時間が経てば改善する可能性が高いため、様子をみても問題ないことが多いでしょう。
また赤ちゃんの機嫌も、放置しても大丈夫かどうかの判断材料になります。
ただの風邪による鼻づまりでも、グズグズと赤ちゃんの機嫌が悪ければ、速やかに対処して不快感を取り除いてあげましょう。
【赤ちゃんが鼻づまりでいびき】対処法
赤ちゃんが鼻づまりでいびきをかいて寝ていると、苦しそうでママは心配になりますよね。
原因である鼻づまりを改善すれば、いびきも良くなるはずです。
自宅でママができる対処法には、どのようなものがあるのでしょうか。
【まずは拭き取る】
鼻の穴の入り口近くに鼻水が固まっていたら、まずは拭き取ってあげます。
ティッシュで押さえたり、ベビー綿棒で優しく拭ったりしましょう。
鼻水がついてくる場合は、奥の鼻水を引っ張り出すようにすると、スッキリしますよ。
拭き取る際は肌が傷つかないよう、とにかく優しくしてくださいね。
拭いた後に保湿剤を塗ってあげると、鼻の下が荒れたり痛くなったりするのを防げます。
【スポイトや鼻吸い器で吸引する】
スポイトや鼻吸い器で、鼻水を吸い取るのも効果的です。
ただし鼻水の吸引は嫌がる赤ちゃんが多く、無理やりにすると鼻の粘膜が傷ついたり、思わぬケガをしたりする可能性もあります。
また嫌がって泣いたことで、さらに鼻水が出て鼻づまりが悪化することも。
鼻水を吸引するのは効果的ではありますが、無理や危険のない範囲で行いましょう。
【鼻を温める】
蒸しタオルやお風呂の湯気で鼻を温めると、鼻の粘膜が保湿されて症状が和らぎます。
寝る前にすれば鼻づまりがスッキリし、いびきも少なくなるかもしれません。
鼻づまりによるいびきが気になる時は、お風呂→すぐに寝る、のルーティンにするのがおすすめです。
【加湿する】
室内の湿度が低いと鼻水が固まりやすくなり、鼻づまりが悪化する原因になります。
そのため鼻がつまっていびきをかいている時は、加湿器を使ったり洗濯物を干したりして、寝室を加湿しましょう。
【赤ちゃんが鼻づまりでいびき】受診する目安
赤ちゃんの場合風邪など原因が分かっており、一時的な鼻づまりによるいびきなら、受診せず様子を見るのも方法のひとつです。
しかし問題ないとは言え、ママとしては気になってしまいますよね。
赤ちゃんの鼻づまりでのいびきが気になる時の、受診の目安についてご紹介します。
・長引いている
・いびきが原因で睡眠不足になっている
・機嫌が悪い
・咳や熱などほかの症状がある
・授乳(食事)量が減った
・日常生活に支障が出ている
・呼吸が数秒間止まることがある
基本的には鼻づまりでいびきをかいていても、機嫌が良ければすぐに受診する必要はありません。
しかし上記のような症状があれば、受診を検討しましょう。
ママが思っているより症状がひどかったり、いびきの原因が鼻づまりだけではなかったり、ということも考えられます。
またそこまで深刻でなくても、ママが心配なら受診するのも良いでしょう。
医師に相談するだけでママの不安が解消されたり、お薬が出て赤ちゃんの鼻づまりが楽になり、すぐにいびきが良くなったりすることもありますよ。
受診の際には、いびきをかいて寝ている時の動画を撮っておけば、医師も判断しやすいかもしれませんね。
まとめ
赤ちゃんの鼻腔は小さく、少しの鼻水でもすぐに鼻づまりを起こしてしまいます。
鼻づまりによって口呼吸になると、赤ちゃんでもいびきをかくことも。
機嫌が良ければあまり心配いりませんが、寝苦しそうな場合は早めに対処をしてあげましょう。
少しでも不安がある時は、遠慮せず受診すればママも安心です。
今回紹介したような受診目安を参考にしてみてくださいね。
鼻づまりといびきが良くなれば、いつものスヤスヤと可愛らしい寝息を聞けるはずですよ。