働くママのワンオペ育児は両立可能?
働きながら子育てするというだけでも大変ですが、パパが深夜まで働いている、夜勤のある仕事、単身赴任など、様々な状況でワンオペ育児になっているというママもいますよね。
特に子どもが小さいうちはお世話に追われる毎日。
そんな中、働きながら、しかもワンオペで育児することは、そう簡単なことではありません。
それでも何とか仕事も育児も両立させなければいけない状況にある場合、どのように乗り切ればいいでしょうか。
働くママのワンオペを乗り切るポイント
働くママがワンオペ育児をする上でのポイントを5つまとめました。
【ポイント①完璧は目指さない】
完璧を目指さないこと。
これは働くママでなくても、ワンオペ育児中でなくても、全ての育児中のママにも言えることですが、完璧を目指していてはキリがありません。
もちろん、きれいな部屋を保つこと、おいしい手作り料理を作ること、子どもにはいつも笑顔で接すること…など、できたら最高ですが、全てを完璧にこなすことはどんな超人ママでも難しいことです。
特に育児には完璧なゴール、明確なゴールというものがありません。
理想の育児、生活を目指すのもいいですが、優先順位を付けて、完璧ではなくても毎日を楽しい、幸せだと思える生活はどんなものであるか考えてみましょう。
子どももママも健康に過ごすこと。
大変で辛いこともあったけれど、毎晩子どもの寝顔に癒されること。
休日に子どもと笑いながら過ごすこと。
時間は有限ですし、ワンオペ育児中なら、やらなければいけないことをこなすのに精一杯になってしまいますよね。
でも、その毎日の中にもこのような幸せはあるはずなので、それを優先しましょう。
これよりも上のステップや完璧を目指すのは、今の幸せを十分味わい、余裕ができてからでいいと考えてみませんか。
【ポイント②周り・育児サービスを頼る】
ワンオペ中のママの中には、家事も育児も、仕事もと、何でもかんでも自分ひとりで頑張ろう、こなそうと思ってしまう方もいます。
本来であれば家事や育児はパパと一緒に協力しながら行うものですが、それに頼れないのであれば、全てひとりで抱え込んでしまう…
そんな状態が続くと、ママが倒れてしまうことも…
もし周りに親戚や親しい友人など頼れる人がいるのであれば、思い切って頼ってみましょう。
頼ることは恥ずかしい、厚かましいことではありません。
状況を理解してもらい、助けてもらったお礼に、いつかママに余裕ができたときに少しずつお返しをしていきましょう。
むしろ今よりも良い関係を築いていけるかもしれません。
また、最近は多くの地域で育児サービスも充実してきています。
自治体が主体となったサービスでは利用料金も高くなく、また補助などがある場合も。
これらのサービスを賢く、上手に使いながら、自分ひとりで抱え込み過ぎず、ワンオペを乗り切りましょう。
【ポイント③人と比べない】
仕事と育児の両立が、ワンオペでもできる人も中にはいますが、気力も体力も人それぞれ。
あの人ができたのなら私も…と思わず、自分は自分である、ということを忘れないようにしましょう。
人と比べず、自分ができる範囲で行い、無理なら誰かを頼る、仕事を調整してもらい、助けてもらう。
それは恥ずかしいことではなく、自分らしい生活をする上で大切なことです。
また、周りからそのことでとやかく言われても、気にしないこと。
頑張っていることを分かってくれている人は必ずいますし、何より自分で自分の頑張りを褒めてあげてください。
【ポイント④時短家電・時短料理はワンオペの味方】
食器洗い機、ロボット掃除機、乾燥機は今や働くママにとっての三種の神器と呼ばれる家電ですね。
これに加え、最近ではスマート家電をうまく利用して家事をこなしたり、宅配キット、電子圧力鍋などを活用して時短料理を作っている方も。
【ポイント⑤気持ちを誰かに話す】
また、働きながらワンオペ育児をしていると、体力だけでなく、精神的なストレスをいつの間にか貯めてしまっていることもあります。
普段は時間に追われて忙しいから気付かなくても、ふとした瞬間に疲れがどっと出ることも。
辛い、疲れた、しんどいなどの感情面のストレスは、人に話すことで楽になることがあります。
素直な気持ちを話すことは悪いことではありません。
パパや親しい友人、またはSNSなどで吐き出し、感情自体も一人で抱え込まないようにしていくのがおすすめです。
まとめ
現代では「孤育て」という言葉もあるように、誰にも頼ることができず、ワンオペながらもママひとりで全ての育児や家事をこなし、頑張っているママもたくさんいます。
しかし、「孤育て」には限界が来ることもあります。
特に働くママでワンオペ育児中の方は、やるべきことだけに時間がとられてしまうことが多く、自分の時間が持てなかったり、子どもとの毎日を楽しむ余裕さえない事態に陥ることも。
ママ自身が健康でいるために、また子どもとの毎日を楽しむためにも思い切って頼れる人、サービスは頼り、無理をしないことを意識して過ごしていけるといいですね。