パパに育児参加してもらうには最初が肝心
産後、一番育児が大変な時期に「パパが全然育児参加してくれない」と嘆くママも多いですよね。
あれだけ楽しみにしていた赤ちゃんとの対面も、実際に夜泣きやグズリで大変な時はいつもママ任せ…。
そんなパパにイライラしているママは多いのではないでしょうか。
パパに育児参加してもらうためには、何と言っても「最初」が肝心。
パパが育児参加するのが”当たり前”という環境を作り上げ、パパが育児に興味を持ってもらえるよう促すことが大切なんです。
そこで今回は、パパに育児参加してもらうためのコツをご紹介します。
なぜパパに育児参加してもらうには最初が肝心なの?時間が経ってからでは遅いの?などの疑問も解消していきますよ。
なぜパパの育児参加は最初が肝心なの?
パパの育児参加はなぜ最初から促すことが大切なのでしょうか?
それには以下のような理由があります。
【理由①ママとスタートラインが一緒で育児参加しやすいから】
初めての赤ちゃんを授かったときは、ママもパパも育児初心者。
お互いわからないことだらけですが、ママもパパも同じスタートラインに立つことで、協力し合いながら育児をすることができます。
逆に、ママだけがどんどん知識や経験を増やしてしまうと、パパだけが”置いてけぼり”のような状態になってしまいますよね。
慣れない育児にもたついているパパを見て「そうじゃない!」なんてママがイライラしてしまい、夫婦喧嘩に発展することも。
そんな夫婦間での「育児格差」を埋めるためにも、最初からママとパパが一丸になって一緒に育児をすることが大切なんです。
【理由②パパの自覚が芽生えやすいから】
お腹の中で10ヶ月も赤ちゃんの命を育んできたママとは違い、パパは赤ちゃんが生まれても、まだ実感がわかないということがありますよね。
人によっては、どこか他人事のように感じていることもあるかもしれません。
だからこそ、生まれてすぐからパパにも積極的に育児参加させることが大切です。
おむつ替えや沐浴などを通し、少しずつパパとしての自覚を芽生えさせることができます。
「イクメン」になる日も近いかもしれませんよ。
もう手遅れ?時間が経っても大丈夫?
時間が経っている場合でも、ママの促し方でパパも積極的に育児に参加してくれるようになるかもしれません。
決して「手遅れ」というわけではないので、諦めてはいけませんよ!
パパに育児参加してもらいやすい環境を作り、ママが上手く誘導してあげましょう。
そのコツは、次節で詳しくご紹介します。
パパに育児参加してもらう3つのコツ
では早速、どのようにパパに育児参加してもらえばよいのか、そのコツについてご紹介しましょう。
手遅れかも?と不安になっているママも、一度ぜひ試してみてください。
【①パパの役割を決める】
どうしても赤ちゃんと過ごす時間が多いママは、テキパキと赤ちゃんのお世話をこなしてしまいますよね。
すると、パパだけが置いてけぼりになってしまう悪循環が生まれるので、必ず「パパの役割」を与えてあげましょう。
・休日のお風呂
・休日の公園遊び
など、パパが自宅にいる日は、積極的に赤ちゃんと関わってもらえるように予め「役割」を与えておくと分かりやすいですよ。
パパも、育児参加したいけれど「何をしたらいいか分からない」と思っているかもしれませんから、役割を与えることでスムーズに育児参加してくれるかもしれません。
【②して欲しいことは具体的に言う】
パパの役割を与えると同様に、「○○して欲しい」とママが思っていることは具体的にお願いしましょう。
ママにとっては当たり前のことでも、普段仕事で不在にするパパにとっては、赤ちゃんのお世話は未知の世界です。
赤ちゃんのお世話に慣れないパパにとっては、気を利かせることもできないかもしれませんね。
なるべくやって欲しいことは具体的に伝え、パパが気持ちよく育児参加できるようにしてあげましょう。
【③育児グッズの買い物はパパと一緒に行く】
育児グッズを買いに行くときは、ぜひパパを誘っていきましょう。
育児参加をしたくなるような、パパが使ってみたいグッズがあるかもしれません。
ママの好みも大切ですが、ときにはパパの意見も取り入れてみてもいいかもしれませんね。
また、よく使う抱っこ紐やママバッグは兼用デザインを選び、パパが使うのを嫌がらないようにするのもおすすめの方法ですよ。
まとめ
パパに育児参加をしてもらうには、今回ご紹介したような工夫が必要です。
・最初から積極的に赤ちゃんに関わってもらう
・パパがスムーズに育児参加できるようにママがサポートしてあげる
などを心がけ、育児は夫婦で協力するもの…という印象を付けるようにしましょう。
ただし、パパも仕事で忙しく、物理的に時間が取れないケースもありますよね。
そんなときは、パパにプレッシャーをかけ過ぎないよう気を付けながら、パパができることから徐々に手伝ってもらうようにしましょう。
これらを繰り返すうちに、パパも自然と赤ちゃんとの関係性を築き上げられ、育児が楽しい!と思ってくれるかもしれません。
そうなれば、ママにとっては大成功!
少しでもママばかりに負担が偏らないように工夫し、大切なわが子の成長を見守っていきましょう。