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赤ちゃんが泣くのを放置すると影響はある?

赤ちゃんが泣いて大変!でも放置すると影響が心配

赤ちゃんは泣くのが仕事とはよく言いますが、あまりに泣かれてしまうとお世話をするママのほうは大変です。

疲れたりストレスが溜まったりしてどうしようもない時は、一時的に離れることも大事とは言います。

しかし、赤ちゃんに悪影響はないか心配です。

 

赤ちゃんにとって泣くという行為は、自分の欲求やメッセージを伝えるための大切な手段です。

赤ちゃんの気持ちに答えないとどのような影響があるのか、一緒に見ていきましょう。

 

泣く赤ちゃんを放置した時に与える影響

赤ちゃんが泣いているところを放置すると、どのような影響があるのでしょうか。

 

【サイレントベビーになる?】

サイレントベビーという言葉を聞いたことがあるでしょうか。

サイレントベビーとは、物静かで無表情な赤ちゃんのことと言われています。

赤ちゃんが泣いているのを放置すると、サイレントベビーになるのでは?と言われることがありますが、これには医学的にはっきりと解明されていません。

そのため、泣いているのを少し放置したからと言って、すぐサイレントベビーのような状態になるということはないので、影響としてサイレントベビーを心配する必要はありません。

 

【泣きひきつけを起こすことがある】

赤ちゃんがあまりに激しく泣きすぎると、息が止まってしまったり、顔面蒼白になったりしてひきつけを起こした状態になってしまうことがあります。

これを泣きひきつけと言います。

泣きひきつけは自然と治まる症状ではありますが、万が一ひきつけを起こした時にママが側にいないと、気が付けないことがあるかもしれません。

そのため、激しく泣いているときに、側にすぐに駆け付けられるところにいるようにしましょう。

 

赤ちゃんが泣き入りひきつけを起こした時

赤ちゃんが泣く原因は?

赤ちゃんはそもそも、なぜ泣くのでしょうか。

 

【欲求を伝えるため】

空腹、おむつの汚れ、眠い、抱っこをしてほしい、怖い、びっくりした…このような欲求を伝えようとする時に、赤ちゃんは泣いて訴えます。

また、不快な思いをしている時にも泣いて訴えることがあります。

服がチクチクしてかゆい、暑い、寒い、ゲップが出ない、お腹が張っている、抱き方が心地良くないなど、原因はわかりにくいものなので、ママを困らせるかもしれませんね。

 

【体調不良】

風邪を引いて苦しい、熱があってだるい、身体のかぶれやあせもが痒い、ケガをした、脱臼をしたなど、見落としてはいけない訴えをして泣くこともあります。

 

【黄昏泣き】

赤ちゃんが生後2週間を過ぎた頃から生後2~3ヶ月頃に見られると言われているもので、赤ちゃんが夕方ごろになると原因もないのに激しく泣くということがあります。

長い赤ちゃんは毎日数時間も泣き続けることもあるようです。

 

赤ちゃんが泣く時の対処

赤ちゃんが泣いている時、放置することは何かしらの影響を与える可能性があることがわかりましたが、どのような対処ができるのでしょうか。

 

【不快を取り除く努力をする】

赤ちゃんが何かしらの欲求があり不快を取り除いてほしくて泣いている時は、その不快を探りつつ原因を取り除く努力をしてみましょう。

お腹が空いているのかも、おむつを確認、暑すぎないか、寒すぎないか、汗をかいていないか、何か体に当たっていないか、どこか痛いところはないのか、抱っこしてあやしてみたりして、不快になりそうなものを確認してみましょう。

 

【環境を変える】

赤ちゃんが泣き止まない時は、環境を変えるのもおすすめです。

抱っこやベビーカーで外に出てみると、気持ちが切り替わることがあります。

ドライブが好きな赤ちゃんでしたら、車で近所を一回りしてくるのもいいでしょう。

部屋の窓を開けて外の風を浴びたりリビングから寝室に移動するだけでも気持ちが落ち着くこともあります。

 

【抱っこがつらい時】

赤ちゃんをあやすために抱っこをしていてどうしてもつらい時は、添い寝をしてあげてもいいでしょう。

赤ちゃんは泣いているかもしれませんが、ママが側にいるのといないのとでは大違いです。

ママも一緒に横になって体を休め、赤ちゃんが落ち着いてきたらまた抱っこをしてあげてください。

 

それでも泣き止まない…赤ちゃんが泣いてどうしようもない時

それでもどうしても泣き止んでくれないと、ママの疲れやストレスが限界を迎えてしまいます。

ママが潰れてしまっては、育児どころではありません。

そんな時は、泣いている赤ちゃんから少しだけ離れて、でも赤ちゃんが見えるところでまずはママの気持ちを落ち着けましょう。

 

【声かけをしてから離れる】

そのまま放置をして赤ちゃんを置いていくのではなく、必ず「ごめんね、少しだけ待ってね、すぐに戻るからね」と声をかけてあげてください。

この一言があるのとないのとでは全く違います。

赤ちゃんだから分からない、泣いているから聞いていないと思っていても、声かけを習慣化しておくと、いつかはわかるようになってきます。

 

まとめ

泣いている赤ちゃんを泣き止ませるというのは、一筋縄ではいきません。

赤ちゃんが泣き止まないとなんとなくママが責められている気持ちになって、つらくなる人もいるようです。

ママの体も休める工夫を取り入れつつ、赤ちゃんとの関りも大切にしていきたいですね。

この記事を書いたライター

斉藤亜依
斉藤亜依

4歳と2歳のやんちゃ娘を育児中の元保育士。現在は旦那の自営業を支えながらも、保育や子育ての経験を活かせる仕事がしたい!と強く思い、上の子の出産を期にライターの仕事をしています。 ワ―ママ×ワンオペ育児でキツイと感じることもありますが、同じように仕事や育児に奮闘するママに寄り添えるような記事をお届けしたいと思っています。

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