秋の育児は体調管理を徹底しよう
秋といえば、暑い夏から寒い冬へと変化していく「変わり目」の時期。
暑い日もあれば、突然肌寒い日がやってきたりと気温の変化が著しいですよね。
そんな秋の育児は、気温の変化に気を付けながら赤ちゃんの体調管理を行いましょう。
今回は、季節の変わり目である秋に気を付けたい育児の注意点についてご紹介します。
なぜ秋の育児は体調管理に気を付けるの?
秋は1日のなかでも特に気温の変動が激しい時期です。
朝晩は寒くても、日中、日が差す時間は暑さを感じることもありますね。
また、前日との気温差が5~10℃あることもあり、大人でも気温差に体調を崩してしまいがち。
体温調節機能が未熟な赤ちゃんにとっては、もっと体の負担になってしまうでしょう。
そういったことから、季節の変わり目である秋は、特に気温の変化に気を付けながら体調管理をすることが大切なんです。
自分の言葉で「暑い」「寒い」と訴えることができない赤ちゃんだからこそ、ママやパパがその変化に気が付いてあげる必要があります。
秋の育児で気を付けたい7つのこと
では早速、秋の育児で気を付けたいこと具体的にご紹介しましょう。
【①服装で温度調節をする】
日によって、時間帯によって気温差が激しい秋は、服装で温度調節をしてあげましょう。
日中の気温が高いからと言って薄着でいさせると、逆に朝晩冷えて風邪をひいてしまうこともあります。
薄手のTシャツやロンパースなどに長袖のカーディガンなどを羽織らせ、気温によって脱ぎ着させるのが理想です。
また、公園で元気よく遊んだ後は汗をかいているかもしれません。
そんなときは、外の冷たい風で体が冷えないよう、しっかり汗を拭いて着替えさせてあげましょう。
【②十分な睡眠をとる】
暑い夏が落ち着いてきた頃は、夏の疲れが体調に現れてしまうこともあります。
十分な睡眠をとり、適度に体を休ませてあげてくださいね。
睡眠時も、衣類と同じように朝晩の冷え込みが気になる季節です。
薄手の掛け布団で温度調節をしたり、スリーパーを着させたりして寝冷え対策をしましょう。
【③生活リズムは崩さないように】
秋といえば、お出かけしやすい気候なので週末に家族でレジャーを楽しむ方も多いかもしれません。
しかし、あまりお出かけばかりして生活リズムが崩れてしまうと、赤ちゃんの体にも負担がかかってしまいます。
平日も週末も同じようなリズムで生活できるよう、お出かけの予定もほどほどに。適度な休みを入れながら家族で秋のレジャーを楽しみましょう。
【④お部屋の乾燥に気を付ける】
秋から冬にかけて徐々に湿度が下がっていきますから、乾燥対策もしっかりしましょう。
室内の湿度は50~60%を目安とし、必要であれば加湿器などを使って調節するといいですね。
特に寝室は温度・湿度共に管理をするようにしましょう。
温度・湿度が不快な状態だと、赤ちゃんの寝ぐずりや夜泣きの原因になることもあります。
【⑤人混みや避ける】
秋は、夏の疲れから免疫力が低下しやすい季節です。
特に「RSウイルス感染症」や「マイコプラズマ感染症」などが流行しやすい時期ですから、なるべく人混みを避けて外出をするようにしましょう。
また、例年インフルエンザの予防接種が始まる時期でもありますね。
予防のためにワクチン接種を希望するのであれば、予防接種のスケジュールを確認して予約し忘れのないように気を付けましょう。
【⑥十分な栄養をとる】
少し夏の疲れが残っているなと感じたら、離乳食には夏バテ解消の献立を取り入れてみましょう。
夏バテに効果的な栄養素は、ビタミンB1、B2、B6、ビタミンCなど。
これらを豊富に含む食材を積極的に取り入れて、夏バテを解消するのもいいかもしれませんね。
赤ちゃんが食べられる食材であれば、豆腐、枝豆、オクラ、納豆などがおすすめです。
離乳食に取り入れやすい食材ですから、潰したり裏ごししたりしてスープやハンバーグなどを作るといいでしょう。
【⑦スキンケアをしっかり行う】
大人もそうですが、季節の変わり目である秋は、肌の乾燥が気になりますよね。
赤ちゃんはお肌がとても繊細なうえに、よだれや食べこぼしで外部からの刺激も多いため、乾燥する秋から冬は特にこまめなスキンケアが必要です。
・ワセリン
・クリーム
・化粧水
・乳液
など様々なタイプの保湿剤がありますが、空きは乾燥しやすい季節ですからしっとり潤うクリームやワセリンなどを使うのがおすすめですよ。
お風呂上りや外出時に塗って保湿してあげてくださいね。
まとめ
秋は気温の変化も大きく、体調を崩しやすい季節です。
少し涼しくなり過ごしやすくなる一方で、感染症や乾燥による肌荒れ、冷えによる体調不良なども気になります。
赤ちゃんがより快適に過ごせるよう、今回ご紹介したことを参考に気温の変化・体調の変化に気を付けて秋の育児を楽しみましょう。
加えて、赤ちゃんだけでなくママも夏の疲れが出る頃です。
無理せず、ママも赤ちゃんと一緒に十分な休息をとるようにしてくださいね。