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赤ちゃんのまぶたが一重から二重になるまで

赤ちゃんのまぶたは一重から二重になるの?

新生児の時はほとんどの赤ちゃんが一重まぶたです。

一重まぶたがいつか二重になることもあれば、一重のままの赤ちゃんもいます。

生まれてすぐの場合、皮下脂肪が多くまぶたが埋もれてしまい、一重になっていることも考えられます。

 

また、ほとんどの時間を寝て過ごす新生児。

大人でも寝すぎると顔がむくんで、二重の方は一重になることもありませんか?

それと同様に、新生児から赤ちゃんは寝ている時間が長いので、顔の中の水分が上から下に流れずむくんだ状態になります。

 

これからの成長で顔がすっきりとして二重になることもあれば、一重のままになることも。

今回は、赤ちゃんの一重と二重についてご紹介いたします。

 

まぶたが一重か二重になる要因

そもそも、一重の人もいれば二重の人もいるのはなぜなのでしょうか。

その違いについてと、どのようにして決まるのかみていきましょう。

 

 

【一重と二重の違い】

一重と二重の違いは、まぶたの皮膚が折り返されているかどうかということです。

まぶたの皮膚の折り返しがないと一重、折り返しがあると二重になります。

また、まぶたの上にかかる皮膚が長いと奥二重になります。

 

 

【一重と二重はどうやって決まるの?】

まぶたの一重と二重の要因の一つは、パパとママの遺伝によると言われています。

メンデルの法則という遺伝子の法則がありますが、この中で遺伝子を「優性」と「劣性」に分けて考えます。

二重まぶたは優性、一重まぶたは劣性にあたり、パパとママの遺伝子を受け継ぎ、どちらかに決まります。

 

また、優性だから優れている、劣性だから劣っているというわけではなく、遺伝しやすいかどうかの優性と劣性を表しています。

遺伝子のパターンによって決まるため、パパとママがどちらとも二重であっても、子どもは一重ということもありえます。

どの遺伝子を受け継ぐかまではとても複雑で、特定するのは難しいため、遺伝子で決まるとはいえ、生まれる前から判別できることではないようです。

 

【日本人は一重まぶたの人が多い?】

一説によると、日本人には一重まぶたの人が多いと言われています。

その理由として、日本人はもともと二重まぶたを作る筋肉の発達が弱いため、と考えられています。

ただ、奥二重のまぶたを一重とするのか、二重とするのかにもよって異なり、完全な一重の人は少数派と言われています。

 

赤ちゃんのまぶたはいつ二重になるの?

新生児の頃は一重まぶただった赤ちゃんも、次第に目元がはっきりしてきて、本来は二重だったことが判明する場合も。

そのように変化する場合、いつどのようにして一重から二重になるのでしょうか。

 

【一重まぶたが二重になるまで】

新生児から生後3ヶ月までは体重が増え、顔がふっくらしていきます。

生後5ヶ月頃からは運動量が増え体重の増加が緩やかになります。

生後8ヶ月頃には体重よりも身長のが伸び始めるため、体つきもスマートに。

寝ている時間が多かった赤ちゃんも、はいはいやつかまり立ちを始めるようになり、顔つきも変わってくることでしょう。

 

この頃に、本来一重だった赤ちゃんが、二重のまぶたに見えることも。

ただ、赤ちゃんの体重や身長、成長には個人差があるため、いつ頃に二重になるのかという断定は難しいでしょう。

 

まぶたを無理に二重にするのはNG

憧れの芸能人や理想の顔を思い浮かべると、もしかしたら二重の人を想像する方は多いかもしれません。

もしご自身が一重の場合、上手に化粧をして二重にしている方もいるのではないでしょうか。

そんなことから、二重に対して憧れを持つ風潮があるかもしれません。

 

「もしかしたら、二重まぶたの方がかわいいかも」と思ったとしても、赤ちゃんの一重まぶたを無理に二重にするようなことは決してしないようにしましょう。

 

不用意に目の周りを触ると、手についた菌やウイルスが赤ちゃんの目に入ってしまい、結膜炎や麦粒腫(ものもらい)の原因になってしまうこともあるかもしれません。

また、目の周りの皮膚は薄くて敏感なため、傷つけてしまうことも。

 

赤ちゃんが二重でも一重でも、どちらにしても可愛いことには変わりないですよね。

一重でも二重でもどちらでも良いという心持ちで、赤ちゃんの成長を楽しみましょう。

 

注意したいのが、まぶたの病気として、眼瞼下垂(がんけんかすい)と呼ばれるものがあります。

この病気は、一重か二重どちらでも起こる場合があり、まぶたが重くかぶさっているような症状が起こります。この病気を放置しておくと、視力の発達が遅れたり、斜視の原因になることも。

まぶたをチェックしていて、もしいつも目を細めているように見えたり、よく見ようとする時に眉毛を上にあげる仕草が見られたりするようであれば、早めに眼科医に相談しましょう。

 

まとめ

宝石のように輝くきれいな赤ちゃんのつぶらな瞳。

つい、じっと見つめたくなりますよね。

そんな目を守ってくれるのがまぶたです。

 

一重まぶたの人もいれば、二重まぶたの人もいます。

パパとママの遺伝子で決まりますが、2人とも二重だから赤ちゃんも二重、と断定することはできません。

 

また、遺伝子以外でも、赤ちゃんの体重と身長の増加や成長具合によっても、本来二重だとしても、一重のままということもあります。

 

一重でも二重でも、赤ちゃんの可愛さは変わらないので、成長をぜひ楽しみましょう。

この記事を書いたライター

おがわ みなみ
おがわ みなみ

関西在住で一児の母です。 子育てをしながら仕事も両立したいと思い、在宅ライターを始めました。 日々、子供と楽しく暮らせるよう工夫することが大好きです。 新米ママやプレママさんのお役に立てるような記事をお届けします。よろしくお願いします。

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