育児中の寝不足はいつまで?
育児中、特に赤ちゃんを育てている赤ちゃんは、多かれ少なかれ寝不足であることが多いと思います。
赤ちゃんが生まれる前は、自分の都合で寝る時間を決められたり、休日は昼近くまで寝ていたりと睡眠に関しては自由だったママも、今では遠い昔のことのように感じてしまいますよね。
「この寝不足は一体いつまで続くのかしら」と不安に思うママもいるのではないでしょうか。
そこで今回は、育児中の寝不足はいつがピークなのか、そしてママの寝不足をどのように解消すればよいのかという点について詳しくまとめました。
育児中の寝不足のピークはいつ?
育児中のママの寝不足のピークはいつなのでしょうか?
もちろん個人差はありますが、代表的な意見をご紹介します。
【寝不足のピーク①新生児期】
新生児期が寝不足のピークだったというママはとても多いです。
3時間ごとの授乳に加えて、慣れない赤ちゃんのお世話や家事もこなさなければならないので、ママはなかなかまとまった睡眠時間を確保できないですよね。
また、「3時間ごとの授乳」とはいえ、赤ちゃんが必ず3時間まとめて寝てくれるわけではなく、時には1時間や2時間ごとにおっぱいやミルクを欲しがることもあります。
授乳が終わり、哺乳瓶の洗浄や消毒をしていると、あっという間に次の授乳の時間が来てしまった経験があるママは多いはず。
小刻みになってしまう睡眠時間も、ママにとってはつらいですよね。
まとめて5時間眠るのと、細切れで合計7時間眠るのとでは、起きた後の頭のすっきりさが断然異なります。
ただ単に睡眠時間そのものが足りていないというだけでなく、睡眠の質が良くない新生児期が寝不足のピークだったと感じる理由の一つかもしれません。
【寝不足のピーク②生後1ヶ月~4ヶ月頃】
比較的よく眠っていてくれた新生児期に比べて、生後1ヶ月~4ヶ月ぐらいの低月齢の時期に寝不足のピークを感じるママもいます。
赤ちゃんが成長してくると、だんだんと起きていられる時間が長くなるため、今までは赤ちゃんと一緒にお昼寝ができていたママも、それが難しくなってきます。
昼夜の区別もついてきますが、まだまだ夜間の授乳も数回あるため、新生児期とあまり変わらなかったと感じるママも多いようです。
【寝不足のピーク③生後7ヶ月~1歳頃】
生後7ヶ月ごろから、夜泣きが始まる赤ちゃんもいます。
夜泣きは、何をしても泣き止まない赤ちゃんも多く、ママは寝不足に加えて、近所の目や泣き声をずっと聞いていることに対するストレスがピークになることもあります。
あまりにも泣きやまないため、赤ちゃんを車に乗せて、夜間ドライブをする…というママの声もありました。
不思議と車ではしっかりと寝てくれる赤ちゃんは多いようですが、ママが寝不足の状態で車を運転するのは危険も伴うため、あまりおすすめできるものではありません。
【寝不足のピーク④ママの職場復帰直後】
意外と多いのが、ママが職場に復帰したり、新たに仕事を始めた直後が寝不足のピークだったという意見です。
職場復帰直後は、慣れない仕事と育児、そして家事をこなさなければならずに大忙し。
仕事を終え、子どもを保育へ迎えに行き、家事をこなして寝かしつけて、子どもが寝たら残りの家事をして…気づいたころには深夜になっていたというママも多くいます。
ママの睡眠時間確保のコツ
【①家事は手を抜く】
1番の方法は、家事は手を抜けるところは徹底的に手を抜くということです。
部屋が多少散らかっていても病気にはならないし、食事はレトルト食品や冷凍食品に頼っても問題ありません。
洗濯物はハンガーを多めに用意して、取り込んだ後そのままクローゼットへかけるようにしたり、アイロン不要の服を購入するのも時短のテクニックです。
また、家計に余裕があればお掃除ロボットや食洗機などもフル活用して、いかに楽に早く家事を終えられるかを考えるようにしましょう。
今まで完璧に家事をこなしていたママは少し心苦しいかもしれませんが、そんな時期も振り返れば一瞬です。
家事の手を抜くことによってできた時間は、ママの睡眠時間やリフレッシュの時間に充ててくださいね。
【②パパに協力してもらう】
ママだけでなく、パパも赤ちゃんの親です。ママだけが負担を抱えるのではなく、パパにも協力してもらいましょう。
赤ちゃんのお世話は、母乳による授乳以外はパパでもできることだらけです。
パパの休みの前の日は寝かしつけを代わってもらったり、休みの日には家事や赤ちゃんの相手を代わってもらえるとママも少し休むことができますよね。
初めは慣れない手つで赤ちゃんのお世話をするパパを見ていて心配になるかもしれませんが、あまり口は出しすぎずに優しくアドバイスしてあげましょう。
まとめ
子育てをしていると、寝不足になってしまうのは仕方のないこととは言え、やはり体はつらくなってきますよね。
また、睡眠が足りていないと、ママの体の不調だけでなく、正常な判断ができなくなってしまったり、イライラしたりと心にも良い影響がありません。
無理をしすぎず、なるべく意識して睡眠時間を確保できるようにしましょうね。