トイトレで使うおまるの洗い方は?
トイレトレーニングで、おまるを使うという人もいると思います。
排泄物を受けるものですから、毎日汚れますが、子どもの肌に触れるものですし、毎日衛生的にしておきたいですよね。
そんなおまるの洗い方はどのようにすればいいのでしょうか。
今回はどこで洗うの?洗う手順は?などの基本的な洗い方から、できるだけ簡単に洗う方法をご紹介していきます。
トイトレおまるの洗い方
おまるは使用後に毎回洗い、かつ定期的に掃除を行うことで、衛生的に使用できます。
【おまる使用後の洗い方】
まずはおまるを使った後の洗い方について見ていきましょう。
1.おまるのポット部分(座る部分・補助便座のような部分)を外し、中の排泄物をトイレへ流す
2.排泄物が入っていた中に水を入れ、汚れた水をトイレに流すのを数回繰り返し、すすぐ
3.おまるの便座部分と赤ちゃんが手で持つ部分(ハンドル)を水洗いし、その後本体を水洗いする
(汚れが取れないようであればスポンジなどでこすり取る)
4.風通しの良いところで乾かし、においや衛生面が気になるようであればアルコールスプレーなどを使う
洗うのはお風呂場のように広い場所の方が洗いやすいですが、基本的に洗った後の汚水はトイレへ流しましょう。
【定期的なお手入れ】
毎回おまるを洗うのに加え、月に数回程度、次のようなお手入れをしておくといいでしょう。
1.おまるを分解し、中性洗剤をつけたスポンジでおまるを洗う
2.水ですすぎ、タオルで水分を拭き取る
3.乾いたら除菌・抗菌スプレーをかける
この作業はお風呂場、または洗いやすいシンクで行っても問題ないでしょう。
便座部分などに、細かい溝などがある場合は、使い古しの歯ブラシなどを使って丁寧に洗いましょう。
おしっこは結構飛び散るので、溝などに入りやすいです。
おまる本体は、縁にうんちがこびりつきやすいので、その点を入念にこすり洗いをしてください。
簡単におまるを洗う方法は?
毎回の使用後に洗う必要のあるおまる。
しかし、ワンオペや急いでいる時など、忙しくてすぐに綺麗にしてあげられない!という時があるかもしれません。
洗うのが遅くなると、汚れがこびりつく一方。
そうならないように、もっと簡単にさっと洗う方法はないでしょうか。
【おしっこの時の簡単な洗い方】
おしっこをする時に簡単に洗う方法は、あらかじめ次のものを用意しておきましょう。
・未使用のおむつ
・除菌スプレー
・ティッシュ
未使用のおむつをおまるの中に敷いておくのです。
おむつの代わりに吸水シートや、ペットシートなどを使用してもいいでしょう。
それらにおしっこを吸わせ、排泄後に捨てます。
その後おまるの中を除菌スプレーをかけ、ティッシュで水分を拭き取りましょう。
また、除菌スプレーやティッシュの代わりに、トイレ用の掃除シートを使って拭き取り掃除をするのもいいですね。
【うんちの時の簡単な洗い方】
うんちの時もおしっこの時と同じように未使用のおむつでキャッチする方法もいいでしょう。
ただ、うんちの場合は、うんちだけ出る場合もあれば、うんちを踏ん張っていると、おしっこも一緒に出ることありますよね。
うんちだけの場合には、吸水できるおむつは必要ないので、トイレットペーパーを数枚重ねて置いておきましょう。
うんちだけが出た時には、トイレットペーパーに包み、うんちをトイレに捨てるだけです。
もし、一緒におしっこが出ることが多ければ、トイレットペーパーの下に吸水シートやペットシートを敷いておくといいでしょう。
うんちを捨てた後は、おしっこの時と同じように、除菌スプレーをかけ、ティッシュで拭き取っておきます。
トイレットペーパーで拭き取っても構いません。
【おまる専用シートを使う】
おまるでの排泄後、簡単に処理できるように、「おまる専用シート」というものも市販されています。
シートを1枚おまるの内側に入れておくと、おしっこを出した時、おしっこがジェル状に固まるというものです。
うんちの場合もキャッチして、シートの口を縛って捨てるだけです。
おまるの中を汚すことなく、また1回1回洗う必要ないものです。
赤ちゃん用品店やネット通販などで購入できます。
ただし、定期的なお手入れは行いましょう。
【ビニール袋とキッチンペーパーを使う】
おまるにスーパーのビニール袋を2重に重ね、覆うように被せておきます。
ビニール袋の中には吸水力のあるキッチンペーパーを入れておきましょう。
その中で用を足し、中の排泄物をトイレで処理し、使った袋とペーパーは捨てるだけなので簡単に処理ができます。
ただし、こちらも定期的な処理は必要ですし、ビニール袋がかしゃかしゃと音がするので、用を足すのが嫌がる子もいるかもしれません。
まとめ
トイトレ用のおまるは、家のトイレと同じように、衛生的に保つためには掃除が必要です。
特におまるは自動洗浄機能などがついていないので、使用のたびに洗わなければいけません。
少し面倒ではありますが、簡単に掃除できる方法もあるので、試してみてください。