赤ちゃんがパパとのお風呂で大泣き!
赤ちゃんをお風呂に入れるのは、育児の中でもかなりの重労働。
赤ちゃんを落としてしまわないよう神経をつかいながらお風呂に入れなければならず、お風呂から出た後も風邪をひいてしまわないようサッと着替えさせなければなりません。
この一連のお世話を1日の最も疲れている夕方にしなければならないママは、本当に大変なもの。
慣れないうちはドッと疲れが出てしまうでしょう。
せめて休日くらい、パパに代わって欲しいと思うママは多いはず。
ところが、いざパパと一緒にお風呂に入ろうと思ったら、赤ちゃんが嫌がって大泣きしてしまうこともあるでしょう。
「お風呂ぐらい、パパが入れてよ~」とママも愚痴りたくもなってしまいますよね。
一体なぜ、パパだと赤ちゃんはお風呂を嫌がってしまうのでしょう?その原因と対処法についてご紹介します。
赤ちゃんがパパとのお風呂を嫌がる理由
なぜ赤ちゃんがパパとのお風呂を嫌がってしまうのでしょうか、まずはその理由から見ていきましょう。
【理由①パパが赤ちゃんをお風呂に入れることに慣れていないから】
そもそも、普段から赤ちゃんと過ごす時間が少ないパパにとって、お風呂に赤ちゃんを入れるというのは大仕事!
抱っこも不安定で、泣いた時にどう対処していいか分からず右往左往することも。
湯温が適温でなかったり、シャワーの勢いが強すぎたりすることもあるかもしれません。
パパが赤ちゃんのお世話そのものに慣れていないことで、赤ちゃんに不安感を与えてしまい、結果としてパパと入る時にいつも嫌がってしまう…ということが起こっている可能性があります。
【理由②パパ見知りが始まってしまったから】
生後4~5ヶ月くらいになると、早い子で「人見知り」が始まります。
これはママとそれ以外の人との区別が付いてくるようになるから。
もしかしたら、パパ見知りがが始まり、パパと一緒に2人でお風呂に入るのが嫌!という子もいるかもしれません。
【理由③いつもと違う感覚が不快だから】
平日はいつもママと一緒にお風呂に入り、休日だけパパにお風呂をお願いする家庭は多いですよね。
しかし、たまにパパと一緒に入った時の感覚が「いつもと違う」と感じることで赤ちゃんは不快になり、泣き出してしまうこともあります。
ママと同じようにやっているつもりでも、赤ちゃんにとっては抱き方・洗い方が違うのかもしれません。
赤ちゃんがパパとのお風呂を嫌がる時の対処法
では一体どうしたら、赤ちゃんがパパとのお風呂を嫌がらずに入ってくれるようになるのでしょうか?
以下を参考にしながら、少しずつパパにも赤ちゃんにも慣れて行ってもらいましょう。
【対処法①無理強いしない】
赤ちゃんがパパとのお風呂を嫌がって大泣きする場合は、無理をしないようにしましょう。
無理強いしてしまうと、赤ちゃんは余計にお風呂もパパも嫌いになってしまいます。
泣いて暴れてしまうと、パパもお風呂に入れにくいですよね。
まずは、日ごろからなるべくパパが赤ちゃんとの時間を作り、少しずつ距離を縮めていくようにしましょう。
そしてパパとの信頼関係を築いていくことから試してみてください。
【対処法②ママもお風呂場で声掛けをしてあげる】
パパと2人でお風呂に入るのを嫌がる赤ちゃんの場合、しばらくはママのサポートが必要です。
ママもお風呂場まで行き、赤ちゃんに「大丈夫よ」「パパと一緒に楽しく入ろうね」などと声掛けをしてあげてください。
ママがそばにいるんだ…と、赤ちゃんが分かれば安心して泣き止んでくれるかもしれません。
パパもきっとママがいてくれた方が心強いですよね。
慣れてきたら、少しずつママのいる時間を少なくしていくといいでしょう。
【対処法③少しずつ回数を増やして慣らしていく】
パパとのお風呂を嫌がるのは、パパ自身が赤ちゃんのお世話に不慣れであることで、赤ちゃんが不安になってしまうから。
しかし、だからと言ってパパが諦めてしまうと、赤ちゃんとの距離は一向に縮まらないままです。
仕事の都合で物理的に難しい家庭もありますが、休日や早く帰宅できる日は、なるべくお風呂はパパに担当してもらい、少しずつ回数を増やしていくようにしましょう。
パパも赤ちゃんのお世話に慣れてくれば、自然と信頼関係が築けていきます。
時間をかけてゆっくりと、慣らしていくといいでしょう。
まとめ
赤ちゃんがパパとのお風呂を嫌がるのは、パパのことが嫌なのではなく「ママの方が安心するから」なんですよね。
ママはいつも赤ちゃんのそばにいるわけですから、ママの方が安心するのは当たり前のこと。
しかし、だからといって育児をママ任せにするのはNG。
少しでもママの負担を軽くできるよう、休日は積極的にパパが赤ちゃんと一緒にお風呂に入りましょう。
あまりにも赤ちゃんが嫌がり、パパが自信を失くしていたら、ママが積極的にサポートしてください。
このように、ゆっくりと1歩ずつ、ママもパパも「親として」成長していけるといいですね。