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赤ちゃんのひとり遊びの重要性

赤ちゃんのひとり遊びの重要性

赤ちゃんのひとり遊びはいつから?

赤ちゃんは、身体の成長とともに心も成長していきます。
自分の視界に入る、興味のあるものをじーっと見つめたり、触れてみたいと手を伸ばすこともあるでしょう。

 

大人が思う「ひとり遊び」というと、いわゆる「ごっこ遊び」のようなものをイメージすると思いますが、実は生後2〜3ヶ月の赤ちゃんでもひとり遊びを始めている子もいるのです。たとえば、ベビーベッドで寝ている赤ちゃんがベッドメリーを見つめていたり、ハンドリガードと言って、自分の手を見てしゃぶってみたり、舐めてみたりすることがありますよね。これもひとり遊びの一種と言えます。

 

ひとり遊びの頻度については個人差があるのですが、あまりにもよくひとり遊びをしていると、「大丈夫かしら?」と不安に思うママもいるでしょう。
しかし、赤ちゃんにとってのひとり遊びは、発達を促すのにとても大事なことと言われています。

 

そこで今回は、赤ちゃんのひとり遊びの重要性と、ママの見守り方についてご紹介します。

赤ちゃんにとってのひとり遊びの重要性

ベッドメリーをじーっと見つめているなど、普段の何気ない行動でも、赤ちゃんにとっては立派な「ひとり遊び」です。
ひとり遊びには、赤ちゃんの成長を促すための要素がたくさん詰まっています。まずは、赤ちゃんにとってのひとり遊びの重要性についてご紹介しましょう。

 

【想像力・思考力が養われる】
ママやパパと一緒に遊ぶのとは違い、赤ちゃん1人で遊ぶときは自分なりの遊び方や楽しみ方を見出すことになります。
与えられたおもちゃを使って、自分なりのアイディアで試行錯誤を繰り返して遊んでいくので、自然と思考力や想像力・発想力が身につくというわけです。
遊びをとおして「考える力」が育まれるということは、乳幼児期の赤ちゃんにとって非常に大事なことですね。

 

【自立心が育まれる】
赤ちゃんが自分自身で、おもちゃの遊び方を見出し、楽しむことで「できた!」という喜びを感じることができます。
いつもママやパパから教わるのではなく、自分で遊べた!できた!という気持ちを得ることは、赤ちゃんの自信につながります。これも赤ちゃんにとっては「自立」の第一歩と言えそうです。

 

【集中力が養われる】
赤ちゃんが自分の好きなおもちゃで遊んでいる時は、意外と静かにしていて、真剣な眼差しで遊びに夢中になっていますよね。
積み木を並べたり、ぐるぐるとお絵かきで遊んでいたり…。
このようにひとり遊びが習慣化することで、自然と集中力が身につきます。赤ちゃんが夢中になって遊べるような、お気に入りのおもちゃを見つけてみてください。

ひとり遊びの時のママの見守り方

ひとり遊びを楽しむ赤ちゃんを見て、「もしかして私があまり構ってあげられていないから?」とか「もっと一緒に遊んであげなければいけないのかしら?」と不安に思うママもいるかもしれませんね。

 

しかし、先述したとおり、赤ちゃんの成長にとっては「ひとり遊び」をすることも必要なのです。
では、赤ちゃんがひとり遊びを楽しんでいるとき、ママはどのようにしたら良いのでしょう?ママの見守り方についてご紹介します。

 

【邪魔をせず温かく見守る】
赤ちゃんがひとり遊びをしているからと言って、わざと声を掛けたり、無理に遊びに参加しようとしなくても問題ありません。
今は「ひとり遊び」を楽しんでいる時間と捉え、邪魔をせずに温かく見守ってあげましょう

 

【完全に放っておかない】
ひとり遊びばかりしている赤ちゃんでも、決してそのまま放っておかないようにしましょう
ひとり遊びをしているからと言っても、赤ちゃんが完全に自立したわけではありません。赤ちゃん自身も、ママがそばにいるからこそ安心してひとり遊びができると感じているはずです。

 

ひとり遊びに夢中になっている赤ちゃんを優しく見守りながら、こまめに様子を見るようにしてください。

 

【安心してひとり遊びができる環境を作る】
赤ちゃんがひとり遊びをしている際に、誤飲などの事故がないよう、安全面に配慮するようにしましょう
引出しにロックをかけておく、誤飲の恐れのある小さな部品や乾電池、小銭などは赤ちゃんの手の届かない場所に保管するなど、工夫をします。
そのうえで、赤ちゃんがひとり遊びをしやすいようなおもちゃを置いておくと良いかもしれません。

ひとり遊びが苦手な赤ちゃんには?

ひとり遊びをするのは、赤ちゃんにとって重要なことと述べましたが、赤ちゃんの中にはひとり遊びをするのが苦手な子もいますよね。
寂しがり屋さんでママと一緒に遊んでいないと不安になる子もいるでしょう。
そんなときは、ひとり遊びをしないからと無理をする必要はありません。

 

成長とともに、ママから徐々に自立していきますので、ゆっくり成長を見守ってあげて下さい。もし、赤ちゃんにひとり遊びをするよう促したい…という場合は、赤ちゃんが遊びやすいおもちゃを与えてみてください。

 

ブロックや積み木、パズル、ピアノなど音の出るおもちゃなどが良いでしょう。
五感を刺激してくれるおもちゃだと、興味を示してくれますよ

まとめ

赤ちゃんがひとり遊びをしていても、決してママの愛情不足というわけではありません。
1人で自分なりの遊びを楽しめる赤ちゃんは、成長している証
温かく見守ってあげて下さいね。

この記事を書いたライター

たけだ あおい
たけだ あおい

東京都出身、埼玉県在住。 現在、パートにて事務職の仕事をしながら、在宅ライター、幼稚園児の娘の母と3つの顔を持っています。 毎日ちょっぴり反抗期の娘の子育てに奮闘中!! 働くママという目線から、同じように子育てに悩み、楽しんでいるママたちのためになる情報をお届けしたいと思っています。

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