https://www.babys-care.net/life/

保育園を休ませる基準は?

保育園を休ませる基準って?

赤ちゃんを保育園に預けている方にとって避けられないのが、赤ちゃんの体調不良でのお休み。

できるだけ仕事が休めないため保育園へ行ってもらいたいという思いはあっても、やはり赤ちゃんの体調が悪いと保育園を休ませなければいけません。

 

そして、その休ませる基準で悩むママも少なくないでしょう。

熱などは37.5℃以上などと明確な基準はある園も多いですが、それ以外の症状の場合はどうでしょうか。

鼻水だけなら登園可能?

咳をたまにするくらいなら大丈夫?

など、微妙なラインだと、休んだ方がいいのか、大丈夫なのか悩んでしまいますよね。

 

今回はそんな保育園を休ませる基準について、一緒に考えてみましょう。

 

休ませる基準は保育園によっても異なる

休ませる基準は、保育園やこども園独自に決めている園もあります。

特に新型コロナウィルスが流行してからは、家族の体調不良やPCR検査を受けた時点で登園自粛など、赤ちゃんの症状とは関係なく休む基準となっている園もあるでしょう。

 

また、病気ではなくとも、ママパパどちらかの仕事がお休みの時には、赤ちゃんは休ませるようにするといったルールを設けている園も。

 

まずは、その園の基準(公立園の場合は自治体の基準)で休む休まないを判断するようにして下さい。

その上で、どちらか悩む場合は、以下の症状別の基準を参考にしてみましょう。

 

≪症状別≫保育園を休ませる基準

赤ちゃんが明らかに体調不良であるときには休ませますが、症状はあるけれど元気である、治りかけだという場合には判断に迷いますよね。

赤ちゃん自身の体調が悪化、再発の心配がなくなるまで、他の子に感染しないようになるまで休むのが基本です。

それを踏まえて、症状別に基準となることの多い症状をまとめたので、参考にしてみてください。

 

【発熱時】

赤ちゃんがいつもの平熱よりも熱が高い時、一般的に37.5℃以上発熱があると休むように言われることがあります。

しかし、赤ちゃんの体温はもともと高いため、これ以上になることもあるでしょう。

そのため、体温の推移に注目します。

半日以上ずっと37.5℃以上あったり、38℃に近い熱が出ている場合は休ませるようにしましょう。

 

保育園でも37.5℃以上あると、お迎え要請があります。

37.5℃前後をうろうろとしている微熱状態であれば、大事をとって休ませた方が、症状の悪化や長引くことを避けられるかもしれません。

 

 

【鼻水が出る時】

熱はなくても、風邪をひくと鼻水が長引く子もいます。

鼻水が透明だったり、黄色がかった色だったりする場合は、鼻水の症状が軽快していることが多いため、他に風邪の症状等がなければ登園しても構いません。

ただし、鼻水が緑色やオレンジ色をしている場合は、ウィルスや細菌が入り込んでいる状態だと考えられます。

発熱などがない場合でも、耳鼻科を受診し、園は休んで様子を見るといいでしょう。

 

 

【咳が出る時】

咳もその種類によって見分けるようにしましょう。

乾いた咳の場合は、軽い風邪が原因であったり、乾燥が原因だったりします。

他に症状がなく、夜も寝られている、食欲もある場合には休ませる必要はありません。

 

しかし、湿った咳の場合は、炎症が強くなっていたり、痰が絡みやすい状態になっていたりすることが考えられます。

その場合は咳をするだけでもしんどく、体力消耗につながるので、小児科や耳鼻咽喉科を受診し、休んで様子を見るようにしましょう。

また、呼吸がいつもと違う、ゼーゼーという咳をしている場合は緊急外来を受診してください。

 

 

【下痢をしている時】

下痢は感染症が原因であることも多いため、他に症状がないか観察しながら、続くようなら受診し、園はお休みしましょう。

お腹が痛く、機嫌が悪いこともあります。

消化によいものを食べさせてあげるためにも、お家で様子を見ましょう。

食欲があり、1日5回以下程度の排便に減ったら、登園しても構いません。

 

 

【嘔吐している時】

嘔吐も感染症が原因である場合がありますし、嘔吐するだけで体力も消耗するので、園はお休みさせた方がいいでしょう。

ただし、食べ過ぎや飲み過ぎが原因で嘔吐することもあります。

嘔吐した後の赤ちゃんの様子がいつもと変わらなかったり、直前に食べたものの量などを確認して、食べ過ぎが原因だとはっきりすれば、登園しても構いません。

登園時に先生へ念のため、嘔吐時の状況は伝えておくといいでしょう。

 

 

【発疹がある時】

発疹は水疱瘡などの感染症が疑われる場合は、休まなければいけません。

ただし、あせも、虫刺されなどの他の子への感染がないものに関しては、登園に問題ありません。

普段から肌の様子も確認しながら判断してみてください。

 

まとめ

赤ちゃんの保育園を休ませるのか、休ませないのかの基準には悩むことがあると思います。

園独自のルールが設けられている場合もあり、園によって基準が少し異なるかもしれません。

まずは園のルールをしっかり把握しておきましょう。

 

また、赤ちゃんに症状があるときには基本は無理させないことを心がけましょう。

無理をさせると体調が悪化しやすいですし、なかなか回復しません。

他の子へうつしてしまう可能性もあるので、しっかりと回復するまで休ませる選択をとるのがいいでしょう。

この記事を書いたライター

おかだ うみ
おかだ うみ

2人の男の子を育児中のママライター。うどん県出身、お蕎麦の美味しい北陸在住。趣味はカフェ巡り、キャンプ、音楽鑑賞。子どもたちとの些細なできごとを100%楽しめるような毎日にしたい!と日々模索中。その中で学んださまざまな情報をお届けできたらと思っています。

赤ちゃん成長ナビとは?

赤ちゃん成長ナビの活用方法

赤ちゃん成長ナビの活用方法

赤ちゃん成長ナビでは、生後まもなくから1歳になるまでの赤ちゃんの月齢別成長度合いや育児のポイントについて紹介しています。
生まれたばかりの赤ちゃんがいる新米ママはもちろん、もうすぐで赤ちゃんが生まれてくるプレママや将来的に赤ちゃんが欲しいと考えている方に、妊娠・出産・子育てに関する情報をお届けすることで、安心して赤ちゃんと向き合えるお手伝いをしたいと考えています。

[適用テンプレートファイル名]single.php