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子育てがつらいのはいつまで?

子育てがつらいのはいつまで

子育てがつらいと感じるママへ…

子育てというのは終わりがあるようでないものですよね。たとえ子どもが成人しても、わが子に関する不安や悩みは尽きないものかもしれません。

そう考えると、プレッシャーを感じてしまうかもしれませんが、実は本当に子育てが「大変・つらい」と感じる時期は限られていると言います。今、子育てがつらくてもそれが永遠に続くわけではなく、ひと段落するときが来るということです。

 

赤ちゃんのママにとっては毎日の夜泣きがつらいかもしれません。また、この先成長したらどうなるか不安が尽きないかもしれませんね。
そんな時、少し先のことを知っておけると気持ちが楽になるかもしれません。

 

そこで今回は、毎日の子育てに疲れているママたちへ、子育てがつらい時期はいつまで続くのか?また、そのつらい時期の乗り越え方についてご紹介します。

 

子育てがつらいと感じる時期はいつ?

子育てが本当に「つらい」と感じる時期は一体いつまで続くのでしょうか?

 

厚生労働省が行った「21世紀出生児縦断調査の概況」(※)によると、「子どもを育てていて負担に思うことは?」という問いに対する回答は主に以下のようなものでした。

 

・自分の自由な時間が持てない…79.3%
・子育てによる体の疲れが大きい…65.8%
・目が離せないので気が休まらない…58.1%

 

上記のようなことを感じる時期というのは、まさに「今」。
0歳〜2歳くらいまでの子がいると、何をするにもママがお世話をしなくてはいけないため、時間と体力を費やしてしまうことが多いですよね。

 

また、赤ちゃんが自由に動き回れる年齢になれば、思わぬ事故やケガが心配で片時も目を離すことができなくなります。そのため、自分の自由な時間が持てない、体が疲れる、気が休まらないという結果になるのではないでしょうか。

 

※参考文献:

厚生労働省HP(https://www.mhlw.go.jp/index.html

「21世紀出生児縦断調査の概況-子育ての悩み」より(https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/syusseiji/02/kekka15.html

 

子育てが楽になったと感じるのはいつ?

では逆に「子育てが楽になったな」と感じるのはいつ頃なのでしょうか?
個人差はあるものの、以下のような時期に「子育てが楽になった」と感じるママが多いようです。

 

【1歳半くらいから】
1歳半くらいになると、卒乳をするママも多いでしょう。授乳がなくなったことで、ママの体の負担が減ったと感じることも多いと思います。

 

おっぱいのために、食べ物や飲み物に気を遣っていたママは、そのストレスから解放されると感じるでしょう。また、夜間の授乳がなくなることで、ぐっすり眠れるようになったというママも多いです。

 

【3歳くらいから】
1歳半〜2歳頃にある「イヤイヤ期」。なんでも「イヤ」と言い、泣きわめくことが多い時期です。このイヤイヤ期が落ち着く2歳半〜3歳くらいになると、言葉によるコミュニケーションが円滑にとれるようになるため、育児がスムーズになったと感じるママが多いようです。

 

子どもが、自分の意思を言葉で伝えることができるようになるため、ママも子どもの気持ちを理解しやすくなります。言葉のわからない赤ちゃんのお世話に比べて、ずっと楽になったと感じることでしょう。

 

【4歳くらいから】
4歳くらいになると、幼稚園や保育園など集団生活を始める子がほとんどです。子どもが幼稚園に行っている間だけでも自分の時間が持てるというのは、ママにとっても良いリフレッシュになるでしょう。

 

また、子どもの自立心が芽生えることで、自分のことは自分でやるようになりますから、ママが常に子どもの世話に追われることがなくなっていきます。

 

子育てがつらいときはこうして乗り切る

子どもの成長とともに、自然と子育てがつらいと感じるピークは過ぎ去っていくものです。しかし、そうは言ってもつらいと感じている時期は、どうにかして楽になりたいと願うものですよね。
そんなときはどのようにして乗り越えたら良いのでしょうか?

 

【信頼できる誰かに話す】
子育てがつらいと感じるときは、まず誰かにその気持ちを打ち明けるようにしましょう。
何がどのようにつらいのか、人に話すことですっきりし、気持ちの整理がつけられるので、前向きにまた頑張ろうという気持ちになれるかもしれません。

 

話し相手はパパでも、自分の母親でも、ママ友でも誰でも構いません。自分の気持ちを理解し、受け止めてくれるような人に話しましょう。根本的な問題が解決しなくても、人に話すことでモヤモヤした気持ちが晴れることもありますよ。

 

【1人の時間を作る】
パパがお休みの日に子どもを見てもらったり、保育園の一時預かりなどを利用して、定期的に「自分の時間」を作るようにしましょう。
決して贅沢なことではありません。ママがリフレッシュをし、また新たな気持ちで子どもと接することは子どもにとってもいいと思いますよ。

 

まとめ

どんなに子ども好きなママでも、わが子のお世話となると、イメージしていたよりもずっと大変!と感じることが多いと思います。みんな同じような悩みを抱えて日々子育てをしているのです。

 

しかし、子どもが成長すれば、徐々にママの手から離れていきます。
抱っこをしたくても、一緒に寝たくても子どもの方から「やだ」と言われてしまう日が来るでしょう。嬉しいような寂しいような複雑な気分ですよね。
今が大変でも必ず終わりが来ると信じ、つらい時期を上手に乗り越えていきましょう。

この記事を書いたライター

たけだ あおい
たけだ あおい

東京都出身、埼玉県在住。 現在、パートにて事務職の仕事をしながら、在宅ライター、幼稚園児の娘の母と3つの顔を持っています。 毎日ちょっぴり反抗期の娘の子育てに奮闘中!! 働くママという目線から、同じように子育てに悩み、楽しんでいるママたちのためになる情報をお届けしたいと思っています。

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