新生児でもベビーカーは使うの?
新生児期は生後28日までを指しますが、生まれたてなので外出を控えるのが一般的でしょう。
ですが、どうしても用事がある場合や検診の時など、使う機会がある方もいるかもしれません。
その際に、新生児から使えるベビーカーがあれば便利ですよね。
選び方に注意して検討してみてはいかがでしょう。
新生児のベビーカーの選び方
ベビーカーは赤ちゃんグッズの中でも特に高価ですよね。
新生児の時から使えるまで、とにかく長く使いたいと考えている方もいるのではないでしょうか。
新生児からベビーカーを使う場合の選び方について、みていきましょう。
【ベビーカーは大きく分けて2種類】
ベビーカーは大きく分けて、A型とB型の2種類があります。
それぞれの違いをご紹介いたします。
《A型ベビーカー》
月齢の浅い時期から使えるのがA型ベビーカーです。
それでも使用できるのは生後1ヶ月からで、最長48ヶ月とされています。
同じものを長く使いたい、という方はA型の方が便利です。
両対面式なので赤ちゃんの顔を見ながら使うことができ、少し大きくなったら赤ちゃんを進行方向に向けることもできます。
ただし、赤ちゃんが乗っても安全な作りになっているため、頑丈で重たいものが多いです。
そのため、赤ちゃんが大きくなってくると持ち運びが大変、というデメリットも。
《B型ベビーカー》
B型ベビーカーは腰が据わってから使える、A型に比べると簡易的な作りのもの。
生後7ヶ月くらいから最長48ヶ月まで使うことができます。
A型よりも安価なので、ベビーカーの使用頻度がそこまで高くないかも、という場合には便利です。
ここまでA型とB型のベビーカーをご紹介いたしましたが、A型ベビーカーの場合でも、生後1ヶ月からでないと乗ることはできません。新生児から乗れるベビーカーはないの?と心配になるかもしれません。
そこで活用したいのが、トラベルシステムという別売りのシートです。
こちらはどのようなシートなのでしょうか。
【トラベルシステムとは】
新生児の頃は赤ちゃんはずっと寝ている状態。
その寝ている状態をトラベルシステムという機能があれば、キープすることができます。
トラベルシステムとは、ベビーカーに取り外し可能なシートをつけることで、対面・背面式ベビーカー、チャイルドシート、キャリー、バウンサー、チェアなど安全に幅広く使えるグッズを指します。
チャイルドシートにも使うことができるので、退院してすぐに自家用車で帰る際にも便利です。
先ほどご紹介したA型とB型のベビーカーで、トラベルシステム搭載のものを選べば、取り付けることができます。
この機能があれば、ベビーカーで寝ている赤ちゃんをシートごとそのまま自宅に連れて帰宅することができ、さらに自宅の中でバウンサーとしても使うことができます。
このように、トラベスシステムは寝ている赤ちゃんを起こさなくて良い、というのが最大のメリットです。
新生児のベビーカー選びで注意すること
ベビーカーは便利だからなるべく早く欲しい、という方もいるかもしれません。
ですが、基本的には生後1ヶ月から使うのが一般的です。
もし新生児期から使うのであれば、トラベルシステム対応のベビーカーがおすすめです。
トラベルシステムのシートはベビーカーとしてだけではなく、チャイルドシートとしても活用できるのが特徴。
チャイルドシートとして使う場合は、取り付け可能か車種の確認をしておくと安心ですが、3点式シートベルトを使っての取り付けなのでほとんどが大丈夫と言えるでしょう。
トラベルシートの中には取り付けが難しいものもありますので、選ぶ際には固定方法の確認をしておきましょう。
また、トラベルシステムの場合は対応月齢が体重10〜13kgくらい、1歳までを対象としているものがほとんどです。
1歳以降はトラベルシステムのシートを取り外し、ベビーカー単体での使用に切り替える必要があります。
便利なベビーカーレンタルも
ご紹介したA型やB型のベビーカー、そしてトラベルシステムのシートを全部揃えるのは大変ですよね。
特にトラベルシステムのシートは使用できるのが1歳まで。
期間が短い割に高価なものが多いので、悩む方も多いようです。
また、購入したところで赤ちゃんが嫌がってなかなか乗ってくれない、あまり使えない可能性も考えられます。
そこで、新生児期だけ使いたい、ちょっと旅行する時に使いたいなど使用頻度が限られているのであれば、便利なレンタルサービスを検討してみても良いかもしれませんね。
まとめ
おでかけする機会はほとんどないというのが一般的な新生児ですが、最近では赤ちゃんが小さくてもおでかけする方が増えているようです。
ベビーカーは高価な買い物なので、どれくらいの期間で使いたいのか、使う頻度はどれくらいかよく検討して選びましょう。
また、ベビーカーには大きく分けてA型とB型がありますが、新生児の時期はそのままの状態で使うことはできないので注意しましょう。
取り付け可能で用途の広い便利なトラベルシステム機能があれば、ベビーカー選びの失敗を防ぐことができるでしょう。使う期間が短いので、レンタルサービスも検討してみるのもおすすめです。