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0歳児の保育園はいつから通うか悩む
産後、早い段階から仕事復帰を考えているママは、赤ちゃんが0歳から保育園を利用したいと考えている方もいるかと思います。
あまりに小さいうちから保育園に入ってしまうのは、少し寂しい気持ちが沸いてくるかもしれませんね。
しかし、0歳児の赤ちゃんが保育園に入園することには、多くのメリットもあります。
もちろん、気になるデメリットもいくつか挙げられます。
それらも含めて、いつから入園するのかを検討していきましょう。
保育園はいつから入園できる?
保育園は0歳児から入園できますが、正確には生後57日(生後2ヶ月)以上から入園が可能になります。
さらに、生後何ヶ月ごろから利用できるのかは、各保育園によって異なっています。
生後2ヶ月から利用できる園もありますが、中には生後6ヶ月以降や12ヶ月からと定めている保育園もあるため、その点も確認しながら保育園を探していきましょう。
生後2ヶ月~保育園に通うメリット
赤ちゃんは、まだまだ1日の多くを眠って過ごす時期。
保育園に通うには早い気もしますが、この時期から利用するメリットは多くあります。
【入園しやすい】
前年度の0歳児の赤ちゃんが進級しているため、0歳児クラスは比較的空きが多く、入園しやすい傾向があります。
1歳児クラス以上になると在園児が多く空きが少なくなるため、入園しにくくなってしまいます。
【園に慣れやすい】
この時期は、赤ちゃんの人見知りがまだ始まっていません。
そのため、保育園を嫌がって泣くようなことがなく、園の生活に慣れるのが早いというメリットがあります。
【ママの仕事の復帰が早い】
ママも仕事への復帰が早くなるため、仕事への影響が少なくて済み、キャリアを積みやすくなります。
また、普通であればこの時期はママが自分一人の時間を作りにくいのですが、保育園を利用している間は仕事とはいえ、1人の時間を多少は持てるというメリットもあります。
【園に相談できる】
初めての赤ちゃんの育児では、ママも分からないことだらけかと思います。
保育園を利用していれば、保育園でも赤ちゃんの成長や様子を一緒に把握し見守ってくれます。
赤ちゃんの情報を共有しつつ気になることや分からないことがあれば、いつでも相談に乗ってもらうことができますよ。
たくさんの赤ちゃんを保育しているスペシャリストが身近にいてくれることは、1人で育児をしていくよりもかなり心強いのではないでしょうか。
生後2ヶ月~保育園に通うデメリット
一方で、早くから保育園に入園することには気になるデメリットもあります。
【成長が見られない】
赤ちゃんはこれからが育ちざかり。
保育園にいる時間が長くなることで、ママは成長が見られない可能性が出てきます。
【体調を崩すことも】
保育園とは集団生活の場です。
赤ちゃんはママから免疫を貰っているとはいえ、どうしても流行性の病気はもらいやすくなってしまいます。
例えば、インフルエンザやRSウイルスなどは、赤ちゃんが感染すると重症化しやすい病気なので、注意が必要です。
生後6ヶ月~保育園に通うメリット
体つきもしっかりしてくる生後6ヶ月。
この時期から入園を受け付けている園もあり、以下のようなメリットが挙げられます。
【赤ちゃんの成長をある程度楽しめた時期】
これからも見逃したくない成長はあるものの、ある程度は赤ちゃんの成長を楽しめた時期。
そろそろ仕事に復帰したいと、この時期からの入園を検討してみるのもいいかと思います。
【様々な体験ができる】
少しずつ自我が芽生えてきています。
保育園では、赤ちゃんの月齢に合った体験ができるような遊び、活動、制作などを考えてくれるため、家ではできないような貴重な体験を、乳児期からたくさんすることができます。
お遊戯会などの行事もあるため、この時期にしか見られないようなかわいらしい姿を、ステージで見ることができますよ。
【生活リズムが整う】
睡眠や食事のリズムは、家にいながら整えようと思っても難しいものです。
保育園は集団生活の場ですので、赤ちゃん1人1人に合わせつつも、ある程度は活動の時間が決まっています。
そのため、生活リズムが整いやすいというメリットが挙げられます。
生後6ヶ月~保育園に通うデメリット
一方で、この時期から入園するには以下のようなデメリットもあります。
【慣れるまでが大変】
赤ちゃんに自我が芽生えている分、環境の変化に慣れなかったり、人見知りが始まっていて保育園に行くと泣いてしまう赤ちゃんも。
哺乳瓶を使っていなかった子は、ミルクに慣れるのも大変です。
この時期以降の入園は、慣れるまでにかなり時間がかかる赤ちゃんもいます。
【集団生活が大変】
保育園は集団生活の場です。
1人の赤ちゃんが泣いてしまうと、次々つられて赤ちゃんが泣きだすことも日常茶飯事。
睡眠を邪魔されてしまうこともあるでしょう。
また、もう少し成長してくると叩く、噛んでしまうなど、赤ちゃん同士のトラブルが見られることもあります。
ケガのないよう、園でもなるべく気を付けてはくれますが、集団生活では防ぎきるのが難しいこともあるため、ある程度は覚悟をしておきましょう。
まとめ
0歳児のうちでも、早く入るかある程度成長してから入園するかで、メリットやデメリットも異なってきます。
いるから入園するか、じっくり検討してみてくださいね。