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赤ちゃんがパパを忘れることってある?

赤ちゃんがパパを忘れるのはなぜ?

赤ちゃんが産まれ、新しい家族としてスタートしたものの、赤ちゃんがパパのことを忘れている気がする、パパを見るたびに泣いてしまう…という状況になったことがある方もいるでしょう。

産後に実家へ里帰りしたり、パパが仕事で忙しかったりなど、パパに会う機会が少ないと、パパを忘れてしまうこともあるようです。

忘れられてしまうパパも悲しいですが、パパに会うたびに赤ちゃんに泣かれてしまうとママも困ってしまいますよね。

今回は赤ちゃんにパパを忘れてしまう原因についてと、忘れられないための対策についてまとめました。

 

なぜ赤ちゃんがパパを忘れるのか?

赤ちゃんがパパを忘れてしまうのには、いくつかの理由が考えられます。

 

【パパと触れ合う時間が短いから】

まず多い理由が、パパと触れ合う時間が短いというのが考えられます。

育休などを取らなかった、取ることができなかった場合、普段は仕事をしていて、赤ちゃんと触れ合う時間がないという方もいるでしょう。

 

その分、休日に意識してたくさん触れ合うようにしているパパもいると思いますが、実は赤ちゃんの記憶しておける期間というのは、思っている以上にとても短いです。

アメリカのある大学で行われた実験では、赤ちゃんが何かを覚えていられる期間は生後6ヶ月頃で約1日程度、生後9ヶ月で約1ヶ月程度と言われています。

そのため、生後半年未満の赤ちゃんと休日1日触れ合ったとしても、翌日の夜になったら忘れてしまうというのは仕方がないことかもしれません。

 

【パパの育児の関わり方が薄いため】

赤ちゃんと「どのように関わればいいか分からない」という理由から、関わりが薄いパパもいるかもしれません。

初めての育児だと、どのように接していいのか分からないことも多いですよね。

 

しかし、それはママも同じこと。

パパには母乳をあげることだけはできませんが、それ以外はパパにできることばかりです。

おむつ替え、沐浴、遊ぶこと、声かけ、寝かしつけ…

時間のある限り赤ちゃんに接することで、赤ちゃんにとっての大切な存在になっていきます。

パパの愛情が赤ちゃんに伝わり、記憶にも徐々に残っていくはずです。

 

【パパ見知りをしているから】

記憶の維持期間は生後6ヶ月頃で約1日、と先述しましたが、この生後6ヶ月前後に「人見知り」が始まる赤ちゃんもいます。

人見知りとは、知らない人に対し、抱っこなどのお世話をされることや、話しかけられると泣いてしまうという現象です。

この人見知りの対象がパパである赤ちゃんもいて、「パパ見知り」などと呼ばれることがあります。

 

いつも会っているのに、赤ちゃんに「知らない人」として認識されるのはパパもつらいですが、人見知りは赤ちゃんの記憶力が成長しているという証拠でもあります。

知っている人と知らない人を見分けることができているということなのです。

 

人見知りの始まる時期や続く期間、終わる時期には個人差が大きいので、パパ見知りされている期間が不安なパパもいるかもしれません。

しかし、ずっと人見知りするわけではなく、言語能力が発達してくる2~3歳頃には終わる子が多いので、いつかはパパのことを覚えてくれると信じて、うまく赤ちゃんと接していきましょう。

あまりにも泣く時に無理に接するのは逆効果なので、機嫌のいい時に、ママと一緒に接していくと、徐々にパパのことも覚えて、大丈夫になる時間が増えていくかもしれませんよ。

 

赤ちゃんがパパを忘れないための対策

パパが赤ちゃんに忘れられてしまうのを防ぐためには、どうすればいいでしょうか。

いくつかの方法をご紹介します。

 

【日常的にパパと接する】

赤ちゃんがパパを忘れないためには、パパの存在を日常生活に取り入れることが重要です。

仕事に出かける前、帰ってきた後に触れ合う時間を少しでも作る工夫をしてみましょう。

朝のおむつ替え、お風呂タイム、寝かしつけなど、パパの担当を作り、赤ちゃんとの時間を作ってみてください。

もちろん、家庭によっては赤ちゃんの生活リズムに合わない場合もありますが、何かしら時間が作れるといいですね。

 

【休日のファミリータイムを充実させる】

パパが仕事がお休みの日には、ママパパ赤ちゃんの家族で一緒に過ごす時間を充実させてみましょう。

一緒の空間にいたり、何かを一緒に楽しんだりした経験が、赤ちゃんとパパの絆を深めていきます。

普段、単身赴任など、離れて住んでいるパパも、たっぷりと休日は赤ちゃんタイムが取れるといいですね。

 

充実させるといっても、旅行に行くなど特別なことをしなくても大丈夫です。

一緒に遊ぶ、近くへお散歩へ行くなど、日常的な時間を一緒に過ごすことで、徐々に赤ちゃんもパパを覚えていくでしょう。

 

【パパと赤ちゃんだけの時間を作る】

パパと赤ちゃんだけの時間を作るのもいいでしょう。

いつもはお世話をママに頼りきっているパパも、赤ちゃんと2人きりなら、責任感を持って接することができるかもしれません。

2人でお散歩に出かけたり、ママが美容院などに出かける際に留守番をしたりしながら、意識的に2人の時間を作ってみるといいですね。

 

まとめ

赤ちゃんと接する時間、機会が少ないと、赤ちゃんがパパのことを忘れてしまうことがあるかもしれません。

それは赤ちゃんの記憶力の問題でもありますが、成長するごとに記憶力も成長していきます。

ひとまず、パパと赤ちゃんとの時間を工夫して作ってみることから始めてみましょう。

この記事を書いたライター

おかだ うみ
おかだ うみ

2人の男の子を育児中のママライター。うどん県出身、お蕎麦の美味しい北陸在住。趣味はカフェ巡り、キャンプ、音楽鑑賞。子どもたちとの些細なできごとを100%楽しめるような毎日にしたい!と日々模索中。その中で学んださまざまな情報をお届けできたらと思っています。

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