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赤ちゃんは冬に暖房なしでも大丈夫?

赤ちゃんは冬に暖房なしでも大丈夫?

冬は室温も下がるため、大人だけなら躊躇いなく暖房をつける方がほとんどではないでしょうか。

ただ、赤ちゃんがいる場合も同じように暖房をつけて良いのでしょうか?

 

赤ちゃんが寝ているときに布団をかけすぎていたり、寒いからといって厚着をさせたりしていると、赤ちゃんが汗をかくなど熱そうにしている、なんてこともあるかもしれません。

そこで今回は、暖房をつけるかつけないの判断基準、つけない場合の注意点や寒さ対策などをご紹介いたします。

 

暖房なしにするかはどうやって判断する?

暖房をつけた方が良いのか、それともつけないで大丈夫なのか、判断するのがなかなか難しいですよね。

その場合の判断基準についてまずはみていきましょう。

 

【室温と湿度で判断する】

赤ちゃんに最適な室温は冬場は20℃〜23℃で、約45-60%の湿度が良いとされています。

過ごす場所によっても温度が若干変わるため、赤ちゃんの過ごす部屋で温度や湿度を測ると目安になるでしょう。

また、寝る前は最適な室温で保たれていたのに、朝方になるとグッと冷え込む場合もあります。

お住まいの地域にもよりますが、適度に室温を保つのが難しい場合は暖房をつけて快適な環境を作ってあげましょう。

 

【赤ちゃんの”寒い”サイン】

冬場でも日中、日当たりや服装によっては寒さを感じさせない日もあるでしょう。

室温や湿度で判断するほかに、赤ちゃんが寒いと感じているかどうかも確認すると良いでしょう。

赤ちゃんが寒いと感じているサインとして

・背中やお腹が冷たい

・顔色や唇の色が悪い

・機嫌が悪い

・泣き止まない

などがあります。

また、赤ちゃんの手足が冷たいとすぐに温めた方が良いのではと考える方は多いかもしれません。

ですが、赤ちゃんは皮下脂肪が少ないため皮膚から熱が逃げやすく、衣類から出ている手足はすぐに冷たくなりやすいのです。

そのため、手足が冷たいから寒いと感じているというわけではない場合もあるため、手足だけで判断するのではなく背中やお腹など衣類の中の皮膚で判断すると良いでしょう。

 

暖房なしの注意点

冬でも比較的寒くなく、暖房なしで過ごせる時間帯もあるでしょう。

そのような場合、どのような点に注意したら良いのでしょうか。

 

【体温が下がっていないか注意する】

赤ちゃんが発熱している際はこまめに体温を測る方が多いかもしれませんが、寒そうだからと言って何度も測る機会はあまりないかもしれません。

快適な室温にしていたはずなのに、赤ちゃんに寒いと感じているサインがあれば念のため体温を測るようにしましょう。

その際に、体温が36度以下になっている場合は要注意です。

すぐに体と部屋を温め直し、赤ちゃんに寒そうにしている以外の体の変化がないか様子を見るようにしましょう。

 

【ママが寒いと感じる場合】

赤ちゃんは寒そうにしていなくても、一緒に過ごしているママが寒いと感じる場合もあるでしょう。

そのような場合は、無理に赤ちゃんに合わせなくても大丈夫です。

大人が快適と感じる室温は赤ちゃんにも同様なので、ママが寒いと感じたら暖房をつけましょう。

 

暖房なしで寝る場合の対策

寝る際は布団などで寒さをカバーできるため、暖房をつけない方も多いかもしれません。

ですが、寝ている途中で室温が下がってしまう場合もあります。

暖房なしで寝る場合に講じた方が良い対策についてご紹介いたします。

 

【スリーパーを着用させる】

赤ちゃんが動けるようになると、寝ている時も寝返りをしたり転がったりすぐに布団からはみ出てしまうこともあるでしょう。

寝ている最中なので一緒に寝ている大人が気づかず、布団からはみ出したまま赤ちゃんが寝続けてしまいます。

そのような状況を防ぐため、吸湿性と通気性の良いスリーパーを着用させて寝ると良いでしょう。

また、フリースやダウン素材のスリーパーもありますが、熱がこもってしまい汗をかきやすくなるため、寝ている際に着用するのは控えた方が良いでしょう。

 

【加湿器をつける】

衣類の着用や布団で寒さ自体の対策はできますが、湿度調節は難しいでしょう。

冬場は特に部屋が乾燥し、乾燥によって風邪のウイルスが繁殖しやすくなります。

赤ちゃんだけではなく大人も風邪を引きやすい時期なので、暖房をつけるかつけないに関わらず、湿度に関しては加湿器などで調整するようにしましょう。

 

【一時的に暖房を使い調節する方法も】

暖房なしの場合、室温が下がっているせいで赤ちゃんが入眠しづらくなる可能性も考えられます。

暖房をつけっぱなしにするのではなく、タイマーなどを使って数時間だけつけてあとはオフにする方法もあります。

例えば、寝る30分前から暖房をつけて2時間ほどでオフにし、起床の1時間前になったらオンになるようにタイマーで設定すると、快適な睡眠を保ちやすいでしょう。

 

まとめ

赤ちゃんは暑がり、というイメージを持つ方は多いかもしれません。

暖房をつけると乾燥が気になるので、あまりつけたくないという方もいるでしょう。

暖房なしの場合は注意点を参考にして、つけるかつけないかを判断し、加湿器をつけるなど場合に応じて対策を取るようにしましょう。

赤ちゃんだけではなく、一緒に過ごすママが快適かどうかも大切ですよ。

この記事を書いたライター

おがわ みなみ
おがわ みなみ

関西在住で一児の母です。 子育てをしながら仕事も両立したいと思い、在宅ライターを始めました。 日々、子供と楽しく暮らせるよう工夫することが大好きです。 新米ママやプレママさんのお役に立てるような記事をお届けします。よろしくお願いします。

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