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赤ちゃんの夜泣きの原因が知りたい!
赤ちゃんの夜泣きの原因がわからず、悩んでいませんか?
夜泣きは、赤ちゃんが生後6ヶ月頃から1歳になるくらいに始まり、半年から1年ほど続くことが多いようです。夜泣きが始まる時期や長さも赤ちゃんそれぞれで違いますし、1人目は夜泣きをほとんどしなかったのに2人目はひどいなど、同じママから生まれても差があります。
夜泣きは、赤ちゃんの成長する過程で起きることなので、成長すれば夜泣きをしなくなることはわかっていますが、世の中の親の実に8割が悩み、夜泣きの原因や対処法を知りたいと思っていいるようです。
子育ての苦労として上位にランクされるほど、たくさんのパパとママを悩ませている「夜泣き」。
現在では赤ちゃんの夜泣きの原因ははっきりとは解明されていませんが、考えられる要因はいくつかあるようです。
今回は、夜泣きの原因となる7つの説についてご紹介します。
夜泣きの原因①寝室の環境
寝室の環境が整っていないことが、赤ちゃんの夜泣きの原因としてあるようです。
寝室の照明が明るすぎて深い眠りにつけず、赤ちゃんが泣いて起きてしまうことがあります。光に敏感な赤ちゃんの場合、豆電球1つ点灯しているだけでも、明るいと感じるそうですよ。
また、寝室の室温が赤ちゃんにとって、暑すぎたり寒すぎたり快適ではないことも要因の1つとして挙げられます。夏は28度、冬は20度(新生児期は23〜25度)くらいを目安にして寝室の室温を整えましょう。
赤ちゃんがぐっすり眠れるような快適な空間をつくりだしてあげたいですね。湿度にも気をつけて、45−60%になるように調節するようにしましょう。
夜泣きの原因②体内時計が整っていない
赤ちゃんの体内時計が整っていないことが原因で、夜泣きするという説もあります。
赤ちゃんは、明るい時間に陽の光を感じることで、生後4ヶ月頃から少しずつ体内時計を整えていきます。
このように朝早起きして日中は光を感じ、夜は暗くして早めに寝るという生活リズムがまだ整っていないため、昼夜区別がつかず、寝付けないことで夜泣きが起きると言われています。
夜泣きの原因③睡眠サイクルが未熟
赤ちゃんの夜泣きの原因は、睡眠サイクルの調節が未熟だからとも言われています。
大人の睡眠は、レム睡眠とノンレム睡眠を繰り返すサイクルになっていますが、赤ちゃんの場合はまだ整っていないため、レム睡眠とノンレム睡眠の切り替えが上手にできず、眠りが浅い時に起きて夜泣きをしてしまうのです。
赤ちゃんも成長とともに、少しずつ大人と同じような睡眠サイクルになってきます。
それまでよく寝ていたのに、急に夜泣きをし始める赤ちゃんなどは、睡眠サイクルが整う途中の段階で、乱れてしまったのかもしれません。
夜泣きの原因④夢を見ている
赤ちゃんも夢を見ます。赤ちゃんの脳は、日々活発に発達し、起きているときに赤ちゃんが経験したさまざまな事を、寝ている間に脳内で情報整理をします。
このような過程が夢となって現れ、赤ちゃんを刺激して夜泣きさせているという説もあるようです。
夢を見ている時や脳が情報整理している時は、レム睡眠という浅い眠りの状態なので目が覚めやすく、夜泣きをすると言うわけです。
寝る前に、あまり刺激の強い遊びをすると夜泣きが起きやすいため、注意が必要ですね。
夜泣きの原因⑤感情表現やストレス
赤ちゃんは、感情を主に泣くことで表現しています。それは昼間でも夜間でも関係ありません。
何か気持ち悪い、体がかゆい、痛い、暑い、寒い、お腹が空いた、のどが渇いた、眠い、泣きたいという感情さえも、泣くことで表現する事になります。
これらの感情表現が、たまたま夜間になってしまったことで、夜泣きになってしまうこともあるようです。
また、赤ちゃんもストレスを感じることで夜泣きすることがあると言われていますので、安心して赤ちゃんが眠りにつけるよう配慮してあげましょう。
夜泣きの原因⑥寝不足
赤ちゃんは自分の夜泣きで、当然ですがパパやママと同じように寝不足になり、寝不足で機嫌が悪くなるため夜泣きすることがあるそうです。
眠りたいのに眠れない赤ちゃんは、大人の不眠症のような状態になります。
夜泣きするから寝不足になり、寝不足になるから夜泣きするというのは悪循環ですよね。
夜泣きがひどく、赤ちゃんもなかなか寝付けなかった翌日は、赤ちゃんが落ち着ける環境を作り、静かに眠りにつけるように心がけましょう。
夜泣きの原因⑦寝ぼけ泣き
赤ちゃんも大人と同じように、浅い眠りの時に体を動かしたり、何か伝えようと泣き出したりすることがあります。
いわゆる「寝ぼけ泣き」です。
この時、赤ちゃんの夜泣きだとママが勘違いして、抱っこしてあやしたりおっぱいをあげようとすると、寝ていた赤ちゃんを起こしてしまうことになるので、夜泣きが悪化することがあります。
たとえ寝返りしたり、泣いたりしても、寝ぼけているだけかもしれないので、少し様子を見るのも1つでしょう。
しばらくして泣き止み、また自分の力で眠りにつくようであれば、寝ぼけ泣きの可能性が高いと思います。
まとめ
残念ながら、赤ちゃんが夜泣きをするはっきりとした原因はまだわかっていません。
しかし、今回ご紹介したような様々な要因が重なって起きることはわかっています。わが子のことを観察して、原因として考えらることを取り除きながら、夜泣き対策を行っていきましょう。