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保育ママ制度とは?利用のメリットは?

保育ママ制度とは?利用のメリットは

保育ママ制度とは?

保育園やベビーシッターとは違う「保育ママ制度」。まだご存知ない方も多いのではないでしょうか? 
保育ママ制度の正式名称は「家庭的保育事業」と言い、2010年度の児童福祉法改正によって定められた事業のことです。

子育て世代が多く住む地域では、待機児童問題が未だ深刻な状況となっています。
働きたくても預け先がないというママにとっては、このような保育ママ制度は魅力的なサービスと言えるでしょう。

 

では、具体的にどのようなサービスが受けられるのか、保育ママ制度を利用するメリット・デメリットなどについて詳しくご紹介したいと思います。

 

保育ママ制度のサービス内容は?

保育ママ制度の具体的なサービス内容についてみていきましょう。

 

【主なサービス内容】
保育ママ制度の場合、ベビーシッターや保育園と異なり、基本的には保育者の自宅で子どもを預かるサービスですが、場合によっては保育場を借りてサービスを提供しているところもあるようです。

 

主に家庭的な環境のなかで、きめ細やかな保育を行うことを目指しているため、保育ママ1人に対して3人まで子どもを預かることができ、補助スタッフがいる場合は、最大5人まで預かることができます

 

保育時間は原則8時間で、預け先によっては延長可能な場合もあります。また、保育ママによっては土曜保育も行っている場合もあります。
事前に確認しておくと良いでしょう。

 

【サービスの利用条件】
保育ママを利用できる条件は以下の通りです。

 

①子どもが3歳未満であること
②保護者が実質5時間以上、週に4回就労していること(または傷病・就学などで保育ができない状況にあること)

保育ママ制度の利用方法は?

保育ママ制度を利用したい場合は、実施している自治体や保育ママの施設によっても異なるようです。

 

【保育ママ制度の利用申し込みは?】
基本的には、各自治体の保育課や子育て支援課などに問い合わせをしますが、場合によっては保育ママに直接空きを確認したり、直接面接をして申し込むケースもあるようです。
自治体へ申し込みをする場合は、認可保育園のように利用締め切り日なども設けていることがあるため、希望する場合は、事前にお住いの窓口で確認してみましょう

 

【保育ママの利用料金は?】
これも自治体によって様々です。
事前にどのような料金設定になっているか、確認すると安心ですね。

 

保育ママによっては、食事代やおやつ代が保育料とは別に設定されている場合があります。こちらについても事前に確認し、トラブルのないようにしましょう。

 

保育ママを利用するメリット

では実際に保育ママを利用するメリットについてご紹介します。

 

【①アットホームな保育が受けられる】
保育ママは少人数制のため、きめ細やかな保育が受けられます。
家庭と同じような環境で、成長や発達具合に合わせて生活リズムを整えながら、他のお友達とも兄弟のように過ごすことができるのが最大のメリットです。

 

【②風邪や病気をもらいにくい】
保育ママは少人数なため、保育園でよくある「お友達から病気をもらってくる」という悩みが少なくなります。
ママにとっては、しょっちゅう子どもの熱で仕事を休まなければならないというストレスもないので、安心して働きに出ることができますね。

 

【③保護者と保育者の距離が近い】
これもアットホームな保育ママならではですが、日ごろの子どもの変化や成長を細かく教えてもらうことができます。
時には、子育ての相談にのってもらうこともあるでしょう。信頼できる保育ママに出会えるといいですね。

 

保育ママを利用するデメリット

保育ママを利用するデメリットは以下の通りです。

 

【①保育ママと相性が合わないこともある】
保育ママになる人の条件は、自治体によっても様々です。
基本的には、保育士や助産師、看護師、幼稚園教諭などの資格保有者であることが多いようですが、自治体が定める研修に参加し、認定を受ければ資格がなくても保育ママになることもできます。
そのため、保育ママによっては、保育者としての質や力量を問われることもあるでしょう。

 

また、保護者や子どもとの相性も大きく影響してきます。
保育園のように、先生が複数いれば相談することもできますが、保育ママ1人だけだと、逃げ場がないため、わが子を預けているママとしては不安なことも多くなります。

 

【②保育者が病気の時の対応が難しいこともある】
保育ママが1人の場合、急な病気で子どもを預かれないというケースもあるようです。

 

自治体によっては連携した保育園が代わりに預かってくれることもあるようですが、代替保育をママ自身が探さないといけないケースもあり、無理な場合は、子どもの預け先がなく、仕事を休まなければならなくなることも。

 

保育ママの病気で保育ができない場合、代替保育の対応がどのようになっているのか、事前に確認してから入所するようにしましょう。

 

まとめ

これからは、どんどん共働き夫婦が増えていくため、このような保育ママ制度は、待機児童問題を抱える自治体において非常に有効な制度となりそうです。

 

しかし実際には、保育ママ制度の質やサービス内容に違いがあることもあり、保育園選びと同様に、事前のリサーチはしっかりする必要があると言えるでしょう。
今回ご紹介した保育ママ制度のメリット・デメリットを参考に、わが子に合った保育ママを見つけてみてくださいね。

この記事を書いたライター

月子
月子

親の病を機に九州へ舞い戻る一児のママライター。 おかしな方言の使い方をする子どもに笑い、癒されながら、バタバタ過ごす毎日です。 趣味は料理とベランダ菜園。育てたものはおいしく食べています! 心がほっとするような、楽しく役立つ情報をたくさんお届けしていきたいです。

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