保育園での英語学習について知りたい
社会全体がグローバル化してきている現代では、英語力が重要視されています。
これからの時代に、英語は不可欠ともいえるでしょう。
我が子にも、幼いころから英語学習に取り組んで欲しいと考えている方は、多くいるのではないでしょうか。
保育園でも英語を取り入れているという所が多くなってきており、力を入れているという現状が伺えます。
気になるのは、保育園での英語学習ではどの程度の英語力が身に付くかということです。
本格的に英語を習得して欲しいと考えているのでしたら、保育園選びの段階から重要になってきています。
保育園での英語学習のカリキュラムや現状について、詳しくみていきましょう。
保育園での英語学習のカリキュラム
英語学習の頻度は、保育園によって大きく異なります。
また、赤ちゃんのうちから参加している保育園もありますが、集団活動ができるようになる3歳児クラスから英語を取り入れているという園もあります。
保育園によって差があるものの、以下のようなカリキュラムを通して子ども達に英語に触れる機会を設け、楽しく習得できるようにレッスンを行っています。
【歌や手遊び】
リズムに合わせて楽しく英語に触れます。
動きと一緒に英語の発音を耳にするので、親しみやすく覚えやすい内容となっています。
【絵本】
絵と一緒に英語のお話を聞くことで、イメージが沸きやすくなります。
異文化に触れ、英語に興味を持つようになります。
【ゲーム】
ルールのあるゲームやカードを使いながら、友達と一緒にゲームを楽しみます。
子ども達が特に大好きな活動です。
ゲームの中で英語を使うことで、楽しく自然に英語を発音しながら習得していきます。
保育園での英語学習はどの程度?
最近は多くの保育園で多くの園で、保育の中に部分的に取り入れるようになってきています。
外部から英語の講師を呼んだり、自治体や保育園の法人によってはネイティブな外人の英語講師にお願いしたりしていることもるようです。
保育園で英語に触れるメリットは、歌やゲーム、絵本を通じて英語に楽しく抵抗なく触れ、異文化に興味を持つきっかけになること。
就学前に英語に興味を持つことで、小学校で英語の授業が始まった時にも抵抗なく学べるほどには、英語という文化に触れられることでしょう。
ただし、まだまだ保育園の数に比べて幼児向けの講師は少ないうえ、認可保育園で設けられる予算には限りがあると考えられます。
また、英語ばかりに時間はかけていられないため、英語に取り組める時間も短くなってしまいます。
よほど本格的に英語教育を掲げている保育園である場合を除いては、しっかりとした英語の習得には程遠いのが現状かもしれません。
特に英語に力を入れている保育園を選びたい
園でただ楽しく英語を学ぶだけでなく、英語学習に力を入れたいと考え、本格的に英語教育を掲げている保育園を選ぶ方もいるでしょう。
以下のような園では、日常的に英語に触れる機会があり、お子さんの英語力を育てる環境としては最適です。
【プリスクール】
英語を使って未就学児の保育を行う施設です。
認可外保育園であることが多いようです。
保育園のように一部だけ英語を取り入れるのではなく、英語を主としたコミュニケーションの手段として生活を送ります。
そのため、日常的に英語でコミュニケーションが取れるレベルにまで習得してほしい、子どもをバイリンガルに育てたいという方におすすめです。
【インターナショナルスクール幼稚部】
主日本に在住する外国から移住してきた子どもたちのための園です。
ただし日本人の子どもも入学可能のスクールも近年増えてきています。
施設によって多少異なりますが、スクール内での標準語を「英語」としていることが多いようです。
小学校から高校までも併設しているスクールもあり、幼稚部卒園後はそのままインターナショナルスクール小学部へ通う子も。
通う子どももインターナショナルで、外国籍の子も多く、小さい頃から多様な文化の中で過ごさせたいと考える家庭のお子さんにおすすめです。
保育内容の形態ですが、保育士の資格を持っている職員の他にも、スクールマネージャーやネイティブ講師として配置される職員もいます。
まとめ
近年は英語教育に力を入れている保育園も多く、小さいころから英語に触れる教育が重要視されてきています。
小学校から本格的な英語の授業も始まったことから、少しでも英語を習得させたいと考えるパパママもいるでしょう。
しかし、一般的な保育園で行う英語教育には限界があるのが現状です。
もし、英語を幼少期から本格的に取り入れたいと考えているのであれば、プリスクールやインターナショナルスクールも選択肢に入れるといいですね。
お住いの地域によっては、英語に力を入れている施設に通園するのが難しいということもあるかもしれません。
その場合は、英会話教室に通ったり、オンラインで学習したりなどを選択する方もいるようです。
家庭の状況や考え方に合った英語を学ぶ方法が見つけられるといいですね。