夜泣きでも夫は起きてくれない
夜泣きをし出した赤ちゃんの対応に、毎日ヘトヘトのママ。
「少しは起きて手伝ってよ!」…と言いたくなりますが、どんなに赤ちゃんが泣いても夫は寝たまま。
そんな状況にイライラしてしまうママは多いのではないでしょうか。
一体なぜ夫は夜泣きをしても起きてくれないのでしょうか?
その理由とイライラが爆発する前に試したい対処法についてご紹介します。
夜泣きでも夫が起きない理由
赤ちゃんの夜泣きが始まっても、一向に起きる気配のない夫…。
「なぜいつも私だけ?」
「こんなに泣いているのになぜ起きないの?」
と不思議に思うママもいるでしょう。
まずは夜泣きをしても夫が起きない理由についてご紹介します。
【理由①赤ちゃんに対する神経が過敏ではない】
ママは赤ちゃんの泣き声を聞いたらサッとすぐに目を覚ましますよね。
しかし男性の場合、赤ちゃんの泣き声に対して神経が過敏ではないため、サッと起きて対応するということがありません。
というのも、産後の女性は母乳をあげるために短時間の睡眠にある程度対応できるようになっているから。
ホルモンバランスの変化によるものなんですね。
当然、母乳の分泌がない男性の場合は女性と異なり、短時間で寝起きするということが難しくなります。
そのため夜泣きに過敏に反応することがないのです。
【理由②そもそもママ任せという感覚】
夜泣きで起きてくれない夫の中には「どうせ起きても母乳は出ないし…」「どうしていいか分からないし…」という気持ちから、ママに任せたほうが効率的と思って起きない人もいるでしょう。
毎日とは言わなくても、たまには代わって赤ちゃんを抱っこしたりあやしたりして欲しいですよね。
【理由③疲れていて起きられない】
日中仕事で疲れている場合、どんなに夜泣きがひどくても起きられないというケースもありますよね。
眠りが深く、熟睡している場合は、どんなことがあっても朝までぐっすり…という夫もいるかもしれません。
夜泣きで起きてくれない夫への対処法
毎晩夜泣きに悩まされるママにとっては、隣で寝ている夫を憎らしく思うこともあるでしょう。
このようなことが尾を引いて、後々、夫婦関係悪化につながることも珍しくありません。
夜泣きで起きてくれない夫へイライラが爆発する前に、試して欲しい対処法をご紹介します。
【対処①夫と話し合う】
子育てはママだけが担うものではありません。
夜泣きで起きてくれない夫に不快感を抱いているのなら、一度腹を割って話してみましょう。
疲れているのはママも同じ。
ママが夜泣きで寝不足になり、赤ちゃんへの注意力が散漫になって思わぬ事故が起きてしまわないよう、夫婦で対処法を考えるのがおすすめです。
【対処②週末だけ交代してもらう】
夜泣きで精神的にも体力的にも疲労がピークに達しているママは、週末だけで良いので夫やその他の家族に代わってもらえないか検討しましょう。
ただし、ママ以外の誰かに交代してもらう場合は、必ず具体的にどんなお世話が必要か伝えておいてください。
特に夫の場合、「何をしていいか分からない」という理由で、結局ママに頼ってしまっては意味がありません。
・おむつの交換の仕方
・ミルクの作り方や授乳の仕方
・おむつや着替えの場所
など、事細かに伝えておくことが必要でしょう。
【対処③家事は後回しにする】
夜泣き期間中は、ママも日中は寝不足で疲れていますから、必要最低限の家事をするだけにし、休息をとることを優先しましょう。
夫にも理解してもらいながら、夜泣き期間中はある程度の家事は目をつぶってもらうことが大切です。
可能であれば、日中におじいちゃんおばあちゃんへ手伝いに来てもらったり、週末に夫が家事をまとめて行ったりして家族みんなで協力し合うといいと思います。
【対処④普段から夫にもっと関心を持ってもらう】
夜泣きをしても夫が無関心の場合、育児に自信がない・どうしていいか分からないと言った事情があることも。
普段からママがメインに育児をすることで、それが当たり前になってしまい、夫が育児に対して関心を持てないのかもしれませんね。
そんなときは夜泣きに限らず、普段からもっと夫を巻き込んで育児をしましょう。
休日には家族みんなでお出かけしたり、おむつ交換や離乳食作りなどを夫婦で一緒にやったりするだけでなく、夫がいない日中の赤ちゃんの様子をこまめに伝えるのもおすすめです。
興味・関心を持ってもらうことで、夜泣きに対しても当事者意識が芽生えるかもしれませんよ。
まとめ
夜泣きがひどい時期でも夫が起きてくれないと悩むママは多いもの。
夫婦間に亀裂が入るきっかけになることもあります。
夜泣きのつらさ、大変さというのは、ママ自身が伝えなければ夫も理解できません。
イライラが爆発してしまう前に、まずは夫婦で話し合い、夜泣きの時期を乗り切る方法を考えてみましょう。
どんなに仕事が忙しいと言っても、何かしらの形でママをサポートすることができるはず。
夜泣きという大きなハードルを、夫婦一丸となって乗り切ることで、より絆が深まるといいですね。