働くママを支える作り置き
働くママにとって毎日の夕食作りは、悩みのタネではないでしょうか。
朝から家事に仕事に育児に忙しく、とにかく時間がない働くママは、毎日の献立を考えるのも大変。
疲れて帰った後、ぐずる赤ちゃんのお世話をしながらの夕食作りを、負担に感じるママも多いでしょう。
そこで働くママにおすすめしたいのが「作り置き」です。
休みの日や時間のある時に、まとめて料理を作って冷蔵・冷凍保存しておく作り置き。
その存在は知っていても「時間がかかりそう」「ハードルが高そう」と思っているママもいるかもしれませんね。
しかし作り置きは、働くママにとってたくさんのメリットがあるのです。
今回は、働くママの作り置きについてご紹介します。
作り置きのメリットやコツ、おすすめの作り置きメニューもご紹介するので、夕食作りに悩むママは、是非チェックしてみてください。
働くママの作り置きの4つのメリット
働くママにとって、作り置きのメリットとはなんでしょうか?
【平日の夕食作りが時短できる】
作り置きの最大のメリットは、毎日の夕食作りを時短できることです。
作り置きを活用すれば毎日メニューを考えたり、仕事後に買い物に行ったりすることもなく、帰宅後にレンジで温めるだけで、夕食が完成します。
余裕があれば味噌汁やスープなど、簡単な1品を加えても良いですよね。
夕食作りを時短できれば、ママは帰宅後少し余裕ができます。
自分の時間を作ったり、赤ちゃんとゆっくり過ごしたりできますよ。
【お弁当が素早く簡単に作れる】
毎朝早起きをして、パパや自分のお弁当を作っている働くママもいるでしょう。
朝からすべて手作りなんてできないけど、冷凍食品ばかりも気が引ける…。
そんな時に作り置きがあれば、おいしそうなお弁当があっという間に完成します。
その分朝も少しだけ、ゆっくりと寝られるかもしれません。
【節約になる】
作り置きには「節約ができる」というメリットがあります。
働くママの場合、毎日買い物に行くのは難しいため、まとめ買いをすることが多いのではないでしょうか。
安かったから、とつい食材を買いすぎてしまうと、使いきれなくて腐らせてしまう原因に。
作り置きだと、たくさん作るため食材が傷む前に調理でき、無駄になりません。
また一気にまとめて調理すれば、光熱費の節約になるのも嬉しいポイントです。
【遅く帰った忙しい日も手料理が食べられる】
仕事が長引いて帰宅が遅くなった日は、ついレトルトやお惣菜に頼ってしまいますよね。
レトルトやお惣菜の活用は、働くママの時短術の1つであり、うまく取り入れたいもの。
しかし続くと飽きてしまったり、野菜の少なさや栄養面が気になったりもするでしょう。
作り置きがあれば、どんなに遅くなってもすぐに手料理を出せます。
レトルトやお惣菜のプラス1品としても出せるので、忙しくてもバランスの良い食生活が維持できますよ。
働くママの作り置きのコツ
働くママにおすすめの作り置きですが、気になるのが衛生面ではないでしょうか。
食中毒の原因となる菌は、温度・水分・栄養分の3つが最適な状況になると、一気に増殖します。
そのためこの3つの条件を、コントロールするのが大切です。
・防腐・静菌効果が期待できるお酢を使う
・冷蔵庫で保存する際は、清潔な容器に入れ完全に冷めてから
・取り分けは清潔な箸やスプーンで端から取り、残ったものは触らない
・冷蔵庫保存の料理は1~3日以内に食べきる
・常温に長く置かず、温度変化を避ける
など、少し注意をすれば作り置きを長持ちさせ、菌の繁殖を抑えられます。
1食ずつ小分けに保存したり、食べる前にレンジなどで再加熱したりといった工夫も良いでしょう。
便利な作り置きですが、安全には十分配慮したいですよね。
働くママにおすすめの作り置き
働くママにおすすめの作り置きをご紹介します。
凝った料理でなく簡単な下ごしらえだけでも、帰宅後は気が楽になりとても便利ですよ。
【煮込み料理】
カレーやシチュー、肉じゃがなどの煮込み料理は、具材が柔らかいため、赤ちゃんにも取り分けやすい料理です。
味つけの濃さが気になる場合、野菜が柔らかくなった段階で、分けて味付けすると良いでしょう。
【煮物】
ひじきや切り干し大根、かぼちゃといった優しい甘さの煮物も、赤ちゃんや子どもが大好きな味。
栄養も豊富で、是非作り置きしておきたい1品です。
こちらも一旦薄めに味を付けて分け、大人用は再度味付けしなおすと良いですよ。
【酢の物やマリネ】
お酢を使った料理は傷みにくく、作り置きに最適です。
疲労回復効果があり体にも良いと言われるお酢は、積極的に摂りたいですよね。
【下味冷凍】
お肉やお魚に下味をつけて冷凍しておくのも、働くママにおすすめの工夫の1つ。
解凍しておけば、帰ったら焼くだけでメインディッシュが完成です。
まとめ
忙しい毎日の中で帰宅後の夕食作りは、働くママにとって負担になりがち。
そうは言っても家族には、できるだけ栄養たっぷりの食事を食べてもらいたいですよね。
作り置きをしておけば帰宅後に温めるだけで、手作りの料理が出せます。
家事の時短だけでなく、ママの心と体にも余裕ができますよ。
時間に追われる忙しいママこそ、試してみてはいかがでしょうか。