パパが単身赴任中の子育て
パパが単身赴任をすることになった…
急にそうなると、ママもパパも不安ですよね。
パパの単身赴任は、ママの生活や子どもにどのような影響を与えるのでしょうか。
また、単身赴任することになった際、気をつけておくポイントはあるでしょうか。
パパが単身赴任!子育てへの影響は?
パパが単身赴任していることで、考えられる子どもへの影響、子育てに影響をまとめました。
【お互いの負担が増える】
パパが単身赴任すると、お互いに負担が増えることが考えられます。
特に夫婦で協力しながら家事や育児を行ってきた場合、その協力ができなくなることによって、ママもパパも両方とも負担が増えることになります。
パパは自身の食事や洗濯等、しなければいけないことが増えるかもしれません。
子育てにおいては、残ったママだけに大きく負担がのしかかる形になりやすいでしょう。
【パパのいない生活に慣れてしまう】
パパと単身赴任をすると、子どももママも、パパと会う機会が少なくなってしまいます。
最初は寂しいと感じたり、負担が大きいことに苦労したりすることもあるかもしれませんが、その状況が続くと慣れてくるものです。
子どももパパのいない生活が”普通”になり、逆にパパが一時帰省すると、その生活が非日常的で居心地悪く感じてしまうことも。
パパも自分1人の生活に慣れ、家族としてどのように過ごしていたのか忘れると、帰省中ぎこちなくなることもあるでしょう。
もちろん、新しい生活に慣れるのは悪いことではありませんが、その慣れが単身赴任が終わり、また一緒に暮らすことになった時に、今までは特に話題や問題にならなかったことが、摩擦となってしまうことも。
どちらが悪いというわけでもなく、パパと、ママと子どもの生活スタイルが違ったための、価値観の違いが生じてしまうことがあるのです。
【パパも子育てに慣れない】
パパが子どもと接する時間が少なくなり、子育てに関わる時間が少なくなると、子育ての仕方が分からなくなることも。
子どもの成長は早いもので、その月齢、年齢が幼いほど、数週間離れていただけでも、前とは全く違う成長を見せることもあります。
子どもの成長を近くで見られないということも寂しいですが、一時帰宅した時にどのように子どもと関わればいいのか分からない、子どもがどのようなことができるようになって、何が好きなのかなどが分からず、子どもとの関わり方に悩むパパもいるようです。
【お互いの大切さに気付ける】
パパが単身赴任をすることによる子育てへの影響は、悪いことだけではありません。
離れているからこそ、お互いの大切さに気付けるということもあります。
家事、育児ともに協力することの大切さ、お互いが精神的な支えとなっていることは、それが当たり前になってしまっている環境では気付けないことも。
単身赴任で離れ、当たり前だと思っていた生活が、そうではなくなることで、お互いに思いやりを持つことができるようになるかもしれません。
パパの単身赴任中気をつけたいポイント
パパの単身赴任は家族にとって、少なからず影響があるものですが、その影響がマイナスばかりではなく、プラスに働くにはどのようにするといいでしょうか。
単身赴任するパパも、パパを見送るママも次のポイントを意識してみましょう。
【コミュニケーションは密にとる】
まず大切なのは、離れていてもコミュニケーションを密にとること。
今は様々なツールでオンライン通話ができますね。
離れていても顔を見て話せ、やりとりをすることができます。
時差のある海外などで時間が合わなくても、動画であれば簡単に送れます。
子どもの成長の様子や、できるようになったこと、興味が出てきたことなどを動画でパパに送ったり、パパも暮らしぶりをママへ送ったり。
普段悩んでいること、嬉しかったことなど、一緒に暮らしていたら何気なく話していただろうことを何でも伝え、コミュニケーションをとりましょう。
【離れていても家族であることを子どもへ伝える】
単身赴任でパパが離れて住んでいても、パパの存在をママが普段から子どもに話をするのもいいでしょう。
「パパも今ご飯を食べているかな?」
「パパもお仕事終わった頃だね。」
など、何気なくパパのことを話すことで、小さい子どもでも日常的にパパの存在を感じさせてあげてみてください。
【帰省した日にはたくさんのスキンシップを】
パパが帰省した時には、子どもはもちろん、ママも一緒にたくさんスキンシップをとるようにしましょう。
離れていた分、濃密な楽しい時間を過ごせれば、パパの存在がより大きくなり、子どもにも楽しい記憶となって残るでしょう。
次に帰ってくる日を心待ちにしてくれるかもしれません。
まとめ
単身赴任をするパパも大変ではありますが、ママも一人で子育てをし、家を守らなければいけないと精神的にも体力的にも負担が大きいもの。
だからこそ、パパとママ2人で、物理的には離れていても、気持ちは一緒に、お互いに応援と感謝をしながら協力し合うことが大切です。
いつかまた一緒に暮らせる日が来た時に、離れている時間がより家族の絆を深めてくれたと思えるような、お互いに後悔しない時間を過ごせるといいですね。